天使のパン
明日のメトロコンサートに向けて一日考えをまとめていました。
私のすべきことは何だろう
ヴァイオリンで出来ること・・・
今回の曲目で一番皆さまにお聞きいただきたいのが最後に弾く「天使のパン」
どんな人にも神様が天使のパン=心の糧を下さいます、という曲です。
心が痩せて行く、と言われる日本の今日、心の糧となる音楽を演奏し続けようと心に固く誓って明日に備えます
フィギュアスケート
台北で行われた4大陸フィギュアスケート大会を見ました
日本勢お見事でしたね
安藤美姫さんの見事な演技最高でした
自己最高の瞬間って見てても興奮しますね
浅田真央さんのリスト「愛の夢」、すてきでほれぼれしてしまいました優美でずい分大人の魅力を感じました
リストの曲はただ甘いメロディーだけでなく、神々しい生きる喜びを感じる曲ですね
すべてを全身で表現していらして感動いたしました
演技の前に本番に備えてウォーミングアップする姿自分のことのように緊張してしまいました
私も本番前はあんな感じです
国際舞台で活躍する日本人、ぜひ頑張って下さい
陰ながら応援させていただきます
私も今年はバッハフェスト、ブルゴーニュ、ザルツブルグ・・・とがんばります
皆さまも応援して下さいね
貴志康一
スロバキア放送フィルで指揮者のマリオと演奏したのは何と日本人作曲家 貴志康一 のヴァイオリンコンチェルト
戦前ヨーロッパで活躍された天才作曲家・指揮者でベルリンフィルの指揮までされているのです
若くして亡くなられたのであまり日本では知られていないようです。
実は私もマリオから聞くまで知らなかったんです
日本人として恥ずかしかったです
ヨーロッパの方たちって本当に固定観念を持たず、広くいいものはいい、と取り入れるのですね
弾いてみたら素晴らしい曲で日本流のコブシをきかせたいなと思うところもあります
マリオに言ったらリハーサルを慎重にやりたい、コブシとやらはすぐに理解できるかどうか・・・ということで早めにスロバキア入りしました
日本人満開のコブシにはじめはびっくりのオーケストラの方々も、次第にノリノリになり、本番では大和魂を全開させてひきました
会場からはブラボーの声が鳴りやまず、翌日街を歩いていたら「昨日の曲よかったヨ」と声をかけられました
貴志さんの曲って本当に日本心があって美しい繊細な曲です
出会えてよかったです、日本人として誇りを感じて帰ってきました