学歴で死亡率が変わる?中卒は大卒の1.4倍死亡率が高いという調査結果が! | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

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中卒者の死亡率が大卒以上(短大、高専)の者の1.4倍高いという調査結果が発表されました。

高卒者は1.2倍。



これは先日、国立がん研究センターが発表したもので、日本人の教育歴ごとの死因別死亡率を推計した結果分かったことです。

結構衝撃的なニュースですが、
中卒だから死亡率が高い

という発表ではないことに注意が必要です。


中卒だけかかる病気とかはないので当然と言えば当然のことですが…


もし学歴で死亡率が高まるのなら、この前通信制大学を卒業するまでずっと中卒だった私は、大卒者になったことにより死亡率が減ることになります。

そんな非科学的なことはありません。



国立がん研究センターの発表をよく見てみると、どうやら教育歴が短い(いわゆる低学歴)方が喫煙率が上がる傾向にあるらしく、喫煙率が死亡率に大きく影響することが書いてあります。


2016 年の喫煙率(25-64 歳が対象)

男性 中卒 57.8% 大卒以上 27.8%

女性 中卒 34.7% 大卒以上 5.6%

※平成28年国民生活基礎調査より


少し前のデータですが、これをみるだけでも中卒者の喫煙率の異常な高さが分かります。


タバコは本当に良くないですね。 

私も数年前に禁煙しました。タバコ辞めて良かった禁煙



ちなみに死亡率には喫煙だけでなく、がん検診の受診率なども影響しているそうです。

教育歴による死亡率の格差が特に大きい死因は、脳血管疾患、肺がん、虚血性心疾患、胃がん等でした。


国民がん研究センターの発表内で興味深かった事がもう一つあります。

それが欧米の諸外国に比べると教育歴による死亡率の格差が少ないということです。


理由としてはこの国の衛生管理の厳しさ、社会的な安定、医療などのかかりやすさが関係しているのではないか?と考えられています。


「この国はもうダメだ。」「この国は終わってる。」

そんな風な声もSNS上で聞きますが、このデータを見るとそうとも言い切れません。


インパクトを重視して『中卒は早く死ぬ!!』という部分だけを書いたネットニュースもありましたが、しっかり調べると色々な事実が分かってくる調査結果発表でした。


国立がん研究センターの発表を直接読みたい方はこちら(外部リンクです) 



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