廊下を歩くスピードで優秀な介護士かどうか分かる? | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

高校中退、ひきこもり等を経験し20代後半で介護士になりました。老健に勤務。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

優れた介護士かどうかを

見分けるポイントは二つあります。

 

①廊下を歩くスピード

②音がした時のリアクション

この二つです。

 

 

優れた介護士というと、

色々なイメージが浮かびます。

 

ご利用者から好かれている人、

介助が正確で早い人、

認知症の対応が抜群に上手い人…

 

人によって優秀さを定義する、
尺度も条件も違うでしょう。
 
ただ、これらを突き詰めていくと、
介護士に求められる能力は、
ご利用者の安全を守ることと、
ご利用者個人を尊重することの
二つに集約されます。
 
どちらを一位とするかは、
状況によって異なりますが、
「生命、身体の安全を守ること」
つまり、リスクマネジメントは、
介護士にとって、一二を争う使命です。
 
その使命を全うできる人は、
優秀な介護士と言えます。
 
なぜ、冒頭であげた二つのポイント、
歩くスピードとリアクションで
優秀さが測れるのか?
ご説明します。
優秀な人のイメージ
①廊下を歩くスピード
 
リスクを予測できる介護士ほど、
歩くスピードは遅くなります。
 
これは、
死角からご利用者が出てきたり
廊下を歩いているご利用者が
急にふらついたりして、
介護士と衝突してしまうリスクを
予測しているからです。
 
なので、歩くスピードは徐行。
すぐ止まれる速度で歩きます。
 
死角がない場合や、
他に誰も歩いていない場合は別ですが、
早歩きの人は
リスク予測が甘い介護士です。

 

歩行スピードだけで判断するの?

 

そんな風に思う方も

おられるかもしれませんが、

一事が万事で、

本当にリスクの予測ができる人は、

いつ何時も対応を怠りません。

 

走るの禁止のイラスト

 

 

②音がした時のリアクション

 

より具体的に言うと、見るべきポイントは

『リビングでイスを動かす音がした時の動き』

です。

 

「ギーッ」という音がした時、

そちらの方向をすぐ向けるか?

これが重要です。

 

イスの音がしたということは、

誰かが立ち上がった可能性が高いので、

ご利用者の誰が立ったのか?

どんな体勢、周囲の環境か?

そこの確認をします。

 

転倒防止のリアクションです。

 

転倒リスクの全くない人でも、

状況によっては転倒されるので、

一瞥するくらいの確認は必要です。

 

他のご利用者の対応で、

視野が限定されることは多くあります。

しかし大抵の場合、

 

耳は全方向に聞こえています。

 

目の前のご利用者の対応に

集中していても、

危険に対するアンテナをしっかり張る。

リスクを減少できる介護士の特徴です。

 

 

聞き耳を立てる人のイラスト

 

 

これら二つの行動は、

施設介護士に限定されますが、

その目的である、常にリスクを予測し、

リスクに対するアンテナを張ることは、

介護業界に共通する、

優秀な介護士の必須条件です。

 

その条件を満たしてこそ、

リスクマネジメントができている。

そう言えるのではないでしょうか。

 

ただ、介護士の難しいところは、

ここまでできてやっと半分。

『ご利用者の安全を守ること』

これができている証明にはなっても、

『ご利用者個人を尊重すること』

この証明ができてやっと、

優秀という太鼓判か押されるという

ところです。

 

今回余り触れなかった、

個人の尊重については、

この記事をご覧下さい。

 

 

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