佐助隧道の次に鎌倉に行ったら寄ろうと考えていた隧道の1つに向かいます。
場所はここ、神奈川県鎌倉市扇ガ谷1丁目。
住宅地を歩いているとこんな隧道が姿を現します。
クイックさんのところに載ってるし、先日旅人さんのブログでも紹介されていたところです。
隧道横にこんな標柱が立ってました。
入口ちょっと斜めってるみたいで、付け足しっぽい部分があります。
では、お邪魔します。
金網で補強されてるけど、元々は素掘りの隧道です。
ちょっと崩れたっぽい部分が金網との隙間に溜まっているので、素掘りのままだと現代の感覚では危険だったかもしれないです。
それでもかつての姿がわからなくなるような残念改修がされてないのは素晴らしい。I市のS隧道みたいにね…。
地層が透けて見えます。(^^)v
で、金網に透けて見える内部に一部こんな土嚢を積んだ場所がありました。
横穴があったっぽいですね。それに、帰宅してから写真を改めて見返してみるとこの土嚢、上の方がちょっと隙間になってる？
これは中を覗きたいし、できることなら入り込んでみたくなる。(笑)
そして近づく出口。
脱出。と言っても短い隧道なのですぐなのですが。
その先は鎌倉歴史文化交流館という場所のようでした。
（この隧道を通らなくても行ける）
私の目的は隧道なので、ここで引き返しました。
で、おまけ。
周囲にはこんな感じで穴がいくつも開いてました。
だいたいフェンスで塞がれてる。
フェンスの隙間から撮ろうと思ってもなかなかうまくいかない。
近くで作業をしていたおじさんに声をかけられ少しお話を伺いました。
詳しくわからないけど防空壕跡かやぐら跡だろうとのことでした。
おじさん達も戦後の生まれだろうからね。
先ほどの土嚢横穴も同じようなものかもしれないですね。
そういえばこの隧道、Q地図様にも載ってないしいつごろできたのかも不明です。
（名前は扇ガ谷隧道という仮称があるそうですが、正式名称はあるかどうかも含めて不明）
佐助隧道のこと調べてて今昔マップ開いたついでにここのことも見ようと思ったけど、どの時期にもこの隧道が載ってない…。
そんなわけで、こんな感じの適当なタイトルになりました。
では次回、この近くにあるもう1本の隧道を見に行きます。