会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】 -4ページ目

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

 

 

 

 

さいきんはコンサルメインで活動しているので忘れられがちですが、

私のキャリアのスタートは飛び込み営業(大学3年、23歳のとき)で、

その次が日商簿記検定の講師です(会計士事件制時代、25歳。1990年)。

ということで、(簿記の)講師生活35年で、

おそらく数千人を超える簿記の学習者・簿記検定や税理士や会計士や

不動産鑑定士などの受験生を見てきた経験から、

短期間ですぐに簿記会計の実力をメキメキとつけていく人、

なかなかレベルアップしない人の違いについて、

ざっくりと対極的な視点からお話ししてみました。

これは簿記会計の学習に限らず、

いろいろな知識・スキルの習得にも通じる考え方ではないかと思います。

 

 

 

Youtube視聴者様からご質問があったので、回答動画をアップしました。標準原価計算において、加工費を仕掛品に集計する方法についてのご質問でした。

この時に出ていた話の一部が、「仕掛かり中の品物に加工費を集計せず、原材料費のみを集計するのはありか?」みたいな内容でした。

このご質問を見た時に、以前、監査法人時代に決算の監査で、ある製品種類において、加工費が仕掛かり中の製品の一部にのっていなかったケースを発見したことを思い出しました。

もちろん、これは会計的にはアウトでして、仕掛品の資産評価が過少になり、棚卸資産が過少ということは、回りまわって売上原価などの費用計上が過大になる危険性があります。

監査ベースで見ても利益の過少計上につながりかねませんし、もしも税務調査官がこのあたりの知識に長けていたら問題になるのではないでしょうか。(期ズレの問題となりますが)

この問題は、建設業だけでなく、受注ソフトのIT業界でも起こり得る現象です。

仕掛品への加工費の集計って、実務的にはあんがいブラックボックスです。

理論のベースは日商簿記2級レベルですが、あんがい(特に中小メーカーあたりでは)おざなりになりやすい原価実務であったりします。

原価計算をまじめにやろうとすると、実は作業員の時間集計とか、費用の作番別でのシステマチックな集計とか、けっこうIT化のレベルも関係する高度な話が含まれてきます。

管理会計に直結するところでもありまして、案外極めてみると面白い領域かもしれませんね。

 

 

 

 

個別問題集(柴山式簿記講座ならばミニ例題)や過去問の総合問題などを解いていて、

間違ったときにどのように対処するか、はとてもその後の実力アップを左右する重要な問題です。

 

もしもこのときに、漫然と答えと解説を見て確認し、

なんとなくできた気になって先に行っているとしたら、

非常にもったいないことをしているかもしれません。

 

問題を間違えるには、次の6ステップの段階のどこにいるかを具体的に知る必要があります。

 

レベルF 問題文が何を言っているのかわからない。

レベルE 問題文が何を言っているかわかるが、その意図を正確に理解していない。

 

レベルD 問題文の意図はわかったが、処理プロセスの全体像を思い出せない。

レベルC 処理プロセスの全体像はわかるが、一部の処理プロセスについてあいまい。

 

レベルB 処理プロセスはだいたいたどれるが、いつも途中で計算をミスする。

レベルA 処理は性格だが、解答を書き間違える。

 

 

以上のうち、レベルFはそもそもインプットが終わっていないため、問題文を読むための基礎知識が不足しています。

早々に講義を視聴しなおすことが対策となりますね。

レベルEは、部分的に苦手なところの講義に戻るのはOKとして、問題文の読み込みが足りないため、音読などして、問題文に親しむことが大事です。

 

レベルDとレベルCは、個別問題の処理能力が欠如していることが原因で起こる症状ですので、ひたすら個別問題の処理の回転数を上げることです。

 

本試験で戦えるのは、だいたいレベルAとレベルBそしてレベルCの上位2割くらいまでです。

ここまでで、受験生全体のトップ2~3割程度での残り1割を争う戦いと言えるでしょう。

 

以上を踏まえて、ぜひ、これからの問題演習の参考になさってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日商簿記1級は、合格率が1割なので、

逆に見れば「9割の受験生を落とさなければならない試験」

ということができます。

 

当然、試験委員の先生もそのあたりは心得ています。

 

必然的に、

市販のテキストや専門学校の個別問題集に出てくる問題文のような

素直な問い方をしてきませんね。

 

また、見方を変えると、受験生全体のうち、

7割は網羅的に重要テーマの処理をマスターしていません。

 

個々の問題を解くための下書きを全てはマスターしていない、

と言い換えてもいいですね。

 

つまり、本試験においては、

おおむね重要テーマを網羅的に下書きできる上位3割で

1/3の合格の椅子を奪い合う「ゲーム」である、

と断言しても過言ではないのですね。

 

では、残り3割のうち、

脱落する「2割」に入ってしまう人の典型的なパターンは何かというと、

そのうちの一つに

「下書きをふだんの勉強通りバカ正直に書いてしまう人」がいます。

 

本番は普通に解いていたら確実に時間不足です。

 

そこで、どうやって時間を短縮するかというと、

①問題文を読むスピードのアップ、

②下書きのようなムダな処理を省略する、

の2つの方法を組み合わせる必要があります。

 

今回の動画では、

このうち②の下書きという無駄な作業を極力削減して、

本番では時間効率を計る、

というテーマに絞って話をしています。

 

後半では、具体例として、

第158回の1級商簿 第2問の持分法による投資損益(予想配点2点)

を4分で解くプロセスを実演しています。

 

ぜひ、自分は本番に弱いな~、という自覚がある方は、

今回の動画をご参考になさってみて下さいね!

 

 

 

 

 

今日から7月ですね。

月初めの節目ということで、

7月1日から次回の日商簿記1級(第171回 11月16日)まで

ちょうど4.5ヶ月になることから、

日商簿記1級の短期合格プランについて動画で話しをしてみました。

過去には、最短2ヶ月で合格された強者もいますが、

このときは一日平均9時間と、

まるで公認会計士受験生のようなすさまじい学習ペースでした。

今回はその半分くらいの学習時間が

4ヵ月ほどの短期間に撮れそうな方を対象として、

動画をアップしています。

1級合格を阻む障害となるマインドについても言及していますので、

上級レベルの簿記会計学習を目指される方は、

 

 

ぜひぜひ参考にしてみてください。