私には愛も助けも必要 動いた結果 1   | 復縁したい人が最後にたどり着くあなたと彼がもう1度"幸せな恋人"に戻る『復縁の成功法則』心理コーチ さとうみちこ

心理コーチのさとうです。

 

自己紹介はこちらから↓

 私って、こんな人

 

 

 

 

 

自分の両親と心の和解ができると

大抵の人間関係がうまくいきます。

幼少期の深い傷つきは

 

 

大人になっても、気持ちの切り替えが

難しくなり、対人でもトラブルを

起こしやすくなります。

 

 

 

これが家族や仕事の人間関係の

悩みが、深く関わりを持っている

なんて、考えもしないことだと

思います。

 

 

 

この物語の主人公は

「ある方法」を使って

今まで消化できなかった

人間関係の傷心を、

どんどんなくしていきました。

 

 

 

どのような過程を経て

自分を生きやすくしてきたのか

彼女の等身大の物語が

ここにあります。

 

 

 

職場の人間関係やパートナーと

うまくいっていない方ほど

佳奈美の物語は、あなたに

「私もそうなりたい」という

希望を与えてくれると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

佳奈美。
それは大変優れて優雅で美しい。



そんな愛溢れる思いを込められて
佳奈美という女の子が、この世に
生を受けた。




父親は厳格で、弁護士を目指す
ような頭脳の持ち主だった。




母親は家事をこなしながら
男性並みの仕事をこなす
女性だった。




そんな家庭の長女として
佳奈美が人間関係の
「生きづらさ」から解消していく
物語が始まる。












子どもの佳奈美は
根っからの明るい
性格の持ち主だった。





人を笑顔にさせるのが得意で
両親の雰囲気の悪さを感じると
佳奈美は自ら話題を提供し
その場を和ませる知恵を
持つ子だった。




保育園や小学校生活も
クラスメイトたちは、そんな
佳奈美に魅力を感じており
まさに佳奈美は天真爛漫な
可愛い女の子だった。




体育では、足の速さは群を抜いており
クラスメイト達の走る速度が
遅いのが不思議なくらいだった。



ただ1つだけ…
そんな佳奈美に、心の影を
落とすものがあった。




自分が成長するにつれ
父親の厳しさが増したことに
佳奈美は気が付いた。










父親の気に入らない自転車の
止め方に、厳しい注意が飛び、
小学生の佳奈美が、一生懸命
洗った学校の上履きを見て
「汚れが落ちてないじゃないか!」と
強い叱責を与え



佳奈美の目の前で
洗いなおされることや
食後の食器洗いがすぐにできないと
まだ小学生の佳奈美に、容赦なく
心をえぐる言葉が浴びせられた。



TVを見てくつろぐことも
子どもの佳奈美には許されなかった。
もしかして、父はいつも腹の虫の
居所が悪かったのかもしれない。



佳奈美の行動で何か気に入らない
ことがあるたびに怒り出して、夜に素足で
追い出すこともあった。




暗い中、母が佳奈美を探しに
きてくれたことで、佳奈美の
怖さと悲しみが堰を切って
その夜は、涙を我慢しようと
思っても、止められなかった。




門限にも、とても厳しかった。
お祭りという、子どもにとって
心ときめく行事に、少しでも
遅くなると、父の激しい叱責が
待っていたのだ。




そんな父に「疲れた」なんて
佳奈美は本当の気持ちを
伝えられるはずもなかった。




「どうして、こんなに激しく
怒られるんだろう…」
佳奈美は、必死になって考える
ようになった。




もしかしたら、自分の
能力が低いのだろうか?
それとも、一生懸命やっている
「手伝い」が至らないのだろうか?




まだ子供の佳奈美には
どうやって父を満足させられるのか、
どうやったら怒られないように
なるのか、ずっと考えなけば
ならなくなった。



母も、佳奈美をかばうことは
特になかった。



そうやって、子どもの佳奈美の
自信は、少しずつ削られていった。









あれだけ楽しい小学校
生活だったが、佳奈美は
小学2年で転校することに
なってしまった。




はっきり意識できるように
なったのは、小学3年生くらいの
頃だろうか?




佳奈美はクラスメイトたちと
能力と差を感じるようになった。
勉強も難しくなったと感じ始め



あれだけ得意だったスポーツも
「人並み」と感じるまでになって
しまった。



これまで何も問題がないと
思っていた友人関係にも
佳奈美は大きな変化に気が付いた。



友達にきついことを言われても
言い返すことが、できなくなっている
自分を感じ、逆に苦笑いをして
無難に人付き合いをするように
なったのだ。




佳奈美は何とかして
「クラスメイトとの差」を
縮めようと思い、勇気を出して
「塾に行きたい」という願いを
母に伝えてみた。




佳奈美の父は、学生時代に弁護士を
独学で挑戦するような厳格な育ちを
していたため、佳奈美にも同じことを
強要した。母の態度も同じだった。
「あんな塾なんてダメ!」




母には母の、自分が行かせたい
「理想の塾」でもあったのだろうか?
この頃から母は、佳奈美を
他人の子と何かを比較する
ようになった。





身体を動かすことが好きだった
佳奈美は、スイミングスクールには
通わせてもらうことができた。




指導者が管理しやすいように
「級」という制度で生徒が
分けられているのだが




佳奈美と同じスクール生たちと
自分の「級」に差が出でてくると




「抜かされたら悔しいと思いなさい!」
母の激高したセリフに、佳奈美はどう
答えていいのか、分からなかった。



ただただショックで、親をがっかり
させたくない佳奈美にとって
そんなことを言われても
どうしようもないのだ。



好きで楽しんでいる水泳なのに
スクール生に級を抜かされたら
悔しいと思わないといけないのか…?



子どもの佳奈美は
「なぜお母さんは、私と他の子を
比べたがるんだろう…」





佳奈美の母親の心は…
自分の子には「他人より優れていて欲しい」
という、母本人の心の問題を満たそうとする
母親の苦しみが
、そんなセリフに
なっていた。




そんな理由など知る由もない佳奈美は
ただただ悲しくて、頭の中で「なぜ?」
が、繰り返されていた。




なぜそんなにも怒って
母や父が自分にそんな風に言うのか?
佳奈美には、ただただ怖くて
本当は、泣きじゃくりたいのを
我慢しながら







溢れている涙を
これ以上出さないように
ギューッと息を止めた。



泣いたら泣いたで、怒られてしまう…。
子どもながらに、佳奈美は



「何事にも傷つかない
心だったらいいのに…」



「他人より何か優れていないと
私は、お父さんとお母さんに
愛されないのかも…」


「勉強ができないことって
こんなにもダメなことなんだ…」


「私が一度でも失敗したら
お父さんとお母さんを、がっかり
させてしまう…失敗ばかりしている
私は、ダメな子なんだ…」



まだまだ子供の佳奈美に
このような思い込みが
作られていった。







 




いつも見える
近所の塾の前には、たくさん
子供たちの自転車が停めてあるのを
佳奈美は羨ましく思っていた。



「私もあそこに行けたらいいのにな…」



集団で楽しそうに、塾の入り口に
入っていく子供たちには、佳奈美の
知り合いも、よく見かけた。



佳奈美は勉強の仕方が
分らなくても、自分で勉強する
しかなかった。



「勉強を教えてください…」
など父に聞こうものなら
「こんな問題も分からないのか!」
と、怒られてしまう始末だった。



解き方が分からない問題に
手を止めたかったが、勉強する
姿を父に見せないと、佳奈美に
何が起きるのか分からない
怖さがあり、自然と息が浅くなった。




与えらえた子供部屋は
いつも父が見える状態にして
おかなければならず
子供部屋の戸は、いつも
開きっぱなしだった。




佳奈美は、父にいつも
見張られている緊張を感じ
家にいる苦痛が「毎日ある」
ことに気が付いた。




そしてついに、佳奈美は小学校では
塾に通うことはなかったのだった。











そんな佳奈美に追い打ちを
かけるように、父の厳しさが増した。



父の気に入らない行動を取ると
テレビの横に常備されている
竹の棒で、いつでもこれで叩けると脅した。



ある日、父親は妹に対して「躾」を
していた。叩く前に、汗でシャツが
汚れないようにとわざわざ上半身裸にして
妹に「罰」を与えていた。



激しい怒りに真っただ中の父を
止められるわけもなく、母と佳奈美は
呆然と見ていたが、怖くてどうする
こともできなかった。



なんという恐ろしい光景なんだろう…。
他のおうちの子はこんな目に
遭うことなんて、ないんだろうな…。
なんでうちはこうなんだろう…。




「お父さん、ごめんなさい
ごめんなさい…!」



妹の悲痛な叫びを聞いても
どんなに痛そうでも、妹に「罰」を
加えるのをやめてほしくても、佳奈美は
妹が殴られ終わるのを待つしかなかった。




父の感情の起伏が激しく
怒りの気持ちが治まらない
こともあり



父親は1週間も佳奈美を
無視し続けたこともあった。



あれだけ、天真爛漫だった
佳奈美の目線は、下を向くようになり
父をはっきりと「怖い」と認識
するようになった。






それを決定的なものにしたのは
ペットの子犬が粗相をして
「躾」として、子犬が目から血が
出るほど罰している父の姿は




子どもの佳奈美を心底
怯えさせることに
十分な出来事だった。










「もしかしたら、私はダメな
部類に入ってしまうのかな…?」
佳奈美がそんなことを思うように
なったのは



小学校3、4年の担任の先生が
勉強ができる子だけを可愛がる
ことがわかったからだ。



変化を感じたのは、もう一つあった。




その頃から佳奈美は、転校生
ということもあっただろうか?
「友達グループ」の中にいても
浮いた存在のような気がして

家にいるよりはマシだったが


学校にいる時間は、楽しい
ものではなくなってしまった。



「学校に行きたくないな…」
そんな思いを毎朝の目覚めに
感じながら支度をしていると



佳奈美は少しずつ友達の
待ち合わせ時間に、遅刻して
いくようになった。



友達のほうも、佳奈美を待つ
ことがなくなり、気が付いたら
佳奈美とは別行動をとるように
なっていたのだった。











思春期に差し掛かるような
時期でもある小学5年生頃の
女子の悩みは、佳奈美にとっては
ひどく幼く感じた。



「どうしてこんなくだらないことで
悩むんだろう…」



自分の家の中で、父が繰り広げる
恐怖に比べたら、佳奈美にとって
なんでもないようなことだった。




それだけ自分が深く傷つき
「子供の無邪気さ」を発揮する
機会を、佳奈美は損失して
しまったのだ。
 

 
 
ほとんど楽しいと言える
小学生時代ではなかったが
中学に進学して、佳奈美は
初めて親友と呼び合える
友達ができた。



その親友との交流は
家での父親の「躾」の激しさや
怖さを緩和してくれるように

 

 


佳奈美の傷ついた気持ちを
慰め、よく佳奈美の話を聞いてくれ
そんな彼女の話を聞くのも
佳奈美は大好きだった。



お互いに家庭での悩みに
共通点があり、まるで佳奈美の
分身がもう一人いるような
気の合う親友だった。



佳奈美は、この親友と
少しでも一緒にいない時間など
考えられなかった。



しかし、そんな親友とは、佳奈美と
別のクラスになってしまい、一緒に
行動することができなくなってしまった。





何でも話せる友達がいなくなり
中学2年3年の佳奈美は、また
小学中学年の頃のように
集団になじめない感覚。



自分だけ才能を比較されるような
気持ちに、胸の底に鈍い
つまりを感じている気がした。




そんな中学生時代を過ごした
佳奈美だった。

 

 

 

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