Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee -30ページ目

Sweet Dream*from SuperJunior & SHINee

SuperjuniorとSHINeeの小説を書いています。
全てフィクションです。

…テミン Side…



昨日からオニュヒョンの体調が悪かったらしく

今日は他のメンバーだけでレッスンに向かった。



スタジオに着き準備をしていると

ヌナが入ってくるのが見えた。



薄いブルーのシャツにタイトなスカート。

いつも持っているバッグに今日はピアスもしている。








レッスンが終わりレコーディングへ向かっていると

ヌナの姿が見えない事に気がついた。



(どこ行ったんだろ…)



レコーディングスタジオに着いてもヌナの姿は見えず

今日は別のスケジュールだったのかなと1人思っていた。



そして休憩中にヌナがオニュヒョンの看病をするために

宿舎に行っている事を知った。








イライラする。








それはマネージャーから頼まれて行った事くらい僕にも分かる。



だけど、だけど僕だって鈍感じゃない。



知らぬ間に僕が下唇をぎゅっと噛んでいのか

それに気が付いたジョンヒョニヒョンが声を掛けてきた。



ジョンヒョン『テミナ?大丈夫か?腹でも痛いのか?』



『大丈夫だよ。』



気付いているのかいないのか

ヒョンの何も考えていないような言動に少しイラッとした。








結局レコーディングは個人部分だけ録り

残りはオニュヒョンの体調が良くなってから録ることになった。



宿舎に帰るために全員でバンに乗り込む。



後部座席に座りイライラを抑えようと音楽を聴くために

イヤホンをつけ携帯を開いた。



すると予想もしなかった事が起こった。



ヌナからメールが来たのだ。








『あみ:今宿舎にお邪魔してます。いちごミルク買ってきたよ^^』




言葉は短く、用件を伝えるだけのものだったけど

いちごミルクの写真が添付されていた。



(2つ…)



添付された写真には2つのいちごミルク。



僕達は5人グループだ。

2つしかなければ当然誰が飲むのかと取り合いになる。









僕、自惚れてもいいのかな?



こんな年下相手にされていないと思ってた。



でもこんな些細な事でも嬉しくなるし

メールを見るだけでドキドキしてるんだ。



ヌナ、年下の男はダメかな?



僕はヌナを守れる自信があるよ?

5分もするとオニュは小さな寝息を立てて寝ていた。



握られたままになっていた手をそっとほどき

リビングへと向かった。



キッチンへ行き冷蔵庫を覗くと

案の定調味料と飲み物しか入っていなかった。



(スーパー寄って正解だったな♪)



料理は得意じゃないがオニュ用のおかゆと

他のメンバー達の夜食用に木之本家特製豚汁を作った。



これが一番からだが温まっていい。

と言うか韓国料理は作った事がないので日本食しか無理なのだ。



豚汁とおかゆを作っている間に

炊飯器にご飯も仕掛けた。
















おかゆも出来上がり、オニュの様子を見に行くと

あたしが来た時よりも楽そうな顔をしていて安心した。



ソファに座り携帯を確認したが、何の連絡がないので

メンバー達のレコーディングも順調なんだろう。



マネージャーにオニュの様子だけメールをして

メンバー達が帰って来るのを待つことにした。



さすがにオニュ1人残して戻るのは心配だった。









手持ち無沙汰になるとさっきの光景がよみがえる。



汗で濡れたオニュの体。

あの見た目によらずしなやかな体が

頭に張り付いてしまったかのように思い出される。



男らしい喉仏が印象的だった。



顔が赤くなるのが分かり、不覚にもドキドキしている。

コンコン。



彼の部屋のドアをノックして中に入ると

オニュはベッドで毛布に包まって寝ていた。



そっと近づき顔を覗き込むと

まだ真っ赤な顔をしていて汗だくだった。



一度リビングへ戻り、体温計と氷枕、

スポーツドリンクとタオルを持って部屋に戻った。








『オニュ君…?』



小さな声で声を掛けると薄っすらと目を開けた。

今にも泣き出しそうな赤い目をしていてつらそうだ。



『木之本です、熱…まだ高そうだね。』



持って来たタオルで額の汗を拭うと

彼のおでこに触れた腕が熱い。



『熱計ってもいい?』



彼が小さくうなづいたのを確認し体温計を渡す。

計り終わるまでに氷枕を頭の下に敷き、また汗を拭いた。



熱は相変わらず高く、39度もあった。



スポーツドリンクを飲ませて

汗だくの服を着替えてもらう事にした。



スウェットを脱いだ彼は想像以上に細く

程よく筋肉がついていて締まっていた。



何だか急に恥ずかしくなり、思わず顔を背けた。



着替え終わった彼は少しすっきりした顔でまた横になった。









ふと彼の長い前髪目に入った。



汗でペトッと張り付いて気持ち悪そうなので

あたしの持っていたゴムで小さくお団子に結んだ。



もう眠ってしまったのか何の反応もない。



そのまま部屋を出ようと立ち上がった瞬間、

オニュに腕を引っ張られた。








『きゃっ!!』



オニュ『どこ…い…くの?』



『あ、寝たのかと思って…』



あたしの手を握るオニュの手に力が入る。

彼の体温が伝わってくる。



オニュ『これ…なに…?』



『え?』



オニュ『おでこの…』



『ああ、嫌だったら外すよ?』



オニュ『ん…このままでいい…』



うつろな表情だったが彼は少し笑った。