ハンガリー音楽セミナー(海外講習会/ 短期留学/ヨーロッパ)受講生募集中! -17ページ目

ハンガリー音楽セミナー(海外講習会/ 短期留学/ヨーロッパ)受講生募集中!

ハンガリー音楽セミナー(海外ピアノ講習会/短期留学/ヨーロッパ)
7月31日〜8月6日

昨夜はバルトーク生誕コンサートが盛況裡に終わりました。

ヤンドー先生の独奏「アレグロバルバッロ」
客席のお子さんたちはその強烈な音楽に首がすーっと長くなり舞台に釘付け。

バイオリンの「ラプソディー」も自然と身体が揺れてしまうカッコいいリズム、
素敵な競演でした。

ワーグナー家ゆかりのピアノは、繊細で静謐な音。
p~pp~ppp の違いを指先だけでコントロールができるのか・・・いささか不安に思い
楽屋でヤンドー先生にお聞きしました。
「弱音ペダルはいつも危険です」・・・「キケンデス」は日本語でした。

日本人生徒さんのレッスンにお慣れの先生らしく、
すっかり場が和みました。
結局、舞台ではpppのときに弱音ペダルを使いました。
静かに聴き入ってくださり、おかげさまで大きな拍手をいただきました。

司会者のバルトークの解説では、
アメリカに渡ったバルトークは、けして「移民」をするつもりはなく
いずれハンガリーに帰って来るつもりで居たことを、お話なさっていました。
ここハンガリーでも、この件は諸説がありましたが、お客様のハンガリー人たちも
為になる解説だったとおっしゃっていました。

当夜の写真を少々・・・腕の悪いカメラマンぶりを予めお詫びいたします。

ワーグナー家のピアノ~譜面台が素敵でしたが見えにくいでしょうか。


ワーグナー家のベヒシュタイン
お客様たち、イボヤ先生とご一緒に。
終了後Partyでは、この男性がハンガリーの果物酒パリンカをお勧めくださり、
アンズ味とカリン味を美味しくいただきました。強いお酒ですが、美味しいです。

イボヤ先生とお客様たち
バイオリン奏者のアティラ先生。
ヤンドー先生は本日からスペインで演奏会、
終了後すぐにお帰りになられたようで、お会いできず写真もなく。

ファルバイ・アティラ先生














今日はバルトークの誕生日。

1881年 ハンガリの現在はルーマニア領で生まれ、1945年NYで亡くなりました。
ピアノの名手であり、自作自演の録音は圧巻です。
作曲家としては、コダーイの項で書きました通り、
ハンガリーのみならず、遠くはアフリカまで、
土地に残る土着の民謡~わらべうたの採集・研究に人生を費やし、
その数々のメロディーを使って独自の曲を数多く残しました。

1940年、ハンガリーの政情に深い失望の念を抱き、アメリカに渡ります。
NY コロンビア大学の研究員となりますが、不遇のまま白血病を患い、
そのままNYで帰らぬ人となりました。

ジュリアード音楽院の恩師・バルトークの高弟ジョージ・シャンドール先生は
バルトークを追ってアメリカに渡りました。おふたりのレッスン風景の大きな写真は
長いことブダペストの「バルトーク記念館」に飾ってあり(渡米直前までの自宅)
それを見るのは大層うれしいものでした。

NY市内 西57丁目通りの、8番街と9番街の間には
バルトークの住んだマンションの一室があります。
建物の1階には、今でもバルトークが住んだ証のプレートがかかっています。

世の中に出回っているバルトークの写真
いささか気むづかしそうで繊細なお顔つきの印象ですが、
実のところ、子ども好きで明るい方だったと。
シャンドール先生には、バルトークを良くご存知ゆえの貴重なお話の数々を
お聞きしました。今となっては懐かしい思い出です。

          

動画は「ルーマニア民族舞曲」
ハンガリーの民族バンド;ムジカーシュとオーケストラの競演、
ピアノ独奏とは一味違う趣です。ムジカーシュは来日公演もしている
ハンガリーの人気民族音楽グループです。









3月25日はバルトークの誕生日、生誕134年です。
その記念コンサートを前に、今日は会場での練習に行ってきました。
(ブダペストはただ今24日夜です)

ピアノはベヒシュタイン。ドイツ製ピアノ、アンティークものでした。
pやppが澄みきったきれいな響きです。ハープシコードに似た響き。
アクションの調整は当日の調律師さんに期待することにして、
虚心に返りすーっと
弾くよう心がけました。

そして、話を伺うと、このベヒシュタイン。
作曲家ワーグナーのお孫さんにあたる、ウォルフガング・ワーグナー氏の所蔵品を
譲り受けたそう。ウォルフガング氏は、ワーグナーオペラで知られる、
「バイロイト音楽祭」の総監督を長年務めた方。
フランツ・リストの娘・コジマと作曲家ワーグナーが結婚したのですから、
ウォルフガング氏はリストのひ孫にもあたりますね。

巡り巡ってハンガリーの地に、ワーグナー家のベヒシュタインが置かれ、
バルトークの誕生日にそのピアノでバルトークを弾ける幸せを思います。
ちなみに、お誕生日の主役・バルトークはリストの孫弟子。
ヤンドー先生は作曲家コダーイの系統を受け継ぎ、コダーイの孫弟子です。
みなさん脈々と繋がっていますね。

生誕134年コンサート、チラシを再掲。
ブダペスト時間、25日夜7時開演です。




バルトーク生誕134年記念コンサート
バルトーク生誕134年記念コンサート
日本は桜の開花が始まったようですね、きれいでしょうね。
それに遅れること、たぶん1ヶ月くらい。 ハンガリーもやっと暖かくなってきました。
ちなみに、ハンガリーは青森と緯度が一緒です。

木蓮は固いつぼみがどんどん大きくなり、アーモンドの花は今が満開、
キンモクセイも綺麗に咲いています。

コダーイという作曲家がいらっしゃり、彼は歌曲・合唱曲に秀逸な作品が
見られます。加えて、「無伴奏チェロソナタ」も歴史に残る名曲です。

バルトークの盟友として、伴にハンガリーの片田舎を歩き、
ハンガリー土着のメロディー「わらべうた」の発掘と採集に励みました。
そのメロディーを元に、独自の曲を作ったことが大きな特徴です。
先人のフランツ・リスト、そして、このお二人の作曲家は
ハンガリー音楽界に今につながる大きな役割をなさいました。

コダーイ作曲 歌曲「ゆるやかなメロディー」作品6 より「春」
ちょうどピニストはヤンドー先生です。
テノールはやはりハンガリーの誇るサボルチ・ブリクネル
みずみずしい春を感じます!