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mikinの勉強部屋

改装し、現在は映画の記憶倉庫。(これは過去です→日々の学習成果を記していきます。少しずつ、着実に…。)

映画「心の指紋」(The Sunchaser)は映画館で見て、良い映画だと記憶に残っている作品です。この映画を目当てで見に行った記憶がないので、二番館で何かと二本立てだったのをたまたま見たか、あるいは試写会だったのか、詳細は覚えていません。
ストーリーは、殺人犯で服役中のインディアンの少年が末期ガンと宣告され、インディアンの伝説の場所へ行こうと、担当医を人質にして、逃避行するというものです。完全なロードムービーで、アメリカのインディアン居住地の聖なる場所の壮大な風景が印象的で、また、少年とエリート医師との関係が物語の進行とともにできていく部分とか、とても良いです。スピリチュアルなものを感じさせてくれます。丸2時間の長さの映画ですが、一気に楽しめます。映画館で見る必要はなくDVDで十分、気軽に楽しめると思います。
俳優陣は、少年役がジョン・セダ、医師役がウディ・ハレルソンと、あまり有名どころではありません。監督はマイケル・チミノ。

先日ビデオで見た映画「De Hel van '63」(The Hell of '63)はオランダ映画です。日本では未公開のようですね。
この映画は、すべてが凍りつくような激寒の年にのみ開催されるエルフステーデントクトというスケートレースを題材にしたものです。オランダのフリースランド地方の11の町をスタンプラリーのようにつないで、運河や湖に張った自然の氷の上をスケートで滑って、完走するレースです。レースに耐えうる自然氷ができるのはそう頻繁にはなく、エルフステーデントクトが開催されるとなると、オランダ中がお祭り騒ぎになります。しかし、最近は温暖化の影響もあって、1997年以来、開催されていません。
このレースは全長200kmの距離で、丸一日の間に完走しなければなりません。18歳以上なら誰でも参加できますが、過酷なレースで、完走者は完走メダルがもらえ、かなり名誉なこととなります。
映画は1963年のエルフステーデントクトの実話を元にしたもので、このレースは史上最も過酷なレースとなりました。寒冷前線の活発化により、悪天候が加速化し、1万人が参加しましたが、ゴールできたのは69人だけでした。
オランダの演劇は舞台が中心で、TVドラマや映画は製作本数が少ないので、それを専門にしている役者さんは少ないです。そういうこともあってか、オランダのTVドラマや映画を見ると俳優の演技がいまいちだと思うことも多いです。舞台をやっているような、大げさで、大声でセリフを言うタイプの演技です。まあそういう面もありますが、この映画は、史実を元にしていることもあって、オランダの厳しい自然、特徴のある町々、オランダ人気質を感じ取るのにはとても良い映画で、また一種のドキュメンタリーとして見ると楽しめます。

昨日監督が同じということで少し話題に出した映画「Little Voice」(リトル・ヴォイス)。私はこの映画をイギリスの小さな映画館で見ました。イギリス映画です。マイケル・ケインやユアン・マクレガーが出演しています。ケインが場末のプロモーター役を、マクレガーが伝書鳩の好きな無口な若者役をとてもうまく演じています。メインは、家に閉じこもりきりの少女で、実はすごい歌声の持ち主、リトルヴォイスと呼ばれています。この役は、ジェーン・ホロックスがやっています。20歳くらいかなと思っていましたが、映画制作時は33歳くらいですね。ちょっとびっくり。
イギリスの労働者階級の町の人々のつながりがちょっと垣間見えて、良い映画です。
ミュージカルの定番の歌がいくつか出てくるのですが、きっとイギリス人には聞くだけで心に沁みるのでしょうが、私にはいまひとつ感動薄だったかも。それを割り引いても、見てよかったなと思いました。
イギリス独特の小さな町で起こるいろいろな事柄が少しコメディータッチで、またちょっとほろ苦いエピソードもあって、うまくまとまっているというタイプの映画です。

適切な動画が見つからなかったので、映像はなしです。