ながいきしてね
わたしはタバコは吸わないし、嫌いなのだけれど、周りの友人には愛煙家が多い。ポイ捨てや歩きたばこはださい、といって絶対にしないのだけれど、ごはんや居酒屋を探すときは絶対に喫煙席だし、嫌煙家のわたしのまえでも気にせず吸う。いちおう煙がわたしのほうに流れないように気を使ってはくれるのだけれど、やっぱり髪や服に匂いはついてしまう。とはいえ、私はその友人たちがとても好きなので、たまに出会ったときくらいなら我慢できるのだけれど。ただ、この頃の愛煙家は本当に肩身が狭いだろうなーと思う。自由に吸えるお店も少なくなったし、街中でも喫煙スポットが決められている。嫌煙家のわたしには都合がいいけれど、愛煙家にとってはつらい状況のようだ。まあもともとは、マナーの悪い喫煙者が多いことで、ここまで制約を設けられる結果になったような気もするけれど。わたし自身、子どものころに、歩きタバコしてたおじさんにやけどさせられたことがあって(しかも逃げた)、歩きタバコをする人間はもちろん、吸い殻をポイ捨てする人間も大嫌い。最低限のマナーも守れないやつは吸うなって思う。もし好きな人がそういうことしてるのを見たら、一瞬で熱が冷める自信がある。わたしは人生で一度もタバコを吸ったことがないし、吸いたいと思ったこともないので、いっそみんなタバコなんて止めちゃえばいいのに、と思うのだけれど、そうもいかないらしい。お金を払って健康を害するなんて、みんなドMなんだろうか。まあ、その人の人生なので、タバコを止めろって言ったことはないし、これからも言うことはないだろうけど(マナーが悪かったら注意はする)、みんなそれぞれ大切な人がいるだろうし、その人たちのためにも健康に気をつけて、長生きしてほしいなって思うのです。