私は、本当に父と母に大切に育てられて、
美味しいものを見つけるのが大好きな家庭に
育ちました。
中でもパンやお菓子が大好きで、休みの日には散歩がてら、食べ歩きや話題のスイーツなどを探しに行ったりすることが、
一番の楽しみ。
そんな恵まれた家庭で、なんの不自由も感じることもなく
社会人になりました。
社会に出てからは、それぞれの人・家族の価値観の違いの大きさを感じるが故に、
人と同じように出来ない、どこまで頑張ればあたしは
認められるのだろうといつも劣等感を感じながら、日々の生活を
送っていました。
そんな中、心の病をかかえることになり、
一時期は電車にも乗れなくなり、
病気に偏見のある父母に隠れながら、
なんとか一人で治せないかと
治療を続けていました。
ただ症状を抑えるだけの薬を飲んでもなおらない・・・
ネットで調べたことを実践しても・・・
全然良くならない・・・
私このままどうなっちゃうんだろう??
気持ちは焦るばかりで、毎日が憂鬱でした。
そんなとき、心温かい先生をやっと見つけ、カウンセリングを
約2年間受けることで徐々に回復に向かっていきました。
心の病もほとんど完治したのち、
結婚して、二人の子供を授かりました。
可愛い我が子の子育てをしながら、「幸せな」毎日を過ごしていました。
ですが、そんな幸せな日々が次第に薄れていきました。
子供達が大きくなるにつれ、日々の生活に
物足りなさを感じはじめ、
「○○ちゃんのママて呼ばれるだけの生活はなんだか悲しい」
「あたしももっと自由に生きたい」
と強く思うようになりました。
そんな中、子供達が丁度中学、高校と進学したことを
きっかけに
大好きなパンを作る仕事って楽しそう
パン作りってなんか面白そう!!
新しい職場
パンにかかわれる毎日がすごせることに期待を膨らませていました。
始まりました。
そんな時、長男の登校渋り、長女の不登校という現実がつきつけられました。
「なんで??」
円満な家庭と仕事の成功を思い描いていた
理想の家庭像ががらがらと
崩れ去っていきました。
こんな生活を望んだわけじゃない・・・
こんなはずじゃなかった・・・
仕事も家庭も上手く両立できるはずだった
そんな想いを持ちながら、
会社に迷惑をかけてはいけないと、
休みの日には子供達の心のケアーに
明け暮れました。
数年後、
肉体的にも、精神的にも本当にヘトヘトになり、
会社を退職することを決意。
専業主婦もいいなあと思ったことも
あったのですが、
パン作りに専門的に携わっていたこともあり、
皆様のお役にたてることはないか??
焼きたての美味しいパンの魅力をお伝えして、
一人でも多くの人が笑顔になってくれたらと思い、パン教室を開こうと決意しました。
私の今までの経験が「パンを作ること」人生を変えることができたように
思春期のお子様を持つママたちの心のおもりが少しでも
軽くなればと思っています。
最後までお読み頂きありがとうございます😊
クリームチーズケーキ
丁寧に説明してくださる。