Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -31ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

結局あの後、

気を失うように眠ったオニュを1人ではどうする事も出来ず、



マネージャーに電話をして一緒に運んでもらい

オニュとマネージャーはタクシーで病院へ向かった。



レッスンをして汗をかいているのに

嘔吐も続いていたようで脱水症状を起こしていたそうだ。



処置室で点滴をしている間に

マネージャーがKey君にだけ話をしたようだ。



オニュがどうしても他のメンバーには言わないでと頼んだらしい。

リーダーとして心配をかけたくないんだろう。



今日も仕事のためスタジオに来たが

オニュの姿はなく、他の4人だけがレッスンをしていた。








こっそりとマネージャーに話を聞くと

今日は宿舎で1人で寝ているらしい。



この後ほかのメンバーはレコーディングのため

夜中まで戻れないという。



オニュを1人で寝かしておくのは心配なので

様子を見てきて欲しいと頼まれた。



もちろん昨日の様子を見ていたあたしも心配だったので

メンバー達がタクシーに乗り込んだのを確認して、



1人で宿舎へと向かった。








人目を気にしながら宿舎へと入る。



(メンバーは毎日こんな生活なんだよね…)



マネージャーに借りた鍵で部屋に入る。



『お邪魔します…』



リビングのソファに買ってきた物を置き

オニュの様子を見に、彼の部屋へ向かった。








昨日は一日お休みだったSHINeeも

今日は事務所のスタジオでレッスンしていた。



午後に日本の雑誌のインタビューがあるため

あたしもスタジオでレッスンが終わるのを待っていた。



聞きなれた曲を何度も何度も繰り返し練習しているのだが

途中で何度もオニュがスタジオから出てくる。



最初はスタジオ内が暑いのか

機嫌が悪い?なんて思っていたけどそうではなかった。








レッスン後、着替えを済ませ、写真撮影をし、

1時間ほどのインタビューを終えた後、それに気がついた。



メンバー達が私服に着替えエレベーターで下に下りたのを確認し

スタジオの鍵を閉め、自分も移動しようとした瞬間だった。



オニュがトイレの方に走っていくのが見えた。



明らかに顔色が悪く、今にも倒れそうな程フラフラだった。



彼の後を追っていくとトイレの前のベンチに鞄が放り投げだされていた。



あの穏やかなオニュがこんな状態でトイレに駆け込むほどなんだから

かなり体調が悪いんだろう。








15分ほど待っても出てくる気配がないので

トイレの外から声を掛けてみることにした。



『オニュ君?木之本です。大丈夫?』



するとカチャっとドアの開く音がして

真っ青な顔をしたオニュが出てきた。



オニュ『ヌナ…気持ち悪い…』



そう言って出てきた彼は本当にフラフラで

ベンチに座るのに腕を貸すと、彼の体は物凄く熱かった。



『風邪かな…吐きそう?』



無言でうなづく彼の背中をさする。

顔色は青ざめているのに熱もあるからか頬は赤い。



とめどなく流れる汗をハンカチで拭くと

「汚れちゃう」ってあたしの手を止めた。



『気にしなくていいんだよ?病院一緒に行こうか?』









するとオニュの携帯が鳴った。



オニュに了承を得て

着信を確認するとKeyからの電話だった。



Key『オニュヒョン?車来たよー。』



『Key君?木之本です。

 ごめんね、オニュ君急な打ち合わせが入っちゃって…

 先に宿舎に戻っておいてって。』



Key『あ…分かりました、ありがとうございます^^』



用件だけ伝えて電話を切ると

オニュが少し不安そうな顔で見ていた。



『ちょっと苦しい言い訳だったかな…』



オニュ『いいえ、助かります…』



それだけ言うとすーっと力が抜けたように

オニュはベンチで眠ってしまった。


…あみ Side…



朝目が覚めると6時過ぎだった。



一緒に居たはずのテミン君はいなかった。



結局あれから彼と話をする暇はなく

韓国へ戻る飛行機へと乗り込んだ。



今回の席順はあたし、オニュ、Key、

通路を挟んでミノ、ジョンヒョン、テミンだった。








いつもは離陸して5分もすると寝ているオニュが

よく話しかけてきてくれたので退屈せずに済んだ。



『明日は1日オフなんだよね?久々じゃない?』



オニュ『うん^^何ヶ月ぶりかなあ…』



『体も疲れてるしゆっくり休まないとね^^』



オニュ『ヌナもお疲れ様でした^^』



彼のあの笑顔と優しいトーンは本当に癒し効果がある。

あんな顔で「お疲れ様」と言われたら誰でも嬉しくなると思う。



『ありがとうございます^^』



そう返事をすると嬉しそうに笑った。








オニュ『あの、ヌナ…?』



『はい?^^』



オニュ『携帯の番号を教えてもらってもいい…かな?』



『え?』



オニュ『あっ、いや、これからまだ一緒に仕事する機会も多いし

     何かあった時に連絡が取れるように…』



『あ、そうだよね!あたしも教えてもらってもいい?』



オニュ『あ、も、もちろん!』



こうしてオニュと連絡先の交換をしているうちに

もう韓国へと降り立っていた。