5分もするとオニュは小さな寝息を立てて寝ていた。
握られたままになっていた手をそっとほどき
リビングへと向かった。
キッチンへ行き冷蔵庫を覗くと
案の定調味料と飲み物しか入っていなかった。
(スーパー寄って正解だったな♪)
料理は得意じゃないがオニュ用のおかゆと
他のメンバー達の夜食用に木之本家特製豚汁を作った。
これが一番からだが温まっていい。
と言うか韓国料理は作った事がないので日本食しか無理なのだ。
豚汁とおかゆを作っている間に
炊飯器にご飯も仕掛けた。
おかゆも出来上がり、オニュの様子を見に行くと
あたしが来た時よりも楽そうな顔をしていて安心した。
ソファに座り携帯を確認したが、何の連絡がないので
メンバー達のレコーディングも順調なんだろう。
マネージャーにオニュの様子だけメールをして
メンバー達が帰って来るのを待つことにした。
さすがにオニュ1人残して戻るのは心配だった。
手持ち無沙汰になるとさっきの光景がよみがえる。
汗で濡れたオニュの体。
あの見た目によらずしなやかな体が
頭に張り付いてしまったかのように思い出される。
男らしい喉仏が印象的だった。
顔が赤くなるのが分かり、不覚にもドキドキしている。