…テミン Side…
昨日からオニュヒョンの体調が悪かったらしく
今日は他のメンバーだけでレッスンに向かった。
スタジオに着き準備をしていると
ヌナが入ってくるのが見えた。
薄いブルーのシャツにタイトなスカート。
いつも持っているバッグに今日はピアスもしている。
レッスンが終わりレコーディングへ向かっていると
ヌナの姿が見えない事に気がついた。
(どこ行ったんだろ…)
レコーディングスタジオに着いてもヌナの姿は見えず
今日は別のスケジュールだったのかなと1人思っていた。
そして休憩中にヌナがオニュヒョンの看病をするために
宿舎に行っている事を知った。
イライラする。
それはマネージャーから頼まれて行った事くらい僕にも分かる。
だけど、だけど僕だって鈍感じゃない。
知らぬ間に僕が下唇をぎゅっと噛んでいのか
それに気が付いたジョンヒョニヒョンが声を掛けてきた。
ジョンヒョン『テミナ?大丈夫か?腹でも痛いのか?』
『大丈夫だよ。』
気付いているのかいないのか
ヒョンの何も考えていないような言動に少しイラッとした。
結局レコーディングは個人部分だけ録り
残りはオニュヒョンの体調が良くなってから録ることになった。
宿舎に帰るために全員でバンに乗り込む。
後部座席に座りイライラを抑えようと音楽を聴くために
イヤホンをつけ携帯を開いた。
すると予想もしなかった事が起こった。
ヌナからメールが来たのだ。
『あみ:今宿舎にお邪魔してます。いちごミルク買ってきたよ^^』
言葉は短く、用件を伝えるだけのものだったけど
いちごミルクの写真が添付されていた。
(2つ…)
添付された写真には2つのいちごミルク。
僕達は5人グループだ。
2つしかなければ当然誰が飲むのかと取り合いになる。
僕、自惚れてもいいのかな?
こんな年下相手にされていないと思ってた。
でもこんな些細な事でも嬉しくなるし
メールを見るだけでドキドキしてるんだ。
ヌナ、年下の男はダメかな?
僕はヌナを守れる自信があるよ?