集中力を高める食べ物があるとすれば、積極的に食べたいでしょうか?
最初に結論を言います。
「食べないこと」
が最も集中力を高める食事です。
お腹がいっぱいになった昼食後を思い出してみてください。
集中力があるでしょうか?
集中どころか、眠くなってないでしょうか?
食べること自体は短時間ですみますが、
「消化する」には数時間かかり、エネルギーを消費します。
多くの食べ物を食べれば食べるほど、集中力は低下していきます。
基本的に「少し空腹である」状態を
「保つ」ことが「集中力を高める食事」と言えます。
「少し空腹である」ことが大切です
本当に空腹だったら、それはそれで集中できません。
このバランス感覚が大切です。
夜食だとか、塾の前後での買い食いを楽しみにしている生徒も多いのですが、
受験勉強を目的とした場合、集中力を低下させる行動です。
「脳」を動かす必要があるとき
「腸」に負担のあることしない
ことが大切です。
少しお腹がすいたときは、
バナナやアボガドなど
温かいものが食べたいときは
素うどんを少々など
本当に集中したいときは、あれもこれもではなく
「1種類」だけ「少量」
食べるようにしてください。
また「少し空腹である」状態を「保つ」
おすすめの方法として
無塩バターをいれたコーヒー
があります。
※無塩バターの量は空腹度に応じて調整して大さじ2杯まで
最後に注意点として、
何事もバランスが大事ということを忘れないでください。
集中したいからといって、1種類のものしか食べない(しかも少量)といった生活を長期間続けると、栄養に偏りがでて体調をくずします。不健康な状態では集中できません。
普段バランスのとれた食事ができていて、その「溜め」があるから、「集中すべきとき」に「空腹状態」でも大丈夫なのです。
できる限り長く集中したい気持ちはわかりますが、
「リラックスがあるから」こそ「集中できる」のです。
「食べ物」をコントロールすることで
「集中の波」をコントロールする。
それが集中力を高める食事法です。