天空海闊(てんくうかいかつ) -5ページ目

12 部室にて

海に玉砕した拓巳が部室へ行くと
柊太が声をかけてきた。

柊太「おかえりなさい!どうでした?」
拓巳「いやぁダメだったよ。やっぱ海っちは手強いな。」
北斗「やっぱ拓巳でもダメだったんだ?やっぱ僕の魅力が弱いんじゃなくて彼女が強敵すぎなんだな。」
柊太「拓巳先輩と比べたら明らかに北斗先輩の魅力は弱いっすけどね。」
北斗「おまえなぁ~なんでそんなに僕に突っかかるの?実は僕の事好きなの?
嫌い嫌いも好きのうちってやつなんだろー?」
柊太「あ、それはないっす。生理的に嫌いってやつなんで。もう存在自体が許せないというか。」
北斗「キャ、キャプテーーーーー  ん?あれ?キャプテンいねーよ。」
柊太「あーあーもう誰も庇ってくれませんねぇ。」
北斗「がんばれ。俺。負けるな。俺。」
柊太「ホントしぶといですよね。がんばれ北斗。」
北斗「お前に言われたくねーよっ!」

拓巳「お前らホント仲良いよな。ま、俺と空程じゃないが。」
北斗「そこと比べんなよ。」
柊太「俺もそれに関しては北斗先輩に同意見っす!」
拓巳「そっか?喧嘩する程仲がいいってな。俺と空も出会ったばっかの頃は喧嘩ばっかりしてたけどな。」
北斗「いや。ないから。そっちはないから。それこそ生理的にないから。」
柊太「気持ち悪っ。俺もそれは絶対ないっす。」
北斗「気持ち悪いは言い過ぎだろぉ?」
柊太「これでも本当は おえっ まで言いたかったのを我慢したんっすよ?」
北斗「小学生かっ!」
柊太「ちょっ!拓巳先輩!そんな暖かい目で俺等を見ないで下さいっ!昔の自分達を見てるような
愛しい目で見ないで下さいよっ!」
北斗「そうだよ!ホラ、僕ら 見るからに犬猿の仲だろ?」
柊太「そうですよ!どう見たって北斗先輩が猿に見えるでしょ?」
北斗「お前が猿だろっ!」
拓巳「まぁまぁ。どっちも猿でいいじゃないか。」
北斗「お前が言うとなんかエロいんだよ…。」

そんな彼等を部員達が「あいつらまたやってるよ」
と呆れ顔で見ていると部室のドアが勢いよく開いた。


つづく



今日も読んだよ~の合図にポチっと下のバナーを
押してくれると嬉しいです!

にほんブログ村 学園漫画