たまたま映画「City of Ember」(エンバー 失われた光の物語)のCMスポットを見て興味を持ち、この映画をTVで見ました。
子どもと一緒に見ることができるファミリー向けの映画です。
舞台は、City of Emberという町で、地球上に住めなくなったために作られた町です。この町の様子、建物や小道具などが独特で、良い雰囲気の空間を見せてくれます。「ハリポタ」や「ドクター・フー」シリーズなどが好きな人は、この映画も好きかもしれません。
学校を卒業すると、くじ引きで仕事が決まります。主人公の女の子リーナはメッセンジャーになります。この仕事は、町の人からの伝言を直接聞き、町の中を走って、指定された人のところへ行き、伝えるというシンプルなもの。メッセンジャーのユニフォームは赤いマントで、華奢なリーナがこのマントをはおって、町を駆け巡るシーンは爽快感があってよいです。
リーナ役は、シアーシャ・ローナン。この映画制作時には13歳くらいだったと思いますが、とてもしっかりと演じており、好感を持ちました。
他に、ティム・ロビンス、ビル・マーレイも出演しており、アドベンチャー的要素も満載で、かなりお金がかかったハリウッド映画だと思うんですけど、あまりヒットせず、日本では映画館での上映はなかったとか。
その理由の一つは、ストーリーの導入がいまひとつだからだと思います。どうして、皆がCity of Emberに住むことになったのかというのがわかりにくいです。200年の期限つきの町であったということをもっとはっきりとわかるように見せるべきです。そして、終わり方ももう少し、皆の「助かった感」が表現されると良かったかも。
小説「エンバー 失われた光の物語」が原作だそうですが、読んだことがありません。おそらくもっと世界観がよくできた、わかりやすい物語なのではと思います。
映画の出来としては総合点をつけると70点くらいですが、あまり深く考えずに、SFファンタジー冒険ドラマを軽く見るつもりで見ると、それなりに楽しめます。
私は見てよかったと思いました。