7月21日、東京ディズニーシー®︎の衛生強化策を確認してきました。
東京ディズニーランド®︎の様子は以前のブログからご確認いただけます。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)の様子はこちら。
CMの公式動画が配信されました。
またここで、つながろう
またいっしょに、笑おう
またいっしょに、踊ろう
またいっしょに、驚こう
またいっしょに、ハジけよう
ハイタッチや、ハグはできないけど
またいっしょに、つながろう
みんなで笑顔になれる日を、楽しみにして。
とメッセージが流れます。
今、国内外のテーマパーク、遊園地は同じ思いで衛生強化策を行いパークを運営しています。
私は、プロフィールにも記載の通り合同会社ユー・エス・ジェイで、パークオープン前から
のべ5年間、清掃部門(衛生対策・管理)の立ち上げを担当。
日中の清掃はもちろん、夜間清掃、廃棄物管理や害虫防除など、パークの清潔さを高める仕事を
していました。
テーマパークの衛生対策・清掃のプロフェッショナルの視点で、引き続きレポート
していきたいと思います。
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東京ディズニーシー®︎ですが、基本的には、7月3日に確認してきたランドの対策から
大きく変更はありませんでした。
パーク全体の印象としては、ディズニーランドよりも静かで落ち着いている雰囲気のような気がします。ゲストもキャスト(従業員)もです。
再オープンから3週間、衛生対策はさらに徹底されているという印象が強くなる一方で、
各社の方針の違いによって対策にも、それぞれの違いを感じ取ることができます。
前からお伝えしている通り、どちらが良い・悪いのポイントではなく、事実をお伝えします。
【ディズニー】アルコール消毒タイミングは、ゲストに任せられている
・アトラクション=アルコール消毒液の使用は任意
・飲食施設・物販施設=入店時のアルコール消毒必須
・レジまわりはアクリル板設置&キャストの手袋必須着用
・コイントレー、決済端末の消毒は一定タイミングでの実施
・ソーシャルディスタンスの距離は2メートル程度が標準
・待ち列では横方向の距離も保てるように工夫
・乗車は全列乗車ではない。
同一グループのみ横方向、前後列は連続乗車
別グループとは1列、1席を開けての案内
【ユニバーサル】基本的には施設利用ごとにアルコール消毒
・アトラクション、飲食施設、物販施設は入口での消毒必須
・レジ周りは、アクリル板設置なし
・コイントレー、決済端末は1会計ごとに消毒
・ソーシャルディスタンスの距離はパーク外は2メートル程度が標準、
パーク内は1メートル程度
・乗車は全列乗車。横方向も空席はなし
・ショータイプのアトラクションは、1列開けての着席
など、細かいところですがパークによって差がありますね。
左がディズニー、右がユニバーサルですが、
コインロッカーへのアルコール設置有無だけをみても違いがあります。
ディズニーでは、定期的な消毒を行っているようで、ロッカーの消毒風景を見ることもできました。
(実際に確認できたのは、パーク外のディズニーシー・ステーション下のコインロッカー)
東京ディズニーランド®︎同様に、エントランスのソーシャルディスタンスはこんな感じです。
ディズニーでは、クローズしているお店も多く、外のお店は閉まったままでした。
入場当日は、朝8:00の入場開始と共にパーク内へ!
入口付近の床面は、綺麗に塗り直されていまして、グランドオープンの頃を思い出す綺麗さです。
メディテレーニアハーバー近くのカートでは、
こうしてミッキーの形を作ってお出迎え。
ゲストがいない瞬間を狙って撮影したというよりも、本当にゲストが少ないのでこんな感じなんです。
最初は、「ソアリン」へ。
90分待ちの表示でしたが、60分ちょっとで乗り場まで。
ソアリンの案内方法も変更になっていました。
プレショー(乗り物に乗る前に説明を受けるお部屋)では説明はなく、通過。
乗り物には、他のグループと1名分の間をあけて乗る形に変更になっています。
ソーシャルディスタンスにとても気を使っているというイメージです。
なので、普段この待ち時間では使わないような場所まで待ち列が伸びてしまいます。
待ち時間が少ないのに、歩く歩数は多いという健康にいい環境(笑)
途中でこんな表示を見つけました。
「立入禁止」とだけ書くのではなく、その場所のテーマに基づいて表示を工夫しているのも
テーマパークならではですよね。
こういう小さなこだわりの積み重ねが、雰囲気作りと感動創出に繋がりますね。
こだわりといえば・・・
「ザンビーニ・ブラザーズ・リストランテ」の前にあるぶどう畑には、本物のぶどうが!
おいしいワインを代々作り続けているというお店のストーリーを忠実に再現!
すごい!!
とご紹介しておきながら、ランチは「ユカタン・ベースキャンプ・グリル」へ。
ローストビーフのセットをいただきました!
美味しいのでおすすめです。ケーキもセットになっていますよ!
今回も、株式会社D研究所の加賀屋さんと2人でパークを周り、確認をしてきたんです!
エレクトリック・レールウェイ貸し切り!
これは、夕方くらいですが、エントランス付近はほとんど人がいない状態で
写真が撮影できてしまいました。
以前、別の場所でユニバーサルの写真をご紹介したときに、
ディズニーにもありそう!というお話をいただき、今回確認してきました。
前半2枚がディズニーシー。
次の2枚がユニバーサルです。
両パークにあるニューヨークエリア。
同じニューヨークですが、時代設定が微妙に異なります。
ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントエリアにある
ニューヨーク(19世紀末から20世紀初頭)の方が
ユニバーサル(1930年代)よりもさらに昔のニューヨーク。
でも、建物の感じや装飾は似ていますね。
7/3に引き続き、7/21のパークの様子をご覧いただきました。
今後も国内パークの衛生強化策について、レポートを続けていきたいと思います。
ちなみに、パークの外にあるリゾートラインの駅では、このようにソーシャルディスタンスが
保たれるようになっています!
以前のブログで、スモールワールズ TOKYOの対策もご確認いただけます。
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