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mikinの勉強部屋

改装し、現在は映画の記憶倉庫。(これは過去です→日々の学習成果を記していきます。少しずつ、着実に…。)

子どもの頃に見た映画だけではなく、最近見たものについても記録していくつもりです。以前とは違って、映画はDVDで簡単に見ることができるし、テレビでも毎日何本もの映画が放映されているので、映画を見る機会がとても多くなりました。たまに映画館で見ていた時代には、個々の映画の印象が強く残りますけど、最近はテレビで見るせいか、忘れていく速度がかなり速いです。
とりあえず、見たあとの記憶を少しでも文字にして記録しておこうと思います。あくまでも自分用のメモです。
前置きが長くなりましたが、最近テレビで見たのが「District 9(第9地区)」です。「ロード・オブ・ザ・リング」で有名なピーター・ジャクソンが製作です。
南アフリカ共和国の上空に巨大な宇宙船が現れ、その宇宙船が壊れてしまっていたために、多数のエイリアンが、地上に住みつくことになり、隔離地区に住むことになるというお話です。最初トレーラーを見たときは、チープなSF映画のようで、エイリアンが昆虫ぽくって気持ち悪く、見る気はおきませんでした。
しかし、多分宇多丸さんだったと思いますが、この映画を絶賛していて、それで見たいという気が芽生えました。
見た感想は、プロットは簡単ですが、現在の難民政策などに照らし合わせて考えることができ、深く読むことができるなあと思いました。あんなに気持ち悪い見た目のエイリアンなのに、最後のほうでは、人間側よりエイリアン側を心の中で応援していました。また、ドキュメンタリータッチの映画で、映画を見ていながら、テレビを見ているような錯覚を感じました。このドキュメンタリータッチの手法って、「ハート・ロッカー」でも使われていますよね。有名な俳優は出ておらず、主人公は、たよりなさそうな人物なんですが、そのちょっと自暴自棄になってしまうところに人間味があって、またコミカル感もありました。
映画館で見るほどの映画じゃないかな、テレビで十分だったなと思いました。

子どもの頃に感動して泣いた映画といえば、ドイツ映画の「野ばら(DER SCHORNSTE TAG MEINES LEBENS)」があります。この映画は、土曜日の午後に一人で見た記憶があるので、きっと小学校の中、高学年のときでしょう。
孤児の男の子が老人に連れられ、ウィーン少年合唱団のメンバーになって、いろいろなことがあって、という物語です。その老人と男の子の絆がとてもよい感じで描かれていた印象があります。
当時、家に小学館の新学習図鑑シリーズがそろっていて、その中の「音楽の図鑑」の表紙がウィーン少年合唱団の写真で、この映画を見たあと、よくこの写真を見入っていました。私は、この図鑑シリーズが大好きで、いちばん好きだったのは、「発明発見の図鑑」です。もう何十回と目を通したと思います。
話がそれましたが、映画では、ボーイソプラノの美しい歌声が全編で聞くことができます。そして、団員のお世話をする女の人がいるのですが、その人と男の子の関係が物語の一つの大きな筋だったと記憶しています。
とても良い映画だと思ったので、後でまた再放送されたときに、自分は習い事か何かで見ることができなかったのですが、母に「見てみて。とても感動的な良い映画だから」と言って観てもらったのですが、習い事から帰ってきて、その感動を分かち合おうと思って感想を母に聞いたら、「全然よくなかった」って冷たく言われて、とても傷つきました。どうしてそういう感想しか持てないのか、まったく理解できませんでした。とても悲しかったことを憶えています。
私は子どもの視点から映画を観ていたのはわかるのですが、母はきっと別の視点から観ていたのでしょう。
この経験もそうですが、映画って実はとても個人的なもので、個々人の経験や記憶や思い出と結びついていて、映画をどう捉えるかは、ほんと人それぞれなんですよね。
この映画のクリップを探したのですが、よいものが見つかりませんでした。有名な映画だと思っていたのですが、マイナーなのかしら。

小学生の時に見た思い出の映画のNo.2は「禁じられた遊び」です。白黒のフランス映画です。
この映画も父と一緒にテレビの洋画劇場で見ました。
子どもが出てくる映画なので、自ずからポレットに感情移入して見ました。私は、少年が出てくる映画が子どもの頃好きだったのですが、ミシェルは田舎の子どもという設定なので、あまり格好いいという印象ではなくて、それほど好きではありませんでした。
低学年だったと思うので、ちゃんと鑑賞できていたかわかりませんが、泣いたことを憶えています。特に最後の、駅でポレットが人ごみのなかに消えていくシーンで、このあとポレットが幸せな誰かと出会えるのかととても心配した覚えがあります。そして、ポレットの水玉のワンピースが強く記憶にあります。
監督は、ルネ・クレマン。
音楽のナルシソ・イエペスのギターによる悲しげなメロディ(「愛のロマンス」)が、耳に残りました。そして、私が生まれて初めて買ったレコードシングルは、このナルシソ・イエペスの「愛のロマンス」となりました。