スタジオじゆうの出来事 -80ページ目

伝わるということ

児玉巧です!



「伝わる」ということは、「伝わった」という状況が

発生することです。



伝わるというのは、相手が自分の言ったことと

相手の過去の経験に近いことを結びつける

作業ということが言えると思います。



相手が未経験の事柄に対して説明するときに

相手が経験したであろう事を「察して」近いことに

「例え」られる技術が必要です。



「察し」たり「例え」たりすることは、間接的に理解

させることであり、直接的ではありません。



というのも、相手のことを100%理解することは、

不可能だからです。



表情や身振り手振り、言葉の情報を頼りに

「相手による」ことによって伝わりやすい環境が

できます。



どうすれば、相手の経験に「つなげて」解釈させら

れるかを考えながら話すことでグンと伝わりやすく

なります。



伝えたい自分の気持ちと

伝わる相手の気持ちを

「つなげる」作業が伝えることだと思います。



「伝わる」ように心がけながら今日も指導をして

いきたいと思います。


死角を無くす

児玉巧です!



前を見てると後ろが完全に死角になります。


後ろを振り返ると前が死角になります。


人間は、どちらか一方を見ると、もう一方が

死角になるように創られたようです!



以下の絵は、ルビンの盃という名前です。


背景が黒だと思うと白が盃に見え

背景が白だと思うと黒が向き合った2人の横顔に

見えます。


思うだけで変るというのは、興味深いものです。



結局どちらが正しいという答えはなく、

どちらにも見えるというのが正解です。



前と後ろのどちらが死角とは言えず、

見えている反対側が死角になるということです。



しかし、どちらにも見えることを知っていたり、

死角は必ず存在することを知っていたりする

だけで物事の見え方は変化します。



全体性を把握するならば、ぐるりと全体を

見渡さなければいけません。

しかも、自ら動いてです。



本当に空間の全体を知りたいなら、飛んで

上から見ることです。



しかし、飛びはしなくても、想像力で上から物事を

眺めることはできます!



空間を把握し、自分の立ち位置を知る事です。



本来見えない死角を無くす事は、見えないものを

見ようとする力を発揮することで可能なのです。



想像の中で、死角を無くすことによって全体が

見えて世界が一気にひらけます!!



肩甲骨を使う2

児玉巧です!



肩甲骨の可動域が増すと大きなボールを

抱え込むように丸く腕を使うことができます。



自分の方へ押せるようになります。



そのまま、相手に引っ張られて、つり合いが取れると


相手=引く力

自分=押す力

引く力=押す力


という関係になります。


引く方は、体重をかければ、かけるほど腕が伸びていく

のに対して、押す方は肘が曲がっています。


押す方は、引かれれば、引かれるほど肘を曲げて

相手に近づきます。



逃げようと引っ張るものに対しては、自分で近づく方が

効率が良いです。



肩甲骨が動くことによっての手前へ押す力を使って

日常生活を快適に送りましょう!