集中して勉強する前に
これだけはやならければならない
ことがあります。
それは「集中の邪魔する全てのもの」を
「取り除く」ことです。
たとえば 机の上にあるのは、
筆記用具、ノート、(その時に使う)問題集、タイマー
だけにする ことです。
仮に英語の問題を25分取り組むとします。
今やる予定でない教科のものは、とりあえず視界から排除しましょう。
次に数学の宿題をやる予定だったとしても、その数学の宿題は、やるべき時間帯にとりだせばいいのです。。
時々「今」使わないものを机の上に出しっぱなしにしたまま勉強している生徒がいます。
片付けるのが面倒なので、先の時間に使っていた道具を出しっぱなしにしていたりもします。
そのちょっとしたものが「視界」に「ある」か「ない」かによって、
集中力が微妙に気づかないくらいわずかずつ実は奪われています。
目的をもった勉強をするときは、目の前にあるものを
「目的の勉強に関係するものだけ」にしましょう。
最も集中の邪魔をするのはスマホ(携帯)です。
例えば、電話がかかってきたり、メッセージが届いたりします。
すると「うれしい」という感情だったり「えっ」という驚きが生まれます。
その瞬間、心が勉強から離れてしまいます。
そして本当に邪魔な電話やメッセージがくると、
「勉強してるのに(怒)!」と 怒りの感情がでて心が乱されてしまいます。
集中して勉強するためには、むやみに感情を乱さないことが大切です。
スマホの電源を切って、手の届かないところにおきましょう。
原因をコントロールすれば、集中が切れるという結果は起こらないのです。
スマホの影響を受けながらの勉強量が「10」だとしたら
勉強だけに集中していれば、少なくとも「20~50」と
何倍もの成果の差になります。
決めた時間で「集中して勉強」して「成果を出した後」で確認すればいいのです。
「何か気になる……」という「何か」に振り回されないためには、
最初から「集中の邪魔をする何か」を「取り除く」ことが、
集中力アップのために勉強前にする「ただ1つ」のことです。