映画「いまを生きる」(1989) | mikinの勉強部屋

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今でこそ、だいたいみんなが知っているこの作品「いまを生きる」(Dead Poets Society)ですが、公開当時は、それほど大人気っていうわけではありませんでした。主役のロビン・ウィリアムズも、イーサン・ホークも今ほど知名度があったわけではなかったし、監督のピーター・ウィアーがハリソン・フォード主演の「刑事ジョン・ブック 目撃者」のヒットなどで注目されていたくらいかな。私は、公開時にイーサン・ホーク目当てで見にいきました。そして、とてもとても良い映画で、感動して、涙うるうるでした。
この映画を見た人の中で評判はうなぎのぼり。そして、今では、感動を与える名作としてベストテンにランクインする映画となっています。まだ見ていない人は、是非見てみてください。
でも映画を見る時期というか年齢はかなり大切で、印象を左右させます。私はこの映画を見た時はまだ若かったので、舞台となる学校というものに生々しい感情を抱いていたし、「今を生きろ」というメッセージにも強く感銘を受けました。Carpe Diemというラテン語もこの映画で覚えました。もうすっかり大人になってしまった今なら、ちょっと若気が勝った、生ちょろい物語だと思うかも。
あと、ロビン・ウィリアムズもその後の活躍(「レナードの朝」や「ミセス・ダウト」など多々)を知ってからこの映画を見ると、彼の教師という役柄にあまり純粋に感じ入ることができないかも。彼のキャラクターでイメージが先にふくらんじゃって…。また、イーサン・ホークもこの映画の頃が、まだ少年らしさが残っていて、いちばん素敵な頃かもしれません。
もう一つ特筆しておくべきことは、物語の中で重要な役割を持つ少年ニール役をしているのが、ロバート・ショーン・レナードだというこです。彼は、ここ数年で米TVシリーズ「ドクター・ハウス」でハウスの親友ウィルソン役で大ブレイクしています。ニール役の頃は19歳くらいかな。若いですが、「今を生きる」の少年たちの中ではなんとなく老成した雰囲気でした。映画のパンフレットの中では、今後が大いに楽しみな俳優として紹介されていたと思います。
大人も楽しめると思いますが、10代の若い人に是非見てもらいたいなあと思う映画です。