結局あの後、
気を失うように眠ったオニュを1人ではどうする事も出来ず、
マネージャーに電話をして一緒に運んでもらい
オニュとマネージャーはタクシーで病院へ向かった。
レッスンをして汗をかいているのに
嘔吐も続いていたようで脱水症状を起こしていたそうだ。
処置室で点滴をしている間に
マネージャーがKey君にだけ話をしたようだ。
オニュがどうしても他のメンバーには言わないでと頼んだらしい。
リーダーとして心配をかけたくないんだろう。
今日も仕事のためスタジオに来たが
オニュの姿はなく、他の4人だけがレッスンをしていた。
こっそりとマネージャーに話を聞くと
今日は宿舎で1人で寝ているらしい。
この後ほかのメンバーはレコーディングのため
夜中まで戻れないという。
オニュを1人で寝かしておくのは心配なので
様子を見てきて欲しいと頼まれた。
もちろん昨日の様子を見ていたあたしも心配だったので
メンバー達がタクシーに乗り込んだのを確認して、
1人で宿舎へと向かった。
人目を気にしながら宿舎へと入る。
(メンバーは毎日こんな生活なんだよね…)
マネージャーに借りた鍵で部屋に入る。
『お邪魔します…』
リビングのソファに買ってきた物を置き
オニュの様子を見に、彼の部屋へ向かった。