現実世界では圧倒的ときめき不足な日々を送っている。
もう枯れきっているといっても過言ではないとさえ思える。
しかもそれをとくに問題視していないことが、問題なのだけれど、まあそれはさておき。

もともとは少女マンガが大好きで、そのまま大人になったため、今でもわりとマンガは読むほうである。
まわりの人間がはんぱない本読みなので、「わたしめっちゃマンガ読んでるー」とは大声でいえないので、まあそこそこ読むほうである。
現実世界でも枯れているので、恋愛もののマンガ(とくに高校生主人公の少女マンガ)にはあまり手が伸びなくなってきたので、本当に「ときめきってなんだっけ??」状態だ。
社会人女性だったり、同年代の女性が主人公の恋愛ものなら多少は読むけれど、ときめきっていうよりは「ないない、こんな出会いないね」と、現実をよけいに直視する。

そんなとき、同年代の友人から借りたBLマンガに思いのほかキュンとしてしまった自分に驚いた。
「海風のエトランゼ」というBLなのだけれど、ちょっと切なくてかわいくてキュンキュンする。
BLも嗜む程度には読むようになっていたけれど、どちらかというと話題のものに目を通す、くらいの感覚で、読んでも読まなくても大丈夫ーっというのが多かったのだけれど、
このマンガは読んでよかったー、かわいかったー、いっそ自分で買おうかな、と思うくらいかわいかった。

島が舞台っていうのも、心をつかまれた一因であるかもしれない。
そして嫌な人間が出てこないし、絵柄と物語がマッチしていて、ほっこりふんわりした気持ちになるのである。
あとそういうシーンが少なかったのも、個人的にはよかった。
あまりそういうシーンは得意じゃないから、朝チュンでもいいくらい。

まさかBLでときめきを感じるとは思わなかったけど、世の中のBL好きなひとたちは、こんな気持ちなのかー、と理解できたような気がした。
あと気になっているのが「ひだまりが聴こえる」というコミックス。
こちらも絵柄がやわらかくて雰囲気が好みなので、中身が気になるところ。
映画化されるとのことだけど、どんなお話なのだろう。

ちょっとこれからBLにも手をのばしていこうかなー。
ときめきを求めて。

こうしてきっと、また現実世界のときめきから離れていくのだろう…