突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。
耳鳴りの原因は様々です。ひとくちに耳鳴りと言っても、そこには命の危険がある耳鳴りも存在します。
耳鳴りには自覚的耳鳴りと他覚的耳鳴りがあり、ほとんどは患者さん本人の自覚症状である自覚的耳鳴りです。そして各種検査をしても「異常なし」と診断され、耳鼻科や心療内科をたらいまわしにされるのがオチでしょう。
しかし、耳鳴りに長期間苦しんでいる方は、必ず命の危険があるかないかを検査しておく必要があります。
例えば、耳の動脈瘤がある場合や、聴神経腫瘍、脳出血などによっても耳鳴りは出現しますが、これらは命の危険がある耳鳴りです。耳鼻科では患者さんの耳鳴りという訴えに対してまじめに対応してくれないこともあり、こうした命の危険性のある状態を見逃してしまうこともあるのです。
図引用 https://allabout.co.jp/gm/gc/457945/
耳鼻科などの検査で「異常なし」と診断された耳鳴りは、一応は深刻な構造的異常が起きているわけではないということになります。耳鼻科などの検査では異常なしだとしても、なにかの異常が起きているからこそ耳鳴りという不快な現象が出現していることになります。耳鼻科では、その原因を見つけることができないから、「異常なし」としているだけなのです。
では、検査で異常個所が発見できない耳鳴りは、どこにどんな異常が起きていると考えられるのか。
図引用 http://www.jibika.or.jp/citizens/hochouki/naiji.html
上図は音の聞こえる仕組みを示します。どんなに原因不明の耳鳴りであったとしても、耳鳴りという雑音が「聞こえる」ということは、上図のどこかになにかの異常が起きていることになるわけです。
耳鼻科で行う聴力検査(オージオグラム)では、原因不明の耳鳴りの起きている個所を特定することはできません。聴力低下がなければ「異常なし」「気のせい」「慣れるしかない」で終わってしまいます。
検査で異常個所が見つからないということは、構造的な異常ではない。つまり聴力の仕組みのどこかに機能的な異常が起きているということになります。
例えば、鼓膜の張力異常の場合。
図引用 https://medicalnote.jp/nj_articles/190305-001-IS
鼓膜を引っ張る鼓膜張筋の異常収縮によって、鼓膜の張力が高まりすぎると音が響きすぎ、キーン音などの高音の耳鳴りが出現しやすくなります。
耳鳴りで苦しむ方は長期的なストレスを抱えていることが多く、ストレスによる交感神経の過剰興奮によって鼓膜張筋が異常収縮する原因ともなります。
また、音を感じ取る有毛細胞の誤作動による耳鳴りの場合。
図引用 http://www.nanchou.jp/mottomotto.html
聴力低下がみられなければ、難聴とは診断されません。すると耳鼻科ではまともに相手にされないことも多いのですが、有毛細胞の誤作動によっても耳鳴りは出現します。有毛細胞のエネルギー源は酸素であり、酸素供給の低下から有毛細胞が誤作動をおこし、耳鳴りという雑音を発生させると考えます。
有毛細胞は担当する周波数が決まっており、例えば8000㎐を担当する有毛細胞が誤作動を起こすと、高音域の耳鳴りが出現します。キーンとかピーという表現が多いです。
上記内容は原因不明の耳鳴りのほんの一例です。こうした現象は耳鼻科の検査では「異常なし」とされるものですが、難聴専門の当院からすれば十分「異常あり」なわけで、ということはある程度は治療が可能であるということです。
一般的な西洋医学では異常個所を特定できないと治療ができない仕組みですから、原因不明=治療不可、治らない、ということになるわけです。
長期的な耳鳴りという雑音は脳に不快な記憶として蓄積され、なかなか治りづらいという点があります。しかし、耳鼻科で原因不明であったとしても、異常は必ずどこかにありますから、それを見つけ出して解決する。そういったことは「ある程度は可能」なのです。
当院は耳鼻科領域専門の鍼灸院として、耳鼻科での治療では改善しない耳鳴りや突発性難聴を専門的に治療しています。
院長ブログはこちらをクリック
https://ameblo.jp/sumiyoshi-oketsu/
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耳鳴りの原因は様々です。ひとくちに耳鳴りと言っても、そこには命の危険がある耳鳴りも存在します。
耳鳴りには自覚的耳鳴りと他覚的耳鳴りがあり、ほとんどは患者さん本人の自覚症状である自覚的耳鳴りです。そして各種検査をしても「異常なし」と診断され、耳鼻科や心療内科をたらいまわしにされるのがオチでしょう。
しかし、耳鳴りに長期間苦しんでいる方は、必ず命の危険があるかないかを検査しておく必要があります。
例えば、耳の動脈瘤がある場合や、聴神経腫瘍、脳出血などによっても耳鳴りは出現しますが、これらは命の危険がある耳鳴りです。耳鼻科では患者さんの耳鳴りという訴えに対してまじめに対応してくれないこともあり、こうした命の危険性のある状態を見逃してしまうこともあるのです。
図引用 https://allabout.co.jp/gm/gc/457945/
耳鼻科などの検査で「異常なし」と診断された耳鳴りは、一応は深刻な構造的異常が起きているわけではないということになります。耳鼻科などの検査では異常なしだとしても、なにかの異常が起きているからこそ耳鳴りという不快な現象が出現していることになります。耳鼻科では、その原因を見つけることができないから、「異常なし」としているだけなのです。
では、検査で異常個所が発見できない耳鳴りは、どこにどんな異常が起きていると考えられるのか。
図引用 http://www.jibika.or.jp/citizens/hochouki/naiji.html
上図は音の聞こえる仕組みを示します。どんなに原因不明の耳鳴りであったとしても、耳鳴りという雑音が「聞こえる」ということは、上図のどこかになにかの異常が起きていることになるわけです。
耳鼻科で行う聴力検査(オージオグラム)では、原因不明の耳鳴りの起きている個所を特定することはできません。聴力低下がなければ「異常なし」「気のせい」「慣れるしかない」で終わってしまいます。
検査で異常個所が見つからないということは、構造的な異常ではない。つまり聴力の仕組みのどこかに機能的な異常が起きているということになります。
例えば、鼓膜の張力異常の場合。
図引用 https://medicalnote.jp/nj_articles/190305-001-IS
鼓膜を引っ張る鼓膜張筋の異常収縮によって、鼓膜の張力が高まりすぎると音が響きすぎ、キーン音などの高音の耳鳴りが出現しやすくなります。
耳鳴りで苦しむ方は長期的なストレスを抱えていることが多く、ストレスによる交感神経の過剰興奮によって鼓膜張筋が異常収縮する原因ともなります。
また、音を感じ取る有毛細胞の誤作動による耳鳴りの場合。
図引用 http://www.nanchou.jp/mottomotto.html
聴力低下がみられなければ、難聴とは診断されません。すると耳鼻科ではまともに相手にされないことも多いのですが、有毛細胞の誤作動によっても耳鳴りは出現します。有毛細胞のエネルギー源は酸素であり、酸素供給の低下から有毛細胞が誤作動をおこし、耳鳴りという雑音を発生させると考えます。
有毛細胞は担当する周波数が決まっており、例えば8000㎐を担当する有毛細胞が誤作動を起こすと、高音域の耳鳴りが出現します。キーンとかピーという表現が多いです。
上記内容は原因不明の耳鳴りのほんの一例です。こうした現象は耳鼻科の検査では「異常なし」とされるものですが、難聴専門の当院からすれば十分「異常あり」なわけで、ということはある程度は治療が可能であるということです。
一般的な西洋医学では異常個所を特定できないと治療ができない仕組みですから、原因不明=治療不可、治らない、ということになるわけです。
長期的な耳鳴りという雑音は脳に不快な記憶として蓄積され、なかなか治りづらいという点があります。しかし、耳鼻科で原因不明であったとしても、異常は必ずどこかにありますから、それを見つけ出して解決する。そういったことは「ある程度は可能」なのです。
当院は耳鼻科領域専門の鍼灸院として、耳鼻科での治療では改善しない耳鳴りや突発性難聴を専門的に治療しています。
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