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 『Honesty』が入っているアルバム「ニューヨーク52番街」は、僕が生まれて初めて買ったレコードの洋楽のアルバムだ。小学校6年の時にNHKのFMで流れていたのをテープで録音して、それがすごく気に入って、なんども聴いた。イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」と同じく、僕が洋楽を聴くようになったきっかけの曲ということになる。

 この曲を聴くと、歌がうまいとか、すごいとか、そんなことよりも、ただその頃のことを懐かしくなる。まだ世の中のことをよく知らなくて、アメリカという知らない国に憧れを持っていて……。この曲を聴くと、そんな昔の、夢を持っていた頃を思い出す。

 歌の中に、Honesty is such a lonely word、Everyone is so untrue、という歌詞があって、若い時は、そんな歌詞は実感として感じることはなかったのだが、太宰治が死んだ歳を何年も前に越えててしまった今の自分にとっては、Everyone is so untrue、というのが実体験として、ひしひしとわかる。

 結局、Honestyが、存在するのは、家族の間ぐらいかなという気がするのだが、友達のほとんどいない自分には、家族の間だけしかないと言える資格があるのか疑問にも思う。
 ただ仕事関係のいわゆる機能的な関係の人たちは、やっぱり、so untrue だった場合が多いというのが、正直な感想だ。

 家族に対しては、Honestyは存在すると思うが、実際に会ってみると、そう簡単ではない。僕の家族は(自分も含めて)気難しく、口うるさい家族ばかりなので、遠く離れている時には大事だなと感じていても、ひさしぶりに会って話したりすると、思い描いていたイメージ通りにはいかない。

 ということで、僕の実生活においても、『Honesty』は、such a lonely wordということになる。


 
 わりと前の話だが、ブラック・クロウズの新しい曲が、ボブ・ディランのカバーで、とりあえずオフィシャル・サイトからローリングストーン誌のサイトに行って聴いてみた。
 ブラック・クロウズの曲の感想はさておき、ローリングストーンに歴史上のベストソング500とかいうのがあったので、1位は何だろうかと思って開いてみた。そしたら、この『Like a rolling stone』だった。
 
 そういえば、前にもそんな記事を、どこかで読んだことがあった気がした。きっと忘れていただけだろう。ただ、引越の荷造りをしながら、偶然、聴いていたのだがこの曲で、タイミングの良さにびっくりした。
 どうして、この曲がベスト1なのか、かなり疑問だが、このYouTube上にあったライブを聴くと、やっぱりディランはすごくて、そんな疑問がわくのは、きっとディランをそれほど理解していないのが、原因なのかもしれないと思った。


 最近、あんまり音楽を聴いていなかったが、ここ数日は、デヴェンドラ・バンハートばかり聴いている。以下、デヴェンドラ・バンハートの『Freely』を聴きながら思ったこと。

 苦しい思い出は、もちろんさっさと忘れた方がいいけれど、最高に楽しかった思い出も、忘れた方がいい場合もある。
 うまくいっていたことが急にうまくいかなったりした時は、時間を置くとか、いったん休止するとか、もしできるなら、そうした方がいい。

 駄目になった、夢や希望を、いつまでも追いかけて、今の生活を破壊してしまうようなことがあってはいけない。人間関係に限らず、金とか、何かを考えること、そのこと自体についても言える。

 この3ヶ月ぐらい、かなり調子が良かったが、2週間ぐらい前に突然、重い気分になった。それで、なんとなくこの『Freely』を聴いてみたら、やめられなくなった。
 新譜のアルバム「MALA」が出ていたので、この曲の入っているアルバム「Smokey Rolls Down Thunder Canyon」と一緒にアマゾンで買った。パソコンで聴くよりは、やっぱり音はいい。
 「Smokey~」を聴いていたら、CDなのに、なぜかレコードで聴いているような感覚がした。ブツブツという雑音が鳴っている感じ。
 
 自由になるためには、欲望を抑えること、別の言い方をすると、ちょっとでいいから我慢することが大切だ。
 一流レストランは行ったことがないのでわからないが、ホテルのバイキングとか、デパートの食べ放題ビュッフェで、腹いっぱい食べるよりも、しっかり腹を空かして、やよい軒なんかで、朝の納豆定食を食べた方がうまかったりするものだ。

 話をまとめると、無理していい生活をしようとするぐらいなら、冷たい緑茶でも飲みながら、部屋でデヴェンドラを聴いているほうがいいと思った。

 I'd like to live that way
 Oh I'd wanna stay stay that way