金運アップにはお稲荷さん!でも苦手なあなたへ(1)

でご紹介したとおり、お稲荷さんは生活を豊かにしてくれる神様。

100万円くらいまでの収入が最もお得意分野です。

わたし自身の話ですが、はじめて訪れた地でご挨拶のためお稲荷さんに1万円を奉納したところ、わずか数時間後に4倍になって返ってきたことがあります。

すぐに結果が出るのも、お稲荷さんの特徴のひとつです。

でも「お稲荷さんがこわい!」という方も多いのです。



ちなみに、お稲荷さんの狐は稲荷神そのものだという誤解が一部の人にもたれていますが、ご祭神は別にいらっしゃいます。

狐=お稲荷さんではありません。

稲荷神社の御祭神は

・食糧をつかさどり、稲の成育を守る神道の神さま、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)

・白狐に乗る天女の姿であわわされる、仏教のお稲荷さん、荼枳尼天(だきにてん)さん

の2柱に大きく分けられます。

一緒に祀られているわけではなく、どちらかの神様がご祭神で、たとえば

・伏見稲荷大社は、宇迦之御魂神

・豊川稲荷は、荼枳尼天

を祀っています。

宇迦之御魂神の「宇迦」とは食(うけ)の意味で、食べ物をあらわしています。

荼枳尼天さんは、もとは人の肉を食べる夜叉でしたが、仏道に帰依し福神へと変化しました。

宇迦之御魂神は、とっても平和な女神様ですが、荼枳尼天さんは元鬼女なので、もとはとっても怖いお方でした。

ただ、恐ろしい鬼だったからこそ、神様になったときにも、凄まじいパワーを持っていらっしゃいますし、いまは福神なので安心してお参りされて大丈夫です!

そして、お稲荷さんといえば「キツネさんが苦手・・・」という方もいらっしゃいます。

お稲荷さんの狐は、神様のご眷属です。

眷属とは、単なる神使ではなく、神様の一族のような資格を与えられている存在です。

(神様の世界で修業をしている感じです)

京都・伏見稲荷大社の狐

伊勢神宮の鶏

奈良・春日大社や茨城・鹿島神宮の鹿

滋賀・日吉大社の猿

秩父・三峯神社の狼

京都・護王神社の猪

奈良・大神(おおみわ)神社の蛇

和歌山・熊野三山の八咫烏

島根・出雲大社の鶺鴒(せきれい)、海蛇(龍蛇)

福岡・太宰府天満宮・天満宮・菅原神社、北野天満宮 牛

など、それぞれ固有の動物が神の使い(眷属)として尊ばれています。



狐さんが苦手、という方のなかには「狐さんの顔がこわい」という方もいます。

でも、実は狐さんの顔がこわいのは、あなたをにらんでいるわけではなく・・・

魔を祓ってくれているのです。

だから、凛々しいお顔なのです。

ちなみに、福岡の警固神社にある今益稲荷のお稲荷さんは、笑っています。



慈しみと心安まるお迎えをしてくださる、狐さんなのです。



おみくじはの狐さんもニコニコです。





と、いうわけで、狐さん方は、あなたをにらんでいるわけではございませんので、ご安心ください。



たくさんの狐さん方が、神社を護ってくれているのです。



とても有難いことだと思います!

お稲荷さんは、こわくありませんので安心してご参拝くださいね。

そして・・・

宇迦之御魂神も、荼枳尼天さんも、美しい女性の神様です。

お稲荷案へのお参りの際は、狐さん方だけではなく、宇迦之御魂神、荼枳尼天さんにきちんとご挨拶をしましょう。

あなたがもっと豊かになれるよう、お導きくださるはずです。

小さな開運行動を積み重ねるのも大切です!










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