昨日、「アバターと神話の力」を書いたとき、
インディアンとネイティブ・アメリカンのどちらの呼び方を使ったらいいか気になったので調べてみたところ、びっくりすることが分かりました。
私が勉強不足だったので知らなかったのですが、
+++ ++++ +++
ウィキペディアによれば、
ネイティブ・アメリカン(Native American ネイティヴ・アメリカン)とは、アメリカ合衆国の先住民族の総称である。
「アメリカインディアン」はこの呼称を公式に承認しておらず、彼ら自身は1977年にスイスの国連先住民会議に代表団を送り、満場一致で「我々の民族名はインディアンである」と公式に議決表明している。
~中略~
近年、日本のマスコミ・メディアにも見られる、故意に「インディアン」を「ネイティブ・アメリカン」、「アメリカ先住民」と言いかえる行為は、下項にあるように「インディアンという民族」を故意に無視する行いであり、民族浄化に加担している恐れがある。
この呼び替え自体はそもそも1960年代の公民権運動の高まりを受けて、アメリカ内務省の出先機関である「BIA(インディアン管理局)」が使い始めた用語で、インディアン側から出てきた用語ではない。
この単語は、インディアンのみならず、アラスカ先住民やハワイ先住民など、アメリカ国内の先住民すべてを指す意味があり、固有の民族名ではない。
~中略~
「ネイティブ・アメリカン」という用語に対し、「アメリカに最初にいた民族」としての「インディアン」の呼称に誇りをもつインディアンたちは、これを自称し、その名称を替える事自体がごまかしであり、差別的であるとしている。
+++ ++++ +++
と、ありました。
また>インディアンのところには、さらに激しい言葉で、
+++ ++++ +++
ラコタ・スー族の活動家、ラッセル・ミーンズ(Russell Means)は、「アメリカインディアンへの承諾なしに連邦政府がこの“ネイティブ・アメリカン”という用語を使用している」として批判しており、
「I Am An American Indian, Not a Native American!(私は“アメリカ・インディアン”だ。“ネイティブ・アメリカン”ではない!)」とし、
さらに「 I abhor the term 'Native American'.(私は“ネイティブ・アメリカン”という用語を憎悪している)」とし、
「“ネイティブ・アメリカン”」とは「合衆国すべての囚人としての先住民について説明するのに使用される、一般的な政府用語」であり、
また「私は“アメリカ・インディアン”という名称の起源を知っているので、 この用語のほうを好みます。“アメリカ・インディアン”は“アメリカ合衆国の民族”以前からいる、唯一の民族グループなのです。」とし、
「最終的に、私はだれであるかを、どんな政府にも定義させるつもりはありません。 加えて、西半球で生まれる人はだれでも“インディアン”なのです。」と述べている。
さらにミーンズはこの「アメリカインディアン→ネイティブアメリカン」への言い換えが白人主体で進められている現状について、
「我々がアメリカインディアンの歴史を教えようとしても、白人達が教育現場で我々の子供達に、“アメリカインディアンは20世紀中に絶滅してもう存在していない”と教え込んでいる。」と批判している。
+++ ++++ +++
と、ありました。
ウィキペディアに書かれていることは、間違いの時もあるそうですので、このままを信じることは気をつけた方がいいと思うのですが、「民族浄化」という意図が少しでも込められているとしたら恐ろしいことだと思いました。
これからは、「ネイティブ・アメリカン」という言葉は使わず、「インディアン」と、使うことにしようと思います。
心からの感謝を込めて
あなたの「開運」をお祈りいたします。
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インディアンとネイティブ・アメリカンのどちらの呼び方を使ったらいいか気になったので調べてみたところ、びっくりすることが分かりました。
私が勉強不足だったので知らなかったのですが、
+++ ++++ +++
ウィキペディアによれば、
ネイティブ・アメリカン(Native American ネイティヴ・アメリカン)とは、アメリカ合衆国の先住民族の総称である。
「アメリカインディアン」はこの呼称を公式に承認しておらず、彼ら自身は1977年にスイスの国連先住民会議に代表団を送り、満場一致で「我々の民族名はインディアンである」と公式に議決表明している。
~中略~
近年、日本のマスコミ・メディアにも見られる、故意に「インディアン」を「ネイティブ・アメリカン」、「アメリカ先住民」と言いかえる行為は、下項にあるように「インディアンという民族」を故意に無視する行いであり、民族浄化に加担している恐れがある。
この呼び替え自体はそもそも1960年代の公民権運動の高まりを受けて、アメリカ内務省の出先機関である「BIA(インディアン管理局)」が使い始めた用語で、インディアン側から出てきた用語ではない。
この単語は、インディアンのみならず、アラスカ先住民やハワイ先住民など、アメリカ国内の先住民すべてを指す意味があり、固有の民族名ではない。
~中略~
「ネイティブ・アメリカン」という用語に対し、「アメリカに最初にいた民族」としての「インディアン」の呼称に誇りをもつインディアンたちは、これを自称し、その名称を替える事自体がごまかしであり、差別的であるとしている。
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と、ありました。
また>インディアンのところには、さらに激しい言葉で、
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ラコタ・スー族の活動家、ラッセル・ミーンズ(Russell Means)は、「アメリカインディアンへの承諾なしに連邦政府がこの“ネイティブ・アメリカン”という用語を使用している」として批判しており、
「I Am An American Indian, Not a Native American!(私は“アメリカ・インディアン”だ。“ネイティブ・アメリカン”ではない!)」とし、
さらに「 I abhor the term 'Native American'.(私は“ネイティブ・アメリカン”という用語を憎悪している)」とし、
「“ネイティブ・アメリカン”」とは「合衆国すべての囚人としての先住民について説明するのに使用される、一般的な政府用語」であり、
また「私は“アメリカ・インディアン”という名称の起源を知っているので、 この用語のほうを好みます。“アメリカ・インディアン”は“アメリカ合衆国の民族”以前からいる、唯一の民族グループなのです。」とし、
「最終的に、私はだれであるかを、どんな政府にも定義させるつもりはありません。 加えて、西半球で生まれる人はだれでも“インディアン”なのです。」と述べている。
さらにミーンズはこの「アメリカインディアン→ネイティブアメリカン」への言い換えが白人主体で進められている現状について、
「我々がアメリカインディアンの歴史を教えようとしても、白人達が教育現場で我々の子供達に、“アメリカインディアンは20世紀中に絶滅してもう存在していない”と教え込んでいる。」と批判している。
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と、ありました。
ウィキペディアに書かれていることは、間違いの時もあるそうですので、このままを信じることは気をつけた方がいいと思うのですが、「民族浄化」という意図が少しでも込められているとしたら恐ろしいことだと思いました。
これからは、「ネイティブ・アメリカン」という言葉は使わず、「インディアン」と、使うことにしようと思います。
心からの感謝を込めて

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