介護施設での生活を楽しむコツとは?介護福祉士が見つけたコツ | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

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高校中退後、ひきこもりを経験し20代後半で介護士になりました。老健に勤務。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

この記事を読んで頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことがモチベーションです照れ

 

 

介護施設での生活を楽しむコツ。

それは、ずばり『雰囲気を楽しむこと』です。

 

介護施設(老健)に勤めて7年以上が経ちますが、このコツを実践している利用者様としておられない利用者様では、生活の質(QOL)が大きく違うと感じます。

 

『雰囲気を楽しむ』とは何か?を説明する前に、まず介護施設での生活を楽しむとは何か?を簡単に説明します。

 

キレイな施設、ごはんが美味しい施設、リハビリに力を入れている施設などなど、介護施設と一口に言っても多種多様な施設があり、強みや売りも施設によって様々です。

 

インタビューのドット絵
 

入所する施設を選ぶ際は、それらの強みが決め手になるでしょう。

 

その選び方は間違いではありません。

ただ、どんな素晴らしいことも毎日続けば、何でもない日常になります。

 

これは良く言われることですが、介護施設においても例外ではありません。

 

では、生活を楽しむとは何でしょうか?

それは『日常の中でたまにあるイベントを楽しむこと』に他なりません。

 

いわゆるハレとケというやつで、楽しむ時は思いっきり楽しむことが重要です。

介護施設におけるイベントとは、レクリエーションです。

 

このレクリエーション、決められた予算(大体が少ない予算)で、高齢者の身体の安全を確保しつつ、介護士が少ない人員で…と色々な制限がつくことがほとんどです。

 
制限があるとどうなるか?
『〇〇っぽいイベント』しかできなくなります。
 
初詣を例に出すと、家で生活している時は
・自分が行きたいタイミングで
・自分が行きたい神社に
・自分が行きたい人と
初詣ができるでしょう。
 
鳥居のドット絵
 
対して施設で生活すると
・施設が決めたタイミングで
・施設指定の神社に
・施設の職員と
初詣をすることになります。
 
むしろ初詣に神社へ行けたら良い方で、施設職員が施設内に作った『なんちゃって神社』で初詣レクリエーションをする。
そんな施設もかなり多いのではないでしょうか?
 
初詣は初詣っぽいものへ
夏祭りは夏祭りっぽいものへ
クリスマスはクリスマスっぽいものへ…
 
ただし、私は『〇〇っぽいもの』が悪いとは思いません。
会社や法人など運営母体を問わず、組織には多くの制限がつきもので、その中で最大限の楽しみを利用者様に提供しようとした結果だからです。
 
この記事で言いたいのは、この『〇〇っぽいもの』を「子供だましだ」「下らない」と拒むか?
それとも「〇〇みたいで楽しいね」と雰囲気を楽しむか?
 
どちらを選択するかによって、施設生活を楽しめるかどうか変わりますよ。ということが言いたいわけです。
 
 
老健でも、特養でも、有料老人ホームでも、グループホームでも、どんな施設だろうとも自宅で生活していた頃に比べると、自由が効かなくなります。
自由度が高い施設でも、そこの利用料を払うことで金銭的な自由度は低くなります。
 
その自由が効かない状況の中で、楽しむ要素を見つけられる人が雰囲気を楽しめる人。
不自由な点ばかり嘆く人が「子供だまし」と拒む人です。
 
前者の利用者様の方が絶対に笑顔が多いです。
介護施設での生活を楽しむコツ『雰囲気を楽しむ』、自分が将来介護施設に入ることになった時に実践したいですね。
 
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