zenzaBRONICA-S2 | 出張撮影 スタジオたいとう ☆東京都台東区

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今日も仕事とは関係なくカメラのお話しです。

 

zenzaBRONICA-S2

 

ゼンザブロニカS2は6×6判の一眼レフカメラ。

1965年発売。

私はこのブロニカS2が大好きで、死ぬまで持っていたいカメラの1台です。

 

同じ6×6判の一眼レフであるハッセルブラッド(500Cあたり)と比べても個人的にはブロニカのほうが使いやすく感じられます。

ただ、明るい所でフラッシュ(ストロボ)を使う場合はシンクロ速度が1/40秒なため少々つらく、このような状況ではレンズシャッターのハッセルが有利です。

ブロニカS2はフォーカルプレーンシャッターを採用しています。

 

 

レンズは基本的にニッコールレンズで広角から超望遠まで用意されていました。

50mmや200mmなどは今でも中古で見かけることが多く、接写リングやフィルムバックも含め、それなりのシステムを組むのは難しくないでしょう。

しかも、ハッセルに比べてかなり安価で揃えられると思います。

 

中古カメラ店でブロニカS2をチェックしていると、時々とても気になる状態で売られていることがあります。

 

 

ブロニカS2はカメラボディにヘリコイド(焦点調節リング)が装着されていて、その先にレンズを取り付けるようになっています。

超望遠などの一部のレンズでは、このヘリコイドを使わずボディに直接レンズを取り付ける仕組みになっているため、ボディのヘリコイドは脱着可能です。

常用されるような一般的な交換レンズを買ってもヘリコイドは付いていません。

ヘリコイドはボディのパーツと考えるべきでしょう。

 

これを知らない店員さんが少なくないらしく、ボディとレンズを分けて売るのは良いとしても「ボディ」と「ヘリコイド+レンズ」に分けられ陳列されている品を何回も見ました。

そして毎回、ボディは「きちんとヘリコイドが付いていれば悪くない価格」であり、レンズ側は「ヘリコイド代が含まれていないレンズ単体の普通の価格」で売られていました。

レンズ側を買ったひとはヘリコイドが手に入る分お得なだけで問題ありませんが、知識がないままボディだけを買ってしまったら大変です。

 

S2は標準レンズとセットで売られることが多く、例えば広角50mmだけで写真を撮りたいひとなら「安いボディのみ」と「50mmレンズ」を買えば少しでも出費をおさえられる可能性があります。

このような考えで、もし「ヘリコイドなしボディ」を買ってしまうと、後から「ヘリコイドのみ」を探さなくてはなりません。

 

購入時はくれぐれもご注意ください。

 

 

ヘリコイドの内側にネジが切ってあり、このネジを利用してうまく取り付ければ大判用のレンズなども使えるようです。

大昔のシャッターのないレンズもフォーカルプレーンシャッターの中判一眼レフなら比較的気軽に楽しめるのではないでしょうか。

これは私はまだ試していません。

 

 

 

 

 

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