会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】 -53ページ目

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

 

 

土曜の日経は投資情報欄が読み応えあります。

 

11月12日は、ゼネコン大手・準大手13社のうち、

半分を超える7社が業績予想を下方修正した、

というテーマでした。

 

円安・資材高などの原価アップ要因が満載という

昨今の経営環境において、工事案件によっては

赤字受注なんてこともあるのではないでしょうか。

 

原価は材料費・労務費・経費の3つから構成

されていますが、多くの場合、材料費が

占める割合は馬鹿になりません。

 

かつて、日本電産の永守さんが書かれていた本で

印象的だったお話が、M&Aで早速手をつけるのが

部品など材料単価の見直しでした。

 

これだけでもウン億円単位の利益改善に

即効でつながる、という趣旨だったように

記憶しています。

 

動画の中では、日経記事でも触れられている

大林組のケースを数値例とともに取り上げています。

 

また、こういったときにあわせて議論になるのが、

赤字工事案件について将来の損失を見込みで計上する

「工事損失引当金」という負債項目です。

 

工事損失引当金じたいは日商簿記1級のテーマで、

ときどき受講生様から計算方法などについて

質問を受けることがある論点です。

 

日商簿記1級の学習が日経記事の読解に役立つ

ひとつのケースにもなりますね。

 

動画中では、日経にも取り上げられているとおり、

三井住友建設が2022年3月期と比べて

同年9月期に約30億円ほど引当金を積み上げている、

というお話をじっさいの決算短信で検証しています。

 

たしかに同社の決算書を見ると、

工事損失引当金が226億1500万円と、

半年前が196億1100万円から

30億円程度増えていました。

 

こんなふうに、日経などの時事ニュースを見たら、

該当する企業のIR情報をネットで確認してみる、

という読み方は非常に会計リテラシーを

高めることができますよ~。

 

 

以上、日経記事より、

ゼネコン大手・準大手の業績予想に関するお話でした。

 

 

 

 

 

今日は2022年11月14日です。

 

第162回日商簿記検定まで

ちょうど一週間となりました。

 

直前期を悔いのないよう過ごしたいですね。

 

そこで、直前一週間であと5点以上アップ

させるための効果的な学習ポイントについて

解説してみましたので、

ぜひぜひ動画をチェックしてみてください。

 

2級・3級ならば1週間で20点以上の

劇的アップも過去に実例がありますので、

あきらめずに頑張っていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

2022年11月11日の日経朝刊1面です。

 

日経一面は、同社がその日最も伝えたいと考えている、

日本経済全体に影響を及ぼすと思われるニュースを

特にピックアップしているので、日本経済を担う

リーダーとしては、まいにち見出しだけでも

チェックしておきたいですね。

 

※見出しだけでもまいにち定点観測すると、

 経済センスがグーンとアップしますよ~(笑)

 

さて、この日のテーマで私が選んだのが

「アメリカの物価上昇で円高に?」という

おはなしです。

 

物価上昇率と為替レートの関係性については、

「購買力平価説」という経済理論があるのですが、

今回はそのようなお話は抜きにして、

物価上昇率の「期待値」と「実績」のギャップから

金利観測が影響を受け、それによって

ドル安がすすみましたな~、というおはなしです。

 

整理しますと。。。

 

1.アメリカの物価上昇率が7.7%と発表された

   ↓

2.事前の期待(7.9%)よりも低いじゃん!となった

   ↓

3.こりゃー金利上昇はいっぷくするかもね、と予想した

   ↓

4.それじゃ、とりまドル売っとく??的なノリ

   ↓

5.円が146円から141円に5円も円高!!(スゲエ!)

 

ちょっとファンキーに書くと、こんな感じでしょうか。

 

じっさい、11月10日のドル円チャートを見ると、

すごい動きをしてます。

 

始値(はじめね)146.44円

高値(たかね) 146.59円

安値(やすね) 140.19円!!!!!!!

終値(おわりね)14.095円

 

FXを個人でおやりになっている方も昨今増えているので、

そんな方たちならば、一日で5円ブレることの恐ろしさを

経験で体感されているのではないでしょうか((((;゚Д゚))))

 

 

物価上昇率の観測から、

金利の動向に関する意識の変化につながり、

ドル円など為替レートが大きく

影響を受けるという、

一連の経済の流れを読む良いケーススタディーになりましたね。

 

なお、会計知識との関係で行きますと、

円安(外貨高)は、たとえば

外貨建て資産である売掛金の円が増額して嬉しい半面、

外貨建て負債である買掛金の円が増えて迷惑なことになります。

 

円高(外貨安)は反対で、たとえば

外貨建て資産である売掛金の円が減って悲しい半面、

外貨建て負債である買掛金の円が減ってうれしい!という

ことになります。

 

 

以上、物価上昇率の期待ギャップから生じる為替相場への

影響に関わる時事ニュースと経済・会計のお話でした~。

 

 

追伸:

コメント欄を見ると、「柴山先生の時事ネタと会計の話、

面白いのでもっと聞きたいです!」という嬉しいお声が

さいきん増えています。

ありがたいことですね~。

 

 

簿記検定など、資格試験の合格を目指すならば、

日々の学習の積み上げがなんといっても大事です。

 

できるだけまいにち、コツコツと少しずつ学習を

続けていくことで、ある一定の学習量を超えたときに

目に見える「ブレイク現象」が起きます。

 

特に、学習過程で何度か経験する

「がんばっているのに進歩している実感が持てない」

期間をどう乗り越えるか、ここが非常にポイントと

なってきます。

 

「継続は力なり」とは、誰もがわかっているのですが、

それが簡単に実行デキたら苦労はないですね。

 

そこで、今回お勧めする継続のためのモチベーションアップ

テクニックとしての「小テスト」活用法です。

 

なぜ数分間のミニテストが効果的なのか、

いつそれを実施すればいいのか、

どのように問題を選んだらいいのか、

実践に落とし込む際のヒントになる話もお話しています。

 

日々の努力の継続を促すきっかけになればうれしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は、日経新聞の時事ニュースで会計知識をお伝えしてみたいと思います。

 

11月9日の日経朝刊19面で、

明治ホールディングスが株式分割の

発表を行ったと報じられました。

 

じっさい、明治ホールディングスさんの

ホームページを拝見すると、

11月8日付で株式分割に関する

ニュースが伝えられていました。

 

株式分割及び株式分割に伴う定款の一部変更並びに株主優待制度の変更に関するお知らせ

https://www.meiji.com/news/detail/pdf/2022/221108_01.pdf

 

具体的には、

2023年4月1日から2株を1株にする、

という株式分割の実施が予定されることになります。

この報道を受けてか、同日の株価が上がっています。

 

•発表当日(11/9)の株価は

 プラスに反応 6,320円(前日比+70円)+1.1%

 

ここで基礎知識です。

株式分割とは、1株をいくつかに分割し、発行済みの株式数を増やすことです。

 

投資家などからの出資を受けずに、 無償で株式数の保有を増やすので、

「株式無償割り当て」とも呼ばれます。

 

株式分割のメリットは次のとおりです。

•1株あたりの単価が下がるため、より多くの投資家が株を買いやすくなる。

•その結果、購入する投資家が増えれば株価が上昇することも考えられる。

 

一方、デメリットとしては、株主数が増えた場合に、株主管理事務等に係る

コストが上がる点などが挙げられていますね。

 

とはいえ、状況によりメリットの方が

多く感じられる場合がよくあるため、

株式分割はたとえば株価が好調な時勢の時などは

活発に行われたりします。

 

すごいときは、かつてライブドアやゼットホールディングスなどが

行ったように100分割なんていうのもありましたね。

 

ちなみに、明治ホールディングスが発表した年度末の

業績予測です。

 

2023年3月期の連結業績予想
売上高  1兆525億円
営業利益   835億円  ※前期比
純利益     600億円(△31.4%)
 →売上高予想は170億円アップ
 →純利益予想は25億円のダウン
 

売上はアップしていますが、純利益の予想は下がっていますね。

 

その理由としては、次のようなことが考えられています。

 

・食品セグメントにおいて、

 急激な円安進行に伴う原材料コストおよび

 エネルギーコストの上昇が当初の想定を上回った。

6月時点の想定レート:120円
11月9日:146円超
 

半年くらい前の想定レートが

120円くらいとしたら、

それよりも2割レートが上がっている

現状では、単純に輸入の円建てコストが

2割上がることになりますから、

それは厳しいですよね。

 

 

ほかの輸入によって材料や商品を調達している

企業にとっては他人事ではない話です。

 

以上、本日は明治ホールディングスと

株式分割をテーマにした会計知識の勉強でした。