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さて、本日はデジタルカメラのおはなし。
COOLPIX 900 (E900)
以前ご紹介しましたクールピクス950よりも古い1998年に発売されたデジタルコンパクトカメラです。
35ミリ判換算38〜115mm相当のズームニッコールレンズを搭載しています。
130万画素で11万円の高級機でした。
「A-REC」と「M-REC」のモードがありますが、一眼レフに慣れたカメラマンが「A」と「M」から思い浮かべるものとは違います。
フルオートで撮影するときは「A」。
露出補正やホワイトバランスの設定などを行う場合は「M」。
Mでもシャッタースピードや絞り値は選べません。
記録メディアはコンパクトフラッシュ。
電源は単3電池4本。
省エネ設計らしくユーザーが望まないときでも30秒程度でオートパワーオフ機能が働きます。
E900でゼンザブロニカS2を撮影しました。
マニュアルフォーカスもなく、露出補正が1段刻みなので、このような撮影には向いていないかもしれません。
でも、まったく使えないわけでもなく、きちんとライティングすればきれいに撮れそうです。
ただし、大きいサイズで確認すると画質の悪さは目立ってしまいます。
いまだからこそ1998年のデジカメの画質を面白いと感じられる方なら2020年に使う価値はあると思います。
フイルムカメラが意外とキレイに写ってしまって面白くないと感じ始めた若者がこれらの旧式デジタルカメラを発見してしまうと、変に人気が出て異様な高値が付いてしまう可能があるため、興味がある方はいまのうちに入手しておきましょう。
追記:屋外で撮影した写真も掲載しました(2020.8.22)
https://ameblo.jp/studio-taito/entry-12619149831.html
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