古舘春一先生が全45巻に渡って物語を展開した『ハイキュー!!』という漫画をご存知だろうか。

私がこの漫画に出会ったのは単行本が22巻まで発刊されている頃だった。連載開始当初から妹からずっと勧められていたが、なかなか手は進まず。この時手を伸ばしたのも友人に「絶対好きだから!!!研磨推しになると思う!」と迫られたからだった。当時迫ってくれた友人、ありがとう。あなたのおかげで今日も元気に研磨ちゃんのオタクをしています。


…話が逸れたが、そんなハイキュー!!のお話を今回はしていきたい。


ハイキュー!!の舞台は『落ちた古豪、飛べない烏』と揶揄された、宮城県にある烏野高校のバレーボール部である。

主人公の日向翔陽は162.8cm(烏野高校入学当初)と小柄であったが、春高バレーに宮城県代表として出場していた小さな巨人に憧れ、バレーボールを始めた。

…話せば長くなるのでまたの機会にと思うが、物語の大まかをいうと、『中学時代、環境に恵まれなかった日向翔陽と影山飛雄がともに切磋琢磨していき、バレーボールの高みを目指していく物語』と言えるのではないかと思う。


ハイキュー!!に出てくる高校は多数あるが、宮城県では影山飛雄と関わりの深い青葉城西高校、強豪白鳥沢学園。東京では因縁のライバル音駒(ネコマ)高校、その繋がりで縁のできた梟谷学園。春高バレー(日向翔陽1年生時)では稲荷崎高校、鴎台高校が主要的な高校の代表として挙げられるだろう。


読み始めた私はまず影山飛雄に心を奪われる。僕のヒーローアカデミアでも言えることだが、まずは顔の整ったイケメンかつ能ありに惹かれる傾向なのだと思うと単細胞極まりないと思う。ははは。


物語を読み進めていくと、因縁のライバル音駒高校が登場した。そして永遠の推しができる。そう。

孤爪研磨である。友人の見解は間違いなかった。好みでしかなかった。あのボブヘアかつプリン頭、猫顔、無気力なのに頭脳派。好きなものは好き、目立つことは嫌いで根性論も嫌いだけどやることはしっかりやる性格。

日向翔陽との出会いの場面で一目惚れして以降、ずっと変わらず推しでいるのですごいと思う。…あるあるだと思うが物語が進んでいく中で推し変とかザラだったのでね…。私にとって孤爪研磨という存在は唯一無二なのである。


そんなハイキュー!!の山場。ゴミ捨て場の決戦がアニメではなく、映画で我々オタクに公開することが決まり、はや数年。2/16にやっと映画が公開された。オタクとしては待ちすぎたよと言う感情だった。


そもそもなぜゴミ捨て場の決戦と呼ばれているのか。それは烏野高校と音駒高校。高校名に入っているカラスとネコという動物から、ゴミ捨て場をあさるもの同士ということに由来する。

この因縁は烏野高校の監督をしていた烏養一繋と今もなお音駒高校の監督を務める猫又育史の学生時代から始まったものであったが、現役の彼らにも彼らなりの因縁があり、練習試合を重ねともに切磋琢磨した仲であるが「もう一回のない試合(公式試合)」をしようと約束。それを叶えたのが春高バレーだったのだ。


映画が公開された2/16。私は妹と一緒にレイトショーで見に行った。パンフレットを買って、腹ごしらえしていざゴミ捨て場の決戦へ。入場者特典の33.5巻も無事GETし、いざ着席。


…結果論、ほぼ泣いていた。試合風景はところどころカットされていて物足りなさも感じていたが、互いが互いの師であることを全面に表していてとても良かった。「喰い散らかすぞ!」はまじで鳥肌ものなので、ぜひ劇場で観ていただきたい。(文字面弱すぎ)


映画公開前日にYouTubeで公開された日向翔陽役村瀬歩さんからの話で推しである孤爪研磨(CV.梶裕貴さん)が主人公であることはわかっていた。それでも孤爪研磨推しとして、「こんなに研磨ちゃんメインでいいの?!?!合掌🙏」となるレベルで研磨ちゃんにフューチャーされていてより泣いた。


そして私は梶裕貴さんに一生足を向けて寝られない。

「面白いままでいてね」も「たーのしぃ」も「バカ!まだボール落ちてない!」もそのほかも最強に良かった!!もう語彙力足りないし、文章で表せないからぜひ劇場で観て欲しい!(2回目)それに円盤出たら絶対に買います。特装版作ってください。


それに漫画では描かれていなかった研磨ちゃんの寝起き(髪の毛ボサボサ)もあって、心臓鷲掴みにされた。オタクってちょろいね。



この表情が好きすぎるんだけど、日向翔陽の羽をもいでもいで。鳥籠に閉じ込めて籠を持ってる研磨ちゃんが好きすぎた。あれ、公式から流してくれないかな…。絵面もいいし、研磨ちゃんが猫すぎてかわいいし…これぞ真骨頂って感じだったんだよな…。…映画館行きます。


入場者特典も1弾から5段まで用意されており、しれっとGWまでは確実にロングランすることが決定されている。ということは。私はGWまで心の拠り所があるということが確約されているのだ。無敵か??すでに2回ゴミ捨て(=2回観た)をしているが、最終的には何回ゴミ捨てをするのか。乞うご期待。


さて、映画公開に伴ってハイキュー新聞やらハイキューマガジンやらをここぞとばかりに用意してくれた集英社ありがとう。おかげで私は呼吸ができています。

欲を言うならCEO孤爪研磨のアクスタ作ってくれませんか?複数買いしますので…。

…オタクの余談で話は逸れたが、私が言いたいのは「ハイキュー!!最高」「研磨ちゃん永遠に好き」。そして。

ゴミ捨て場の決戦、皆観て!である。

できればアニメだけでも履修してからいくことを全力でおすすめする。なお、vs白鳥沢まで(season3)までをまとめて履修するとより沼るよと言っておきたい。



…孤爪研磨オタクの戯言にお付き合いいただきありがとうございました。

ではまた。