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mikinの勉強部屋

改装し、現在は映画の記憶倉庫。(これは過去です→日々の学習成果を記していきます。少しずつ、着実に…。)

見たかったアントン・コーバイン監督の映画「Control」(コントロール)が深夜にTVで放映されていたので録画して見ました。
アントン・コーバイン監督は、最近話題になったジョージ・クルーニー主演の映画「The American」(ラスト・ターゲット)の監督でもあり、スタイリッシュな映像が得意です。元々は、人物写真が有名なフォトグラファーで、ロックアーティストの有名な写真を多数撮っています。オランダ人なので、オランダ語読みだとコーバインですが、英語読みだとコービンになります。
「Control」は彼の初監督作品。1970年代後半に活躍したイギリスのバンドジョイ・ディヴィジョン(Joy Division)のボーカリストのイアン・カーティスに焦点を当てた映画です。白黒映画で、美しい構図とわかりやすいシナリオで、最後まで惹き付けれて見てしまいました。
私はこのバンドのことをまったく知らなかったのですが、それでもいくつかの曲は聞いたことがあるような気がしました。当時のイギリスの雰囲気が良く出ていて、ライブの場面もよかったです。
また、主人公イアンを演じるサム・ライリーは、背が高くハンサムで、真面目な文学青年の雰囲気を良く出していて、高校時代のシーンから始まり、若くして結婚し、家庭とバンドで苦悩する様をとても自然に演じています。現実のバンドやイアンを知らない私としては、とてもリアルに感じて、当時をそのまま見ているようでした。
映画の中では年やイアンが何歳であるかというクレジットがまったくないのでわからなかったのですが、最後のシーンでさえもイアンがたった23歳だったということをあとで知りました。また、イアンと恋仲になったベルギーの女性は、のちにクレプスキュールを立ち上げた人だということを知り、音楽レーベルとして80年代に話題になっていた私が知っているレーベル名をこんな形で久しぶりに聞き、懐かしく思いました。
ミュージックファンにおすすめの映画です。



ずいぶん前なのですが、TVでデンマークの映画「After the Wedding」(原題:Efter brylluppet、邦題:アフター・ウェディング)を見ました。とても良い映画だったので印象に残っていて、このブログにアップしようと思っていたのですが、題名が思い出せなくて、ずっとできないままでした。
最近日本で公開された「未来を生きる君たちへ」というアカデミー賞外国語映画賞を獲得した映画が、デンマーク映画だということを知り、もしかしたらと思い、監督のSusanne Bier(スサンネ・ビア)からたどっていって、この「After the Wedding」を見つけました。
ストーリーは、インドの孤児院で中心人物として働くヤコブが、孤児院存続のために財政援助を申し出た企業のCEOに会いに故郷のデンマークを訪れます。そのCEOヨルゲンは、偶然のように週末に結婚する娘の式にヤコブを招待します。その場で、ヤコブは昔の恋人がヨルゲンの妻であることを知り、娘は自分の娘ではないかと感じます。どうしてヨルゲンは、ヤコブを式に招いたのか…。物語は、過去と現在の人間模様をからめ、またインドの孤児院の様子もからめ、子どもを愛して、守るということについて考えさせられるヒューマンドラマです。
描くタッチが、独特で、ああこんなドラマを見たことがないなーという新鮮な幹事がありました。
デンマークの、米国などとは違う社会や人々の雰囲気も味わえると思います。
主役のマッツ・ミケルセンの、よっとアウトローな感じ、鋭いまなざしが印象的です。

たまたま映画「City of Ember」(エンバー 失われた光の物語)のCMスポットを見て興味を持ち、この映画をTVで見ました。
子どもと一緒に見ることができるファミリー向けの映画です。
舞台は、City of Emberという町で、地球上に住めなくなったために作られた町です。この町の様子、建物や小道具などが独特で、良い雰囲気の空間を見せてくれます。「ハリポタ」や「ドクター・フー」シリーズなどが好きな人は、この映画も好きかもしれません。
学校を卒業すると、くじ引きで仕事が決まります。主人公の女の子リーナはメッセンジャーになります。この仕事は、町の人からの伝言を直接聞き、町の中を走って、指定された人のところへ行き、伝えるというシンプルなもの。メッセンジャーのユニフォームは赤いマントで、華奢なリーナがこのマントをはおって、町を駆け巡るシーンは爽快感があってよいです。
リーナ役は、シアーシャ・ローナン。この映画制作時には13歳くらいだったと思いますが、とてもしっかりと演じており、好感を持ちました。
他に、ティム・ロビンス、ビル・マーレイも出演しており、アドベンチャー的要素も満載で、かなりお金がかかったハリウッド映画だと思うんですけど、あまりヒットせず、日本では映画館での上映はなかったとか。
その理由の一つは、ストーリーの導入がいまひとつだからだと思います。どうして、皆がCity of Emberに住むことになったのかというのがわかりにくいです。200年の期限つきの町であったということをもっとはっきりとわかるように見せるべきです。そして、終わり方ももう少し、皆の「助かった感」が表現されると良かったかも。
小説「エンバー 失われた光の物語」が原作だそうですが、読んだことがありません。おそらくもっと世界観がよくできた、わかりやすい物語なのではと思います。
映画の出来としては総合点をつけると70点くらいですが、あまり深く考えずに、SFファンタジー冒険ドラマを軽く見るつもりで見ると、それなりに楽しめます。
私は見てよかったと思いました。