なぜ、ハコフグのアクセス数が多いのか不思議ですが、他にフグでいいのはいないかと言えば、秋~初春に捕獲できる 「アカメフグ」。25cm~30cmくらいが多い。
久美浜に住む潜り仲間の大将が、よくこれを浜から沖合いの100m位の沈み磯で捕獲する。冬でも凪の時5mmウエットにフードベスト、そして寒さしのぎのアルコールで頑張っている。さてこの「アカメフグ」、勿論毒が有る。秋口に浜詰めでキャンプをしてたら大将が、ビールとこれをたくさん持ってきてくれる。
包丁で何匹もたちまち裁いて、後は焼きも良し、刺身?やったこと無いけど、旨いらしい。そして、油で揚げてもいけるとの話。
毒は、卵巣と身以外まんべん無くあるようだが毒に当たるか当たらないかは、食べる人の自己責任。
大将は、浜ですばやく「アカメフグ」を包丁で裁いて捨てる部分をそこらに投げ捨てる。するとカラスが、どこからか見てたのか飛来してきて着地し、よっこよっこと「アカメフグ」のホルモンに近寄る。
しかし、何羽ものカラスがクチバシすら獲物につけることなく、風に羽を揺らしながら遠巻きにほかされた獲物を見守るだけ。
知っているんだろう、毒があることを。気になるけど口をつけない。
◆アカメフグ料理法
包丁で頭を落とす。
この時、毒に免疫の無い人は手袋をはめて。三枚におろすが内臓は摘出して捨てる。
あとは通常の魚の下ろし方。裁いた身の左右に包丁で身の左右を炭火の網に掛ける。炭は、遠赤距離で。捕獲したばかりなら表面に焦げ目がついてややアイボリーの色の更に黄色くなったところで裏返す。徐々に汁がフツフツと肉から沸いてくる。焼き具合はレアで取り込んで、つまりたたきにした状態で、2ミリ位に切る。「旭ポンズ」(大阪府八尾市製造元)ともみじおろしで、頂く。ビールは、できれば麦100%の。
なぜこんなに漁師料理がもてはやされるのか判らないが、もし、丹後半島のヤバイ珍味を食べたい方は、まだ誰もあんまり知らない珍味があります。ネットでもまだ紹介されてないでしょう、きっと。アクセルしてください。過去大飢饉、室町時代以降、米不作、江戸中期の大飢饉、応仁の乱そして天候被害などにも屈せず漁師町は、飢饉のなんの影響も受けず通常の暮らしをしたとの文献を読んで海の恩恵に感謝する所存。なんでも食べることが出来る種族は米文化の種族より海の幸の文化の種族のほうが長生きしてます。