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はじめての方はこちらをご覧下さい。
介護歴8年以上…。
昔は介護士をやろうなんて考えていませんでしたし、自分に適性があるなんて思っていませんでした。
ただ、今思い返してみると「自分には介護士の適性があったんだな。」そう言えるようなエピソードがあります。
今回は「この経験がある人は介護士に向いている!」というエピソードを三つご紹介します。
全てのエピソードには共通点があるのですが、その共通点こそが介護士適性があるかどうかを測るポイントのひとつです。
良かったら皆さんも、共通点が何かを考えてみてください。
エピソード①休憩時間の話
バイトの休憩中、私はショッピングモールをうろうろしていました。
この日は他店舗へのヘルプ勤務で、昼飯を食べる店を探していたからです。
そうやって昼飯をどの店にしようか考えていると、一人のおじいちゃんが声をかけてきました。
内容は良く覚えていない程に他愛もない話だったのですが、何と1時間みっちり、休憩が終わるまでおじいちゃんは話し続けました。
エピソード②コンビニでの話
「ちょっとお菓子でも買おう。」
そう思ってコンビニでお菓子を探している時、あるおじいちゃんが話しかけてきました。
「〇〇って知っとるか?」(〇〇はその都市在住の作家さん)
「わし、〇〇の友達やねん。」
そんな良くある『有名人の知り合いマウント』を取ってきたおじいちゃんは、そこから30分私に話し続け、話しが終わると満足顔で去って行きました。
エピソード③電車での話
これもバイト時代の話ですが、バイト先の店舗で足りない食材を他店に借りに行った帰りの電車で、おじいちゃんに話しかけられました。
そして、その人が勤めている会社の話をバイト先の最寄り駅に着くまで話をしたおじいちゃん。
私が電車を下りる際に「困った事があったら、ここに連絡してきて。」と言って名刺をくれました。
エピソードは以上です。
三つのエピソードの共通点は分かりましたか?
共通点は『おじいちゃんに話しかけられること』ではありません。
一見高齢者から好かれることは、介護士の適性のひとつに見えますが、外見や表情など表面的に取り繕うことが幾らでもできるものなので、この部分だけで適性があるとは言えません。
ある共通点とは『自分から話を終わらせられない』ことです。
エピソード①では休憩時間の終わりによって
エピソード②ではおじいちゃん自身の満足によって
エピソード③では最寄り駅への到着によって
話が終わりました。
これだけ聞けばただの気弱エピソードですが、視点を変えれば介護士の適性を示すエピソードになります。
介護士の仕事はサボろうと思ったらサボれます。
利用者様(高齢者)との話を途中で切ったり、話を無視したりすればその分だけサボれるからです。
そして『話す時間』は一日のタイムテーブル、つまり『必ずやらないといけない業務』に入っていない施設が多いです。
しかし、この話す時間こそが重要。
話すことで利用者様との信頼関係を築き、利用者様の情報を収集し、状態を把握できます。
それをするために『やらないといけない業務』の合間を見つけ、隙間を作れる介護士こそが理想の介護士だと言えます。
何かがあるまでおじいちゃんの話を途中で切れない。ということは裏を返せば『何か=やらないといけないこと』があれば途中で終わらせられる。ということです。
そして時間ギリギリまで話を聞く姿勢は、介護士の理想の在り方に近いです。
つまり『人に話しかけられた時に自分から話を終わらせられない』ことは介護士の適性が高いことを示しています。
話の上手い終わらせ方や業務をこなす手順などは、働き出してからいくらでも身につくでしょう。
しかし、人の性格は中々変えられません。
気弱に思える性格は介護士向きの性格でした。
おじいちゃん、おばあちゃんから話しかけられた時に切り上げ時が分からない人、介護士をしてみませんか?
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