歩くと走る
スタッフ児玉です!
今回は「歩くと走る」について考えてみます。
「歩く」とは、同じ速度で比較的遅いスピードで進むことです。
「走る」とは、比較的速いスピードで進むことです。
それでは、歩きから走りに徐々に加速していくようにします。
ここで言えるのは、最初は歩いて、最後(最大速度)に
走ったということです。
では、歩くと走る間はいったい存在するのでしょうか?
存在しません。
なぜなら、
歩くと走るの中間を示す言葉がないから。
歩くと走るは、比較しなければ判断できないから。
です。
競歩の選手は、本当に歩いているのでしょうか?
スプリンターの歩きは、走れたばかりの幼児より
速いです。
結局、比較しなければ遅いも速いもなく
主観的に歩いたり、走ったりしているのです。
比べて遅い速いをつけているに過ぎません。
ウサイン・ボルトは人類最速ですが、車はもっと
速く走れます。
単純に速く進むのなら飛行機が速いです。
だからこそ、進むことに優劣をつけること
評価することは、止めにしたいです。
順序はあくまでも順番であり、1位もいれば、
ビリもいます。(何度も言いますが、
ウサイン・ボルトは人類では1位)
ビリが1位より劣っているのではなく、
やり方(例えば走り方)が上手くいかなかったと
とらえたいものです。
やり方が上手くいかなかったのだから、次は
上手くいくようにすればいいのです。
やり方を教えるのが指導者です。
すでに走っている子に「もっとがんばれ」ということが
指導ではありません。
走っている子は、歩いてはいません。
走り方(やり方)を教えることによって更に高いレベルに
望めるのだと思います。
走りは、見る人によって歩きに見えるだけです。
主観的に走ること(走れていること)が大事だと思います。
姿勢のゆがみ
スタッフ児玉です!
「姿勢のゆがみ」は、よく聞かれることです。
ゆがんでいるものはなんでしょう?
たいていの人の骨は、ゆがんでいません。
姿勢がゆがんでいる原因は、筋肉です。
特に、左右のバランスが取れていないと
ゆがみます。
単純に考えて、右利きの人は、右側を多く使うので
右側の肩関節が左側より回し易いと思います。
これだけでもゆがみの原因になります。
いくつもの筋肉は、全身をくまなくつなげていますので、
一部分がコリ固まっていても、他の部分に波及するのです。
意識できるかできないかは別として、筋肉の一部分の
コリは、全体に影響しています。
言いかえると、一部分のコリの痛みを分散化させるように
コリが広がって固まるのです。
肩コリがひどくなるとコッていることにも、気がつかないのです。
体をほぐし、筋肉をゆるめることによって姿勢は改善します。
よい姿勢とは、筋肉が適当にゆるみ、骨が正しい位置にはまっている
ことを言うのです!





