スタジオじゆうの出来事 -82ページ目

難易度の違い

スタッフ児玉です!



習得する技は一緒でもその技に対する難易度は、

人それぞれです。



例えば、バック転という技は、後に回転しながら

逆立ちをして立つ技です。


後に行くことに恐怖心があるうちは、難易度が

高いと感じてしまいます。


しかし、安全な状況設定(補助が付くなど)で

回ったという経験をすると難易度が低くなります。



目指す技が一緒であったとしても


難しいと感じるか

易しいと感じるか


はその人次第です。



技で難易度が決待っているのは、競技の世界だけです。


出した技で難易度が決まります。



私が体操の指導で大事にしたいのは、


人それぞれ違う難易度であることを理解し

難易度を考慮してアドバイスをする


ことです。



難しいと本人が思っている技に挑戦すること自体が

素晴らしいのであり意味があるのです。



易しいと思っている技でも、美しさを求めると挑戦する

心が芽生えます。



私が体操教室で育てたいのは、競技者という完成系では

ありません。



体の意識を高めて、難しいと思われていた技に挑戦する

姿勢を学んでほしいと思います。



体操で言えば、私の指導のその先に競技者としての道があり、

目指したい人は、競技者になればいいのだと思います。



競技者として完成したからといって人間として完成するわけでは

ありません。



スポーツの世界で成功者として認められても、本当の世界は

広いのです。



人生80年!

「一生勉強 一生青春」

を右側に置いて

今日も稽古に励みます!!






何を得るのか

スタッフ児玉です!



スポーツ指導者として、常日頃考えていることが

あります。



それは、スポーツを通して、「何を得るのか」と言うことです。



日々、鍛錬すれば技は、やがて獲得できるでしょう。


どんなに難しい技も、練習すれば練習量に比例して上達します。



練習をして獲得した技もできた瞬間に常態化します。


常にできるという状態です。


難しいと思っていたことが、できるとその瞬間は

嬉しいのですが、すぐに感情は次の嬉しいを探し

始めます。


目に見えるものを追っていると、手に入れた瞬間に

満足感が得られます。



ここで言う目に見えるもは技です。



技を獲得して得たいものとは、嬉しいという感情です!



感情は、目では見えませんが、確実に存在しているものです。



感情がないのは、ロボットです。



何かをして感情を得られるのが人間の特権です。



つまるところ人間は、体験を通して感情を得たいのです!


スポーツとは、体験です。


スポーツを通して

「楽しい」という感情や

「嬉しい」という感情が

味わえます。


私は、「楽しい」や「嬉しい」というポジティブな感情が味わえ

スポーツが大好きです!


向上心とは、次々にやってくるポジティブな感情を手探りに

難しいと思うことに挑戦し続けようとする気持ちです。



向上心を持ってどんどん上達していきたいものです。


「楽しい」や「嬉しい」を共有すべく、これからも技の体現者として

スポーツの指導者として努力していきます!!



「一生勉強 一生青春」


よろしくお願いいたします!



集中ではなく分散させる

スタッフ児玉です!



何かを成し遂げる時には、集中することが重要と

思われがちですが、分散させることも同じように

大切であると思います。



集中すると周りが見えなくなります。



集中しすぎるというのは、あまり良くない状態を

表わす言葉です。


集中は、点です。


今も点です。


現時点です。


行動は進行形です。


~ながらです。



今に集中しながら、未来を見据える。



何かに挑戦する時は、2つの選択肢しか

ありません。



やるか、

やらないか


です。


この2つのどちらかを瞬時に判断することが、

唯一、集中しながら未来を見据えることだと

思います。



「考える」というのは選択肢では、ありません。


結局は、やるか、やらないかの2つになるからです。



やることに集中して、瞬時に判断し、また集中する。


これは、先の目標が決まっているからできることです。


先を見越していないと判断を誤ったように感じられる

ことになります。(判断の誤りと感じるのは、目標が

結果とずれることによってなのです。)



なにも目標が決まっていないのに崖から飛び降りることは

できません。


しかし、パラグライダーで空を飛びたいという目標があれば、

喜んで崖から飛び降りるでしょう!



目標があれば、目標を見据えて、現時点に集中し、

瞬時の判断を下せばいいのです。



つまるところ、全体を見ながら、今に集中するしかないのです。



集中する前に分散させて、あらゆる可能性の中から、

集中することにより1つを選びとる。



この繰り返しが、人生です。