突発性難聴専門 さいとう難聴鍼灸院です。
耳鳴りの仕組みは解明されていない部分も多いため、その「原因」についてネット上には様々な主張が溢れかえっています。
耳鼻科でも耳鳴りの仕組みについて詳しく説明されることはなく、あまりにしつこく説明を求めたり、あるいはその苦痛を訴えると、心療内科や精神科を受診するよう強く言われたりしてしまい、患者さんはネット上の情報を信じてしまって詐欺に嵌る。こういったことが多々あります。
なぜ耳鳴りの仕組みが解明されていないのか。それは目視できないからです。検査でも正確なことはわからないし、本人にしかその聞こえ方はわかりません(ここでいう耳鳴りは「自覚的耳鳴り」のみ)。
耳鳴りの異常個所をある程度推定しなければ治療は進められません。聴力検査で低下が認められれば、「難聴に伴う耳鳴り」という耳鼻科の説明で患者さんもなんとなく納得してしまうでしょう。
しかし、聴力の低下はみられず、各種検査でも異常個所は発見できない。にもかかわらず耳鳴りの苦痛に支配され、日常生活もおぼつかなくなる。これは一体なにが原因なのか。耳鼻科では説明してくれませんが、東洋医学からみればある程度の説明はつきます。
http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200910/homeclinic.html
聴力低下がみられず、異常個所も発見できない場合、耳鳴りの原因は脳にあると考えます。音の情報は最終的に脳の聴覚野で処理され、音として認識します。脳の聴覚野の機能に異常が起きることで電気信号を正常に処理できず、雑音を発生させてしまって耳鳴りとして感じてしまうということがあります。
図引用 https://www.cloudseitai.com/column/column-290/
脳の聴覚野の機能異常は、脳の興奮とつながります。脳が興奮すると電気系統に狂いが生じ、それによって自律神経が乱れることにもつながります。脳の興奮を鎮めることで、耳鳴りが軽くなるということから考えても、脳の興奮と耳鳴りは密接に関係しています。
では、なにが原因で脳が興奮状態となるのか。
今回のテーマでいうと、それは食生活が関係してきます。
甘いものや脂っこいもの、熱い、辛い、そういった刺激の強い食品を長期的に取り続けると、胃腸内に熱が過剰に貯留し、消化器系の機能が狂います。東洋医学では、胃腸内の熱がのぼせを生み、頭部に熱がこもると考えます(胃内熱盛、上実下虚)。
上図は胃腸内に熱が過剰に貯留し、発酵状態を示す舌の写真です。
暴飲暴食をはじめ、胃腸に負担がかかる食生活を長期で行うことによって胃内熱盛になり、それが脳を興奮させることにつながります。すると脳の興奮が聴覚野の電気系統を狂わせ、耳鳴りを発生させると考えられます。
また、のぼせ体質の方は食事を気を付けていても、上半身に籠った熱がなかなか発散されないために、耳鳴りが長引く傾向があります。
だからこそ、食生活を見直し、体内に熱を多く生む食品を避けることが必要になります。
暴飲暴食をするということは、それだけストレスが溜まっているということになります。ストレス発散として食事を行うからこそ、胃腸の負担が増すことになります。イライラしやすい、あるいは不安感や気分の上下が激しい。
こういった方はのぼせ体質になることが多いですから、食事もよくよく注意しないと食生活の乱れによって精神的な弱さも招くことになります。
早食い、食べ過ぎを避け、胃腸の負担をかけすぎない食生活に見直すことが耳鳴りの改善には必要なこととなります。
院長ブログはこちらをクリック
https://ameblo.jp/sumiyoshi-oketsu/
当院ホームページはこちらをクリック
耳鳴りの仕組みは解明されていない部分も多いため、その「原因」についてネット上には様々な主張が溢れかえっています。
耳鼻科でも耳鳴りの仕組みについて詳しく説明されることはなく、あまりにしつこく説明を求めたり、あるいはその苦痛を訴えると、心療内科や精神科を受診するよう強く言われたりしてしまい、患者さんはネット上の情報を信じてしまって詐欺に嵌る。こういったことが多々あります。
なぜ耳鳴りの仕組みが解明されていないのか。それは目視できないからです。検査でも正確なことはわからないし、本人にしかその聞こえ方はわかりません(ここでいう耳鳴りは「自覚的耳鳴り」のみ)。
耳鳴りの異常個所をある程度推定しなければ治療は進められません。聴力検査で低下が認められれば、「難聴に伴う耳鳴り」という耳鼻科の説明で患者さんもなんとなく納得してしまうでしょう。
しかし、聴力の低下はみられず、各種検査でも異常個所は発見できない。にもかかわらず耳鳴りの苦痛に支配され、日常生活もおぼつかなくなる。これは一体なにが原因なのか。耳鼻科では説明してくれませんが、東洋医学からみればある程度の説明はつきます。
http://www.minamitohoku.or.jp/up/news/konnichiwa/200910/homeclinic.html
聴力低下がみられず、異常個所も発見できない場合、耳鳴りの原因は脳にあると考えます。音の情報は最終的に脳の聴覚野で処理され、音として認識します。脳の聴覚野の機能に異常が起きることで電気信号を正常に処理できず、雑音を発生させてしまって耳鳴りとして感じてしまうということがあります。
図引用 https://www.cloudseitai.com/column/column-290/
脳の聴覚野の機能異常は、脳の興奮とつながります。脳が興奮すると電気系統に狂いが生じ、それによって自律神経が乱れることにもつながります。脳の興奮を鎮めることで、耳鳴りが軽くなるということから考えても、脳の興奮と耳鳴りは密接に関係しています。
では、なにが原因で脳が興奮状態となるのか。
今回のテーマでいうと、それは食生活が関係してきます。
甘いものや脂っこいもの、熱い、辛い、そういった刺激の強い食品を長期的に取り続けると、胃腸内に熱が過剰に貯留し、消化器系の機能が狂います。東洋医学では、胃腸内の熱がのぼせを生み、頭部に熱がこもると考えます(胃内熱盛、上実下虚)。
上図は胃腸内に熱が過剰に貯留し、発酵状態を示す舌の写真です。
暴飲暴食をはじめ、胃腸に負担がかかる食生活を長期で行うことによって胃内熱盛になり、それが脳を興奮させることにつながります。すると脳の興奮が聴覚野の電気系統を狂わせ、耳鳴りを発生させると考えられます。
また、のぼせ体質の方は食事を気を付けていても、上半身に籠った熱がなかなか発散されないために、耳鳴りが長引く傾向があります。
だからこそ、食生活を見直し、体内に熱を多く生む食品を避けることが必要になります。
暴飲暴食をするということは、それだけストレスが溜まっているということになります。ストレス発散として食事を行うからこそ、胃腸の負担が増すことになります。イライラしやすい、あるいは不安感や気分の上下が激しい。
こういった方はのぼせ体質になることが多いですから、食事もよくよく注意しないと食生活の乱れによって精神的な弱さも招くことになります。
早食い、食べ過ぎを避け、胃腸の負担をかけすぎない食生活に見直すことが耳鳴りの改善には必要なこととなります。
院長ブログはこちらをクリック
https://ameblo.jp/sumiyoshi-oketsu/
当院ホームページはこちらをクリック