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mikinの勉強部屋

改装し、現在は映画の記憶倉庫。(これは過去です→日々の学習成果を記していきます。少しずつ、着実に…。)

「A.I.」は、スティーヴン・スピルバーグ監督作品で、当時人気が高かった演技派子役ハーレイ・ジョエル・オスメントが主役の映画です。日本ではかなりヒットした作品です。私は、この映画、武道館で行なわれた試写会で見ました。もう涙、涙の感動作です。数年前にTVでも見ましたが、同じように感動しました。
時代設定は未来で、子どもを失った夫婦が、子ども型ロボットを購入します。ロボットと人間の間、特に子どもと母親の間の愛の物語です。子どもの頃に母親の愛に欠乏を感じた人は、主人公に自らを重ねて、涙が溢れてくることでしょう。
SF映画として見ても質が高く、様々な未来的インテリアや小道具など、見る価値があります。また他にも多くのロボットがでてきて、未来都市のような場所なども、想像力をかき立てられます。ロボット役でジュード・ロウが出演しており、格好よいです。
最後のほうで、NYのツインタワーを思わせる場所に行くのですが、そのあたりは幻想的で、崇高な感じまでまとい、とても印象的です。
2時間半ほどの長い映画ですが、内容豊富で、映画の中を十分旅できる、素晴らしい映画だと思います。
じっくりと腰を据えて、一気に見る映画です。

今でこそ、だいたいみんなが知っているこの作品「いまを生きる」(Dead Poets Society)ですが、公開当時は、それほど大人気っていうわけではありませんでした。主役のロビン・ウィリアムズも、イーサン・ホークも今ほど知名度があったわけではなかったし、監督のピーター・ウィアーがハリソン・フォード主演の「刑事ジョン・ブック 目撃者」のヒットなどで注目されていたくらいかな。私は、公開時にイーサン・ホーク目当てで見にいきました。そして、とてもとても良い映画で、感動して、涙うるうるでした。
この映画を見た人の中で評判はうなぎのぼり。そして、今では、感動を与える名作としてベストテンにランクインする映画となっています。まだ見ていない人は、是非見てみてください。
でも映画を見る時期というか年齢はかなり大切で、印象を左右させます。私はこの映画を見た時はまだ若かったので、舞台となる学校というものに生々しい感情を抱いていたし、「今を生きろ」というメッセージにも強く感銘を受けました。Carpe Diemというラテン語もこの映画で覚えました。もうすっかり大人になってしまった今なら、ちょっと若気が勝った、生ちょろい物語だと思うかも。
あと、ロビン・ウィリアムズもその後の活躍(「レナードの朝」や「ミセス・ダウト」など多々)を知ってからこの映画を見ると、彼の教師という役柄にあまり純粋に感じ入ることができないかも。彼のキャラクターでイメージが先にふくらんじゃって…。また、イーサン・ホークもこの映画の頃が、まだ少年らしさが残っていて、いちばん素敵な頃かもしれません。
もう一つ特筆しておくべきことは、物語の中で重要な役割を持つ少年ニール役をしているのが、ロバート・ショーン・レナードだというこです。彼は、ここ数年で米TVシリーズ「ドクター・ハウス」でハウスの親友ウィルソン役で大ブレイクしています。ニール役の頃は19歳くらいかな。若いですが、「今を生きる」の少年たちの中ではなんとなく老成した雰囲気でした。映画のパンフレットの中では、今後が大いに楽しみな俳優として紹介されていたと思います。
大人も楽しめると思いますが、10代の若い人に是非見てもらいたいなあと思う映画です。

今回もまたまたコーエン兄弟監督作品です。もしかしたらいちばん有名な作品「ファーゴ」(Fargo)についてです。「ファーゴ」は日本公開時に映画館で見ました。ちなみに、このブログのタイトル欄で、映画の名前が日本語のものは、日本語字幕で見ています。原題のものは、原語プラス英語字幕かオランダ語字幕で見ています。
ストーリーは、アメリカ中北部のミネソタ州の雪深い田舎町を舞台に、無口な男とよくしゃべる男の二人が偽装誘拐を企てるのですが、それを頼んだ平凡な男とともに、物語はとんでもない方向へ。何をやってもうまくいかない男たちの、トラジコメディです。
1996年公開の映画なので、前回に見たのはもう15年も前のこと。内容はほとんどさっぱり忘れていて、寒い白銀の世界を動き回る、どてっとした分厚い防寒着を着た人々の印象しか残っていませんでした。今回、DVDで見直したわけですが、確かに一面に雪の世界ですが、吹雪いているわけではなく、天気自体は良さそうなんですよね。すごく田舎だし、寒い冬だからか、外にあまり人がいない。駐車場で殺人しても、昼間なのに誰も回りにはいない。なんか、のどかな、空虚な風景のなかで、なんか必死にあくせくしている男とたち。
俳優陣では、有名なのは、スティーヴ・ブシェミくらい。主人公のウィリアム・H・メイシーはこの映画で有名になったんだと思います。顔を見れば、きっと見たことあるなと思うでしょう。映画の中でいちばん地に足がついていて、ゆったりと構えている、女警官を演じているのは、フランシス・マクドーマンド。この女優さん、コーエン作品ではよく目にします。なんと、ジョエル・コーエンの奥さんです。
かなり残酷な話なんですが、ところどころでつい笑ってしまうので、いつものコーエン作品の持ち味ですね。好き嫌いがある映画だとは思いますが、私はこの語り口が好きです。