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みとのや先生日誌:元帰国生だから言える事

アメリカオレゴン州、ワシントン州にある学習塾巣鴨アドバンススクール(www.sugamoadvance.com)で日々子供達と奮闘中です。

インフルエンザ、流行っていますねぇ。オレゴン州も例外ではなく、当校でも若干名インフル患者が出ております。幸いにも皆、大事には至っていないので良かったです。

 

インフルかかると辛いですからね。

 

 

話は変わりますが、子供達によく伝えることの一つに、自由は責任が伴う、というものがあります。宿題をやってくるのもやってこないのも自由。その代わり責任は自分がとってください。というものです。

 

もう何度もこのブログでも書いていますが、極論、宿題なんかやってこなくても良いと私は思っています。その代わり責任は自分が取るんだよ、という概念さえ入れば。

 

宿題というのは、この自由は責任が伴う、ということさえ教わることができれば、その使命は果たされているのではないかと。

 

人生、長いようで短いものです。私も残りの人生あと何年あるのだろう、なんて最近は考えてしまいます。平均寿命も伸びてきているので、もしかしたら100歳まで生きるのかもしれませんが、もしかしたら明日いなくなるかもしれません。

 

そうやって考えると、子供たちに伝えたいことって、宿題をやってくる、とかそういうことではないんですよね。そういう表面的なことではなく、もっと深いところを伝えて行きたいな、と思うわけです。

 

それが自由は責任が伴う、ということなんですよね。

この日曜日はポートランド校では模擬試験が予定されています。日本の子たちと比べて偏差値がわかり、また志望校判定なども出るテストです。

 

この偏差値というのは非常にわかりやすい指標ですね。客観的に自分を把握できるからでしょうか、上がれば喜び、下がれば悲しみます。でも偏差値なんてただの数値です。

 

受験も、合格か不合格か、それはただの文字です。でもその文字を見て、人は喜んだり悲しんだりする。内定もそうですね。文字ですね。

 

ただの文字なんですが、非常に人に影響を与えるものですね。

 

でも数値や文字ってそんなに大切なのでしょうか。志望大学に合格したから幸せになれるわけではなく、希望通りの会社に就職したってすぐ辞めてしまう人もいる。オリンピックで金メダルとったからといって引退後は寂しくしているかもしれない。

 

それなのに、人は文字や数値を追いかける。そう考えると、文字や数値というのは非常に不思議なものですね。

 

 

そんなことを考えていると、数字に置き換えられるものや文字に置き換えられるものって、実は人生においては大したものではないのかな、と思うわけです。数字や文字に置き換えられないことの方が、人の幸不幸を決めているのかもしれません。

 

 

話は戻りますが、子供達も、私を含めた職員も、皆、偏差値という数値を高めるために日々励んでいます。日曜日、どんな結果を子供達は出してくるのか。なんだかここ最近、校舎全体でにテストに対する真剣さが増して来ているような気がします。この数値を追いかける真剣な姿、悪くはないですね。

今年も残すところあと357日ですね!笑

 

さて、ポートランド校は創立当初からそびえ立っていた壁を取っ払いまして、二つの部屋が一つの大きな部屋になりました。

 

こんな感じです。

 

 

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私の狙いとしては、一つの部屋だと聞こえてしまう隣の先生の話が、部屋が大きくなることにより、気にならなくなるだろう、というものでした。

 

喫茶店などを想像してもらえれば分かりやすいかと思いますが、隣の話し声って気にならないですよね。相当話の内容が面白ければ別ですけどね。

 

これはどうしてかというと、私が思うに、音がいろいろなところから来ているからですね。声が雑音になるんだと思います。これが喫茶店に二組しかいないと、隣の声も気になると思うのですが。

 

そんなわけで、壁を取り除いてみて様子を見てみよう、と思いました。これで失敗したら、また壁を作ってもらおうと安易に考えていました(笑)

 

 

さて、結果はどうなったのか?

 

なんと各ブースで、生徒たちの話し声が小さくなったんですよね。なので、勉強もしやすくなったようです。これは一体?と思ったのですが、今までは壁があったから多少大きな声で喋っても問題ないだろう、と考えられていたのが、壁がなくなることによって、逆に小さな声で喋らないと隣に聞こえてしまう、と言うことらしいです。

 

まさかこんな結果になるとは。

 

教える側としては、3箇所くらいから声が聞こえていると、なんだか活気がある塾のようで(実際に活気はあるのですが 笑)なかなか教えやすいな、と思った次第です。

 

結論としては、今まで何やってたんだ、壁は無くして正解だったと言うことですね。

 

 

もちろん、色々と課題もあるので、そこらへんは改善していかないといけないのですが、これで大きな部屋が一つ確保できたので、保護者向けの勉強会とかも、定員を増やして実施できそうです。

 

去年は保護者向けの勉強会を少しサボり気味でしたので、今年はガンガンやる予定です。

 

そんなわけで、いいスタートを切れました。今年も子供達を心底大事にする塾として、さらに発展していければと思います!

2018年がスタートしました。毎年思うんですけどね、やっぱり巣鴨(当校)っていいですね。

 

子供達に何をしたの、と聞くとラスベガス行った、プール行った、家でのんびりした、などなど色々と話を聞けました。それが楽しくて嬉しくて。教育やってて本当によかった、って思います。

 

生徒にも、「先生、仕事が楽しいと言えることっていいですね」と言われました。

 

 

ちなみに私の冬休みはというと、もう「これでもか!」っていうくらい読書にハマりました。もちろん家族と時間を過ごしつつ合間を縫って。そんな中で特におすすめなのは、こちら!

 

 

 

なんともまぁ、現金なタイトルなのでしょう。。。笑

決して、こうしたらお金を稼げますよ!という虚しい本ではありません。

 

これから通貨というものがどうなって行くのか、資本主義はどこに向かっているのか、まさにこれから「お金」という概念はどうなって行くのか、お金2.0とは何か、という本です。

 

200年前のお金ってどういう概念だったか、皆さんご存知でしょうか。200年前は、中央銀行が通貨をコントロールするのはおかしい、という議論がされていたそうです。200年前って1800年代ですよね。もっと昔から中央銀行が通貨をコントロールしていたのだと思っていましたよ。

 

しかも、40年前は、金塊という紙幣の裏付けがなくなったらそれは紙幣としての価値を失う、という議論がされていたそうです。1970年頃って、本当に最近の話ですよね。当時の大人たちは何をどう考えていたのでしょうか。

 

筆者は言います。

 

「過去の常識が新しい価値観に上書きされていき、新しい価値観が常識になったかと思うと、すぐに新しい価値観による上書きが始まります。」

 

とのこと。

 

そして、これからどんな社会が訪れようとしているのか。筆者は「価値主義」が浸透してきている、と言います。

 

詳しくは是非本を手にとって欲しいのですが、私はこの本を読んで衝撃を受けました。勇気をもらいました。

 

というのも、巣鴨アドバンススクールという塾は日本のよくある塾とは違い、受験だ!進学だ!勉強しないと人生ダメになるぞ!という塾ではありません。

 

人が人を大事にする社会の構築のために、力をつけようじゃないか、という塾です。

 

もちろん、教えている内容自体は、ほかの塾と大差ありません。強いていうなら、アメリカにある塾なので、渡米してきた生徒たちは英語中心に、アメリカ生まれの永住生は日本語中心に学習しています。内容自体は日本の塾と大差ありませんが、その目的が違うのです。

 

ただ今後は、おそらく保護者からの需要も変わってくるでしょう。「ジェネラルに受験で勝てる力」「実用性のあるバイリンガルになる力」から「好きなことをとことん極める力」にシフトして行くかと思います。

 

そういう意味で、巣鴨アドバンススクールは、好きなことに出会える場所、やりたいことが見つかる場所、生徒たちの良きメンターとして機能していければと考えています。

 

2018年、こんなにウキウキしてスタートした年はありません。。。。と思ったのですが、毎年ウキウキでスタートしていましたね。

 

でも、本当にこの5年で社会は相当変わってきます。日本もセンター試験の廃止に始まり、これから大学受験を中心に本格的に変わっていくでしょうし、変わらなければ日本の教育界の未来はありません。

 

 

この本を読んで、私自身も、もっともっと自分が情熱を持ってやれることを突き詰めていきたいと思えました。原点を見つめ直すいいきっかけでした。

 

目指すは学習塾2.0!

 

そんなわけで、本年も職員一同どうぞよろしくお願いいたします。

もう2017年も終わりですねぇ。私は最後の最後までドラマ「陸王」にはまっておりました。こんな人間味溢れる経営者が主人公のドラマなんて今まで見たことありません。でもこれが現実です。リーダーはとことん悩んで、正解なき答えを出すしかない。その責任を取るのがリーダーであり、それこそが醍醐味でもあるわけです。

 

 

さてさて、2017年を振り返って見たいと思います。出来なかったことは、もう数多くありまして、そちらを考えても落ち込むだけなので、巣鴨アドバンススクールとして、また個人的に成し遂げたことをリストアップしていきたいと思います。

 

1月

・大雪で授業が一週間ほどキャンセル

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これには本当に参りましたね。2018年はなんとかキャンセルなしでお願いしたいですね。

 

・書初め大会、ドッジボール大会

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このドッジボール大会、どんどん運営を若手に任せていまして、リーダーシップ体験を得るにはうってつけのイベントになっています。

 

・マナたび

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日本から中学生も来て、マナたびも無事に出来ましたね。2018年も色々と動き出しています。地元の高校とも連携をとって大きく行きたいと思います。

 

 

・ボルダリング

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そして個人的にはボルダリングですね!マイシューズも買ってしまいました。レベル2が結構余裕でできるようになったのは大きな一歩でした。2018年はレベル4くらいまで行きたいです!

 

・古本市とこどもの日イベント

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・大学説明会、アウトドアキャンプ、夏祭り

 

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個人的には、初のアウトドアキャンプやりました。子供がいると、家にいられないので、どんどん外に出て行けますね。子供のため、という言い訳のもと自分だけが楽しんでいる、というやつですね。

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・大学説明会は何度かやりましたし、ポートランドで講演会も

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こうやって見てみると、色々とやってますね(笑)年末になると、あれもやってない、これも出来ていない、と考えてしまいがちなのですが、遣り切ったことなどをリストアップすると自己肯定感に繋がりますね!自分お疲れ様、と。

 

 

個人的に大きな買い物は、ルンバとインスタントポット(電気圧力鍋)の購入で結構時間に余裕が生まれたことですかね。

 

 

 

 

 

この二つは本当にいい買い物でした。また別の記事でも詳しく書きたいと思います!

 

 

最後にですが、このブログを続けられているのは、読者の方々のおかげです。本当に。感謝してもしきれません。皆さん、色々と感想を伝えていただき本当に励みになっています。毎年思います。もうそろそろブログも終わりでいいのでは、と。ただ、後輩たちも読んでくれていますし、保護者の方はもちろん、生徒たちも一部読んでいるようで。私自身、自分を振り返る上でも本当に有益なので、書き続けて行きたいと思います。

 

 

2018年、巣鴨アドバンススクールも10周年を迎えます。一つの節目ですね。まだまだ気を抜かずに、個人としても組織としても成長して行きたいと思います。

 

2017年、こちらのブログを読んでいただきありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします!良い年を!