天空海闊(てんくうかいかつ) -7ページ目

10-2 田村 拓巳

2年 田村 拓巳の場合

天空海闊(てんくうかいかつ)-takumi


拓巳「海っちいますか~~?あれ?このクラスじゃないんだっけ?」
海「目の前にいますけど。」


天空海闊(てんくうかいかつ)-10-08


拓巳「え?君、海っち?」
海「お久しぶりですね~。拓巳ヘンタ…センパイ」
拓巳「ちょ、お前今、ヘンタイって言おうとしただろ」
海「やだなぁちょっと言い間違えただけすよ~。拓巳ヘンタ、センパイ」
拓巳「間違いなく 間違えてないよな?」
海「うふふ」
拓巳「その性格はやっぱ海っちで間違いないな。
(海の肩をガクガクと揺さ振りながら)それにしても一体どうしたのよ~
その地味な格好~あんたはやればできる子のはずよっ」
海「お母さんか」


天空海闊(てんくうかいかつ)-10-09


拓巳「いや、マジでどうしたんだよ?」
海「目立たなくていいでしょ?拓巳ヘンタイも気付かなかったし」
拓巳「はっきりヘンタイ言ったな。」
海「それより、ヘンタイ。バスケ部でしょ?私をマネージャーに誘うのやめるよう言ってもらえません?」
拓巳「もう名前すらなしかよ。まぁ実は、俺も誘いにきたんだよね。」
海「私をマネージャーにしたいんじゃなくてお兄ちゃんを辞めさせたくないんでしょ?」
拓巳「正解!さっすが海っち。わかってるね。」
海「そうだ!もし、マネージャーに誘うのやめるように言ってもらえるんなら
お兄ちゃんの入浴シーンの写メ撮ってあげますけど~」


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食いつく拓巳「マジでっ!?」
海「交渉成立?」


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拓巳「うーーーん。でも空が辞めたら会える時間がその分減るしなぁ。
少し考える時間を…」
海「いいですよ。良い返事期待してますね~ た・く・みヘ・ン・タ・イ」
拓巳「ヘンタイはやめろって。海ちゃんにカミングアウトしなきゃよかったかな」

そう。
拓巳が、涼子の色気に惑わないのも


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女の子にキャーキャー言われる事に興味がないのも
彼の興味は空一色だからだ。
それでも
女子に素っ気無い態度を取る姿が
普通の女子にはクールでかっこいいと思われ
なんとなくその匂いを感じ取っている腐女子の方には
空との成り行きを暖かい目で見守られ


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これまたなんとなくその匂いを感じ取っている
男子からも熱い目線を送られ


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大モテだったりする拓巳でありました。


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