天空海闊(てんくうかいかつ) -8ページ目

10-1 田村 拓巳

翌朝、拓巳は登校してきた空に声をかけた。


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拓巳「よっ空!今日もいい男だな!」
空「おーっ!って毎朝褒めても海はお前にやらんぞ」

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拓巳「海ちゃんはいらねーから心配すんな。」
空「うちの海ちゃんをいらねー扱いしやがって。
お前ホント変わってんな。まぁだからお前とは安心して付き合えるんだけどなー」
拓巳「…いや、そうでもないと思うが。ま、いいか。
今日も海ちゃんと登校してきたのか?」
空「当然!」
拓巳「海ちゃん嫌がってんだろ?」
空「なんで嫌がるんだよ!?今はそう見せたいお年頃なんだよ。
照れて恥ずかしがってるだけだよ。今流行のアレだよ。ツンデレってやつだよツ・ン・デ・レ」
拓巳「俺にはデレが全く見えないが…。」
空「そうか?家では陸に優しく勉強教えてやったりしてるぞ?」

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拓巳「お前にデレはないじゃねーか。」
空「そんなはない!はずだ!多分。いやきっと。照れ屋さんなだけだ…よな?」
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泣きそうな空を見てかわいい顔もするんだなと思いつつ
拓巳「わかったわかった。俺が悪かった。お前はきっと愛されてるよ。」

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空「だろ?お前に言われると安心するな」
拓巳「あぁものすごく愛されてるさ」
と意味深な微笑みを浮かべると海の教室へ向かう拓巳だった。



つづく

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