「接客」業の経営者やマネージャーは日頃から「サービス」と「売り上げ」をあげたくて仕方がありません。笑
ホテルに勤めている時はもちろん私もそうでした。
まいにち、毎日、
「サービス力を高めるにはどうしたらいいだろう?」
「来月の売り上げを上げる方法はないもんか?」
そこで、マーケティングの本やら、サービス力向上の本をAmazonで探しては注文。
そのため、今ではその手の本が家の中でゴロゴロ。その数は小さな古本屋ができるくらいです笑
マーケティング関連の書籍には、“独自性の売り”や“明確な差別化”、“充実したコンテンツ”または、コンセプトが大事とか・・・
他にも
ターゲットを明確にする、製品に付加価値をつけるなど、普段使用しない専門用語がたくさん書かれています。
もちろん、専門書に書かれている内容を現実の業務に落とし込んで進めることは非常に大切です。
でもね
残念ながら、すぐには効果が表れません。
「前から考えないのが悪いんじゃ!!」
こんな意見が出てきそうなのですが、現場では「明日の売り上げ」も「1ヶ月先の売り上げ」も大切なんですよね。
そこで、「サービス力」と「売り上げ」を一気に上げる方法を考えてみましょう。
例えば
今まで扱ったことがない「高額商品」を扱うのです。
洋食レストランであれば、高級ワイン。和食レストランでは、取り扱っている倍ほど値がはる数量限定の大吟醸などがそうですね。
飲料単価を上げるには、これが一番カンタンですね!
売上をアップさせるには、高額商品を納品しただけではダメです
私の経験では、商品知識をキチンと頭に叩き込み、しっかりと良さをアピールできなければ、高額商品は中々注文されません。
普段からご利用されているお客さまでしたら猶更でしょう。
お客さまを観察し、どのタイミングで伝えたらココロに響くのか?
商品・味の特徴はもちろん、どの料理に合うのか、産地・原料・造り手のこだわり・歴史・物語etc
これらを自分の言葉に変えてアピールする必要があります。
メニューも工夫をしてください。
単純に単価のみを表示せずに、商品名と一緒に「無農薬」「化学肥料不使用」「期間限定」「初入荷」などの他の商品とは違う価値を目に見えるようにしましょう。
もし、可能であれば、試飲できれば最高ですよね!
「試飲なんてできる訳ないじゃん!」
そうかな?
試飲分を原価に乗せても商品単価はそんなに変わらないと思いますよ。
ホテルやレストランの原価率はすごいから・・・笑
一度上司に掛け合ってください。
あなたの熱意があれば、上司もきっと動いてくれますよ。
情熱がある上司でしたら、試飲分を安く仕入れるために、酒屋さんに交渉するでしょう!
商品説明を1回だけではなく、視覚・聴覚・味覚に少なくても3回情報を与えるのです。
ヒトは必要性がなければ、中々技術は向上しません。
サービス面を見ても、一度見についた技術は落ちることはありません。
是非試していただきたい方法です。
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