目が見えにくかったり、手が動きにくい方おすすめの歯ブラシ★
山形市南栄町の鈴木歯科クリニックの衛生士杉沢です。
どんな歯ブラシが1番汚れが落ちて、使いやすいのでしょうか?
よく歯ブラシに関する質問を多くいただきます。
一般的には歯ブラシのヘッド(頭の部分)が小さいもの!!コンパクトなものがおすすめです。奥歯にも届きやすく細かく磨けるからです。
しかし年齢を重ね、鏡を見ても見えにくくなってきた。
細かく手を動かしにくくなってきた。
ちゃんと磨きたいのに、病気をして手が思うように動かないなど悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような方へコンパクトサイズの歯ブラシを使って歯磨きすることはおすすめできません。
細かく磨きたいのに、ヘッドが小さいために汚れている部分に歯ブラシが当たらず、
しっかり磨くことは難しいのではないでしょうか?
そのような方におすすめなのは、逆に歯ブラシのヘッドが少し大きめで、歯ブラシの毛先が柔らかいものが良いと思います。
大きめの歯ブラシであれば歯に当たる面積も多く、多少大きく動かしても歯に当たります。またここでのポイントはやわらかい毛先のものをつかうことです。
歯ブラシの毛先が硬めや普通だと大きく歯ブラシを動かした際に、肝心の歯の間を磨くことが出来ないからです。
子供から大人、そして年齢によって歯ブラシの種類や大きさが違ってきます。
お家にある歯ブラシ、今使っている歯ブラシを見直してみましょう♪
歯磨きの嫌いな方へのおすすめの磨き方★
山形市南栄町にある鈴木歯科クリニックの衛生士杉沢です。
みなさん歯磨きは1日何回・何分くらいしていますか?
私は朝・昼・晩の3回、夜は15分以上歯磨きをして、糸ようじも使ってスッキリさせています。
最近70代の男性で始めて歯のクリーニングを受けた患者さんがいました。
クリーニング時に、実際患者さんのいつも使っている歯ブラシを使い、仕上げ磨きさせていただくと、
「自分では大きく歯ブラシを動かしてしまい、細かくしたことがなかった。」
「いつも1回くらいしか歯磨きしないから、15分近く磨くのは知らなかった。」
「歯ブラシだけでもスッキリするね。」
とおっしゃっていました。
いろいろ患者さんとお話していると、高齢になってきて目の見えにくくなってきたし、手も動きにくくなってきたから、なかなか15分も磨けない・・・。とのことでした。
その時私が提案させていただいた磨き方は
いままで通りの回数と時間で大丈夫です!!
1日1~2回5分の歯磨きでもかまいません。
ただ、5分でお口全体を磨こうとはしないでください。
実際5分で28本ある歯の裏表、歯と歯の間を綺麗に磨くのは不可能です。得意なところばかり毎回磨いてしまい、一番汚れやすい内側は後回しになって、汚れは溜まっていく一方です。
たとえ電動歯ブラシを使ってもかわりません。
磨く回数や時間を変えずに歯磨きをするなら、
その5分で磨く場所を決めてください。
例えば・・・
月曜日 歯の表
火曜日 裏側を徹底的に磨く
水曜日 糸ようじ、歯間ブラシを使ってみる。
こんな感じで3日でお口全体を綺麗にしていってはどうでしょうか?
どんな入れ歯がおすすめ?!
山形の鈴木歯科クリニック衛生士杉沢です。
最近よくバネの見えない入れ歯「スマイルデンチャー」のご質問をいただきます。
今入れ歯のバネが見えて人前で笑えない。。。
入れ歯が痛くて食事がつらい。。。
食べ物の味や温度がわからず、食事が楽しめない。。。
悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
入れ歯と一言で言っても、健康保険で作る入れ歯から自費で作る入れ歯と種類は5種類以上あります。
入れ歯を作るときに、今後入れ歯を作ることでどう生活していきたいかよく考えてみてください。
入れ歯によって特徴や欠点が違います。
●「総入れ歯でもなるべく力をかげず食べたい!噛み切りたい!」という方には
入れ歯の奥歯の部分に金属を埋め込んである入れ歯があります。
金属を埋め込むことで弱い力で食べ物が噛み切りやすくなるため、今まで食べずらかったものが」食べやすくなります。
●「味や温度を感じて食事をより楽しみたい」
保険で作る入れ歯はプラスチックでできているため、熱を通しにくかったり、プラスチックの味がしたりと本来の食べ物の味を楽しめないようです。
自費で作る入れ歯は、金属床というとても薄い金属でできているため違和感が少なく、」食べ物本来の味を楽しめるようになります。
このように、今後入れ歯でどう生活していきたいかによって、お勧めの入れ歯の種類も変わってきます。
ぜひご相談してください。
新たなスタート★
山形市の南栄町にある鈴木歯科クリニックです。
先日66歳の男性の患者さんだったんですが、1年半かかり、やっと歯の治療を終え、最後のお口のクリーニングをされました。
その方は虫歯で歯が欠けてしまい、歯の縁が舌にこすれて痛い。ということで来院されました。
体の調子も悪くなかなか歯科医院に来院する時間もなかったため、虫歯にも多くなっており、抜かなくてはならない歯も何本かありました。
少しずつではありましたが、毎週忘れず来院され治療を続け、だんだんお口の中が良い状態になっていきました。
毎回歯が治っていくたびに歯への関心も大きくなり、ピカピカに歯磨きする習慣がついたり、歯間ブラシで歯の隙間を掃除するようになったそうです。
当医院では定期的なメンテナンスをオススメしています。
メンテナンスによって口の中の虫歯菌や歯周病菌の除菌を行い、健康を維持していくためです。
その男性患者さんは今回治療した時間と費用を今後無駄にしたくない。
この機会に定期的に歯の定期健診を受けようと思った。
とお話されていました。
意外と知られていないこと!被せた歯も虫歯になるんです!
最近よく患者さまとこんな話になります。
それは「銀歯にしたから、もう虫歯にならないよね?」
と、歯を治療して銀歯の被せ物を入れた患者さんから聞かれるんです。
特に銀歯の被せ物やさし歯が多く入っている方からのご質問が多くを占めます。
私「銀歯にしても、銀歯とご自身の歯の継ぎ目からまた虫歯にはなるんですよ!」
患者さん「んだんだかした!(そうなんだ!)もう歯がないから虫歯になんてならないと思ってだ。自分じゃ銀歯の中まで見たりしないし、気づかないっけ。」
私たちは毎日口の中を見ているため、どこが虫歯になりやすかったり、被せた歯でも虫歯になることは知っています。
しかし患者さんはそこまでは知っている人も少ないんだな、しっかり伝えていかなくてはと思いました。
まず銀歯で治療した場合この写真のように、ご自身の歯はちゃんと残っています。歯ぐきが下がってくるとこんな感じです。
銀歯と歯の継ぎ目が虫歯になると歯が黒くなってきたり、歯ぐきの中の見えないところで穴が開いてきます。
そして気づかない間に虫歯が進行すると、銀歯が取れてしまったり、気づいた時には虫歯が進み、抜歯になるケースもあります。
そうならないように、歯をいっぱい治している人程定期健診(メンテナンス)を受けて、チェックしてもらいましょう♪
歯周病治療
山形市南栄町にある鈴木歯科クリニックです。
今日1人患者様の歯周病治療が終了しました。
20代の男性で地震の影響で一時的に山形に越して来られたそうで、この機会にしっかり歯も歯茎も治療していきたいというお話でした。
歯周病の状態としては、初期でした!!
仕事も忙しく、なかなか歯の手入れまで気がまわらなかったそうで、歯茎からの出血率は約50%、約3倍!!歯茎を検査していくと口の中が血だらけでした。
治療中は今まで使った事のない「歯間ブラシ」で掃除していただいたり、歯を磨く時間も増え10分以上磨くようになったそうで、とても頑張っていただきました。
そのかいあって、普段の歯磨きでは血はでなくなったそうです。
今日再検査する際も検査結果を凄く気にされていたようで、声をかけると
「大人になってもテストってあるんですね。緊張します。」
とおっしゃっていました。
検査結果は出血が健康状態に戻り、14%になっていました。
(健康は15%以下)
良くなった事をお伝えすると、とても喜んでいらっしゃいました。
その方は今月で山形から地元に戻られるそうで、この状態がキープできるよう頑張ります。とお話されていました。
歯を失う前によく考えてみてください
山形市南栄町にある鈴木歯科クリニック、衛生士杉沢です。
夕方すべての診療が終わったあと、先生とよく歯科に関することを話ながら掃除をしています。
最近よく先生と話すことは
「歯を失ってブリッジで治療された患者さまが少しずつ歯を失ってきている。やはり最初の1本歯を失った時からインプラントにしていた方が、歯を1本失うことなく、他の歯も長持ちする!ブリッジはインプラントに比べて長持ちしないな・・・。」
確かにその通りだなと思います。
歯を1本失うと治療の選択肢は3つ!!
①インプラント ②ブリッジ ③部分入れ歯
インプラントとは、歯が抜けて無くなった部分に人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を取り付けて、噛む機能を回復する治療法です。
保険では、例えば1本歯が抜けると、両隣の健康な歯を削って3本分の被せものをつくってブリッジ(橋)をするのが一般的です。3本分の加重を2本の支台
歯で分担するわけです。
しかし、人間はどうしても片側の歯に荷重を偏ってかけてしまいます。その結果、大きな荷重がかかる方の支台歯がぐらついてきて、やがて抜けてしまうのです。
(例:3人でしていた仕事がありました。しかし1人が転勤してしまい、3人でしていた仕事を2人でし始めました。1人の負担が2人にかかってしまい、2人は残業してヘトヘトになりながら仕事をしていました。ついに2人は疲れ果て、その2人も仕事をやめてしまいました。)
ブリッジの平均的な寿命は約7年といわれています。そして今度は4本分のブリッジを作ります。
しかし、また7年程度で隣の歯が抜け、こうして次々に隣の歯が抜けていく可能性が高いのです。
やがて、ブリッジではなく部分入れ歯を作ることになります。しかし、部分入れ歯はバネが見える、バネをつける歯がむし歯にかかりやすくなる、安定した噛み心地を保ちにくい、不潔になりやすく口臭の原因になるなどさまざまな問題点があるのです。
歯磨き粉によってどんな効果があるの?
山形市南栄町にある鈴木歯科クリニックです。
歯磨き粉もいろんな種類のものが市販されています。
歯磨き粉によってどんな効果があるのでしょうか?
今何に困っているか、どうなりたいかによって違ってきます。
・虫歯になりたくない!!→パッケージにフッ素と書いてあるもの。
・歯ぐきから出血する、歯ぐきが腫れている→トラネキサム酸・イソプロピルメチルフェノール(IPMP)など歯ぐきの炎症を抑える薬用成分が配合されている。
(注意:歯周病予防の歯磨き粉を使っているからといって、歯周病が治るわけではありません。歯科医院での検査と治療が必要です。)
・歯がしみる→歯の付け根が歯ブラシや冷たい水でしみて痛いのは知覚過敏という症状です。硝酸カリウム配合の歯磨き粉で症状を抑えます。
・歯の茶渋をキレイにしたい→コーヒーやお茶で歯が黄ばみやすい方は、歯磨き粉の中にステインを浮かせるピロリン酸ナトリウムなど、汚れを落とす成分が入っているものを選びましょう。
(タバコのヤニのようについている場合は歯科医院でそうじして取りましょう。)
・今よりキレイな歯を保ちたい→歯と同じ成分のハイドロキシアパタイトという成分が入っていると良いでしょう。代表的なもので芸能人は歯が命で有名なアパガード
があります。
アパタイトは歯の細かな傷を修復し、歯の表面を滑らかにします。これにより汚れがつきにくくなるため、虫歯予防・歯周病予防・口臭予防・歯に輝きがでて白さがでます。
歯磨き粉で虫歯菌を退治できる!?
山形市南栄町にある鈴木歯科クリニックです。
患者さんからの質問です。
①「虫歯にならないため、虫歯菌に効く歯磨き粉はあるの?」
②「歯磨き粉で何か違いはあるの?」
というご質問でした。
まず質問①の答えは、ありません!
虫歯菌自体に効くという歯磨き粉はありません。大きく分けて歯磨き粉の種類としては・虫歯予防・歯周病予防・知覚過敏予防・ホワイトニングなどがあります。
虫歯予防の場合、歯磨き粉の中にフッ素が入っているかがポイントです。今市販されている歯磨き粉の9割以上歯磨き粉にフッ素が入っているので、どれを買っても虫歯予防効果はあると思います。
ただ虫歯菌という細菌を退治する最も良い方法は「歯科医院でのクリーニング」です。
質問②の答え違いはあります。
今何に困っているか、どうなりたいかによって違ってきます。
・虫歯になりたくない!!→パッケージにフッ素と書いてあるもの。
・歯ぐきから出血する、歯ぐきが腫れている→トラネキサム酸・イソプロピルメチルフェノール(IPMP)など歯ぐきの炎症を抑える薬用成分が配合されている。
(注意:歯周病予防の歯磨き粉を使っているからといって、歯周病が治るわけではありません。歯科医院での検査と治療が必要です。)
・歯がしみる→歯の付け根が歯ブラシや冷たい水でしみて痛いのは知覚過敏という症状です。硝酸カリウム配合の歯磨き粉で症状を抑えます。
・歯の茶渋をキレイにしたい→コーヒーやお茶で歯が黄ばみやすい方は、歯磨き粉の中にステインを浮かせるピロリン酸ナトリウムなど、汚れを落とす成分が入っているものを選びましょう。
(タバコのヤニのようについている場合は歯科医院でそうじして取りましょう。)
・今よりキレイな歯を保ちたい→歯と同じ成分のハイドロキシアパタイトという成分が入っていると良いでしょう。代表的なもので芸能人は歯が命で有名なアパガード
があります。
アパタイトは歯の細かな傷を修復し、歯の表面を滑らかにします。これにより汚れがつきにくくなるため、虫歯予防・歯周病予防・口臭予防・歯に輝きがでて白さがでます。
子供の歯磨きは何歳から始めると良いの?
山形市南栄町にある鈴木歯科クリニックです。
先日1、2歳のお子さんと一緒にクリーニングに来院した患者さまより質問をいただきました。
「子供の歯磨きは何歳からしたらいいですか?」
赤ちゃんは1歳くらいからやっと前歯が1本づつ生えてきます。
歯が生えていなければ、歯を磨く必要はありません。
まず1本生えてきた頃から歯磨きを始めてみましょう。
小さなお子様は歯を磨くという行為に対して嫌がらない工夫をしてあげることが
大切です。
ですから笑顔で優しくマッサージするように歯磨きをしてあげることが大切になります。
◆1歳くらい
脱脂綿やガーゼに水を含ませて、歯を拭いてあげてください。
このとき水ではなく「レノビーゴ」という0歳から使えるフッ素を綿棒で塗ってあげると虫歯予防効果はかなり高くなります。
◆2歳くらい
歯と歯の間、奥歯のミゾの部分に気をつけて歯磨きしてあげてください。
まだ歯磨き粉は使う必要はありません。「レノビーゴ」を歯ブラシにつけて行いましょう。
◆3歳くらい
水でうがいができるようになってきたら、歯磨き粉をつけて自分で歯を磨く練習をさせてください。最後にお母さんが必ず磨きなおしてください。