会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】 -4ページ目

会計知識、簿記3級・2級・1級を短期間でマスター【朝4時起き活動のススメ】

【朝4時起きの公認会計士】柴山が、これから会計について学びたい方、簿記検定3級2級1級の合格法に興味がある方、ニュースや会社の決算から会計知識を学びたい方のために、動画やメルマガなどを使って情報提供するブログです。

 

 

今回は、柴山YouTube会計大学の視聴者様から頂いた学習相談です。

 

CPAラーニングの教材をご利用なさっている1級受験生様が、

問題演習の方法についてご質問されました。

 

具体的には、日商簿記1級テキストの例題にA、B、Cと三段階の重要度があり、

その中のCランクは捨ててもいいでしょうか?というお悩みでした。

 

A.どんな方も解けるようにすべき問題

B.基本的に解けるようにすべき問題だが、余裕がない方はやらなくて良い問題

C.余裕がある方のみ解けるようにすべき問題

 

このようにランク分けされていることから、

Cランクは捨てても良いでしょうか、というお問合せでした。

 

わたしは教材作成者ではないので、あくまで想像でしかお答えできませんが、

やはり当該テキストの冒頭でガイダンスされている通り、

まずはA.をしっかりマスターし、続いてBまではできるだけ解けるようになったあと、

時間に余裕があったらCに取り組めばいいのではないか、

というスタンスでよろしいのではないか、と感じました。

 

捨てるかどうかは、ご自身の習熟スピードと受験日までの残り時間の兼ね合いで、

その時の判断でお決めになってよろしいかと思います。

 

このように、1級の具体的な学習法についても、もしもお答えできる範囲であれば、

今後も動画の中でご紹介していきたいと思います!

 

 

柴山YouTube会計大学の視聴者様からいただいたご質問です。

 

前に受験された日商簿記1級の点数が26点だったところ、

前回(170回)が41点と15点アップしました!

 

これも立派な進歩ですので、自信をもって頂いてよろしいかと思いますよ~

 

内訳を見てみると、

商会13点に対し、

工原28点です。

 

工原は100点満点に換算すると56点なので、6割近くということで

こちらは有望です。

 

いっぽうで、商会は100点満点で換算すると26点なので、

こちらは講義をもう一度ざっと全範囲通して学習するなど、

基礎知識のインプットをした方が、急がば回れでいいかもしれませんね。

 

以上を踏め、次回(第171回)の合格に向けての大雑把な

学習スケジュールを示してみました。

 

これから1級合格を目指して学習される方、

すでに40点前後の点数の方が逆転合格を目指す方など、

参考になる情報がありますので、

ぜひご興味がおありの方は、ご覧になってみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

さいきんはコンサルメインで活動しているので忘れられがちですが、

私のキャリアのスタートは飛び込み営業(大学3年、23歳のとき)で、

その次が日商簿記検定の講師です(会計士事件制時代、25歳。1990年)。

ということで、(簿記の)講師生活35年で、

おそらく数千人を超える簿記の学習者・簿記検定や税理士や会計士や

不動産鑑定士などの受験生を見てきた経験から、

短期間ですぐに簿記会計の実力をメキメキとつけていく人、

なかなかレベルアップしない人の違いについて、

ざっくりと対極的な視点からお話ししてみました。

これは簿記会計の学習に限らず、

いろいろな知識・スキルの習得にも通じる考え方ではないかと思います。

 

 

 

Youtube視聴者様からご質問があったので、回答動画をアップしました。標準原価計算において、加工費を仕掛品に集計する方法についてのご質問でした。

この時に出ていた話の一部が、「仕掛かり中の品物に加工費を集計せず、原材料費のみを集計するのはありか?」みたいな内容でした。

このご質問を見た時に、以前、監査法人時代に決算の監査で、ある製品種類において、加工費が仕掛かり中の製品の一部にのっていなかったケースを発見したことを思い出しました。

もちろん、これは会計的にはアウトでして、仕掛品の資産評価が過少になり、棚卸資産が過少ということは、回りまわって売上原価などの費用計上が過大になる危険性があります。

監査ベースで見ても利益の過少計上につながりかねませんし、もしも税務調査官がこのあたりの知識に長けていたら問題になるのではないでしょうか。(期ズレの問題となりますが)

この問題は、建設業だけでなく、受注ソフトのIT業界でも起こり得る現象です。

仕掛品への加工費の集計って、実務的にはあんがいブラックボックスです。

理論のベースは日商簿記2級レベルですが、あんがい(特に中小メーカーあたりでは)おざなりになりやすい原価実務であったりします。

原価計算をまじめにやろうとすると、実は作業員の時間集計とか、費用の作番別でのシステマチックな集計とか、けっこうIT化のレベルも関係する高度な話が含まれてきます。

管理会計に直結するところでもありまして、案外極めてみると面白い領域かもしれませんね。

 

 

 

 

個別問題集(柴山式簿記講座ならばミニ例題)や過去問の総合問題などを解いていて、

間違ったときにどのように対処するか、はとてもその後の実力アップを左右する重要な問題です。

 

もしもこのときに、漫然と答えと解説を見て確認し、

なんとなくできた気になって先に行っているとしたら、

非常にもったいないことをしているかもしれません。

 

問題を間違えるには、次の6ステップの段階のどこにいるかを具体的に知る必要があります。

 

レベルF 問題文が何を言っているのかわからない。

レベルE 問題文が何を言っているかわかるが、その意図を正確に理解していない。

 

レベルD 問題文の意図はわかったが、処理プロセスの全体像を思い出せない。

レベルC 処理プロセスの全体像はわかるが、一部の処理プロセスについてあいまい。

 

レベルB 処理プロセスはだいたいたどれるが、いつも途中で計算をミスする。

レベルA 処理は性格だが、解答を書き間違える。

 

 

以上のうち、レベルFはそもそもインプットが終わっていないため、問題文を読むための基礎知識が不足しています。

早々に講義を視聴しなおすことが対策となりますね。

レベルEは、部分的に苦手なところの講義に戻るのはOKとして、問題文の読み込みが足りないため、音読などして、問題文に親しむことが大事です。

 

レベルDとレベルCは、個別問題の処理能力が欠如していることが原因で起こる症状ですので、ひたすら個別問題の処理の回転数を上げることです。

 

本試験で戦えるのは、だいたいレベルAとレベルBそしてレベルCの上位2割くらいまでです。

ここまでで、受験生全体のトップ2~3割程度での残り1割を争う戦いと言えるでしょう。

 

以上を踏まえて、ぜひ、これからの問題演習の参考になさってください。