認知症ケアの強い味方!便利ツール | 老健介護士になったアラサー中卒ひきこもり(10年目)

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いじめ、高校中退、ひきこもり等を経験し介護士になりました。私の経験が誰かの役に立てばと思いブログをしております。

ブログに来て頂きありがとうございます。

皆様に読んで頂くことが、
私のモチベーションです照れ

 

 

認知症介護の強い味方、

最強のツールの『ひもときシート』

の紹介です。

 

ひもときシートとは、

認知症ケアの場でよく使われる

ツールのひとつで、

認知症介護研究・研修センターが

製作しました。

 

その目的は、介護者が

一人のご利用者と関わる中で感じる

困難、課題と思うことを、

ご利用者の視点で見つめ直し、

ご利用者の

『困りごと』を発見することです。

 

私も介護士として、

よく使用していました。

 

困りごとを解決してくれる万能ツール

ではなく、

困りごとを正確にとらえるツール

といった感じです。

 
ツールのイメージ
 

介護をしていると、

何か課題が見つかった時に、

経験や勘など自身の主観に

頼りがちになります。

 

そうやって主観から考え出された

課題の解決策は、

根本的な原因から離れ、

明後日の方向へ進んでしまい、

解決に至らない。

みたいなことがしばしば起こります。

 

いわば、

初めの一歩を踏み外した状態です。

 

ひもときシートを適切に使う事で、

この一歩を

しっかり踏み出すことができます。

 

ただし、注意したいのが、

大事なのは「シートを使う」こと

ではなく、

「シートの考え方を身に付ける」ことだ

という点です。

 

シートは3つのステップで進めます。

 

1つ目は

介護者が感じる課題を書き出す

『評価的理解』

 

2つ目は

多角的に課題を分析する

『分析的理解』

 

3つ目は

ご利用者本人の視点に立って

課題を考える

『共感的理解』です。

 
三のイラスト

 

使用時のポイントは

できるだけ具体的に書くこと。

 

そして

本人がどう思うか?どう考えるか?を、

たくさんの情報を集め、

他の職員や職種、ご家族と連携し、

できるだけ本人視点に近付けることです。

 

ここでシートを使った考え方と

使っていない考え方、

(介護者の主観的な考え方)

二つの違いを見ていきましょう。

 

施設にある利用者様、

B様が居られたとします。

 

このB様、

一日中フロア内を歩き回られる方で、

介護者としては

「一人歩き(徘徊)」が困りごとです。

 

B様は皆で歌を歌う時には

落ち着かれます。

 

介護者の主観的な考え方だと

 

歌うと落ち着く

→時間を持て余している

→やる事(ぬり絵など)を提供しよう

 

となりがちです。

 

しかし一人歩きは続きます。

 

ひもときシートの考え方だと

多角的に分析するために

他の情報も集めます。

 

例えばB様本人の

「家族が多く、にぎやかで楽しかった。」

という言葉。

 

ご家族の

「話し好きで、友達が多かった。」

という言葉。

 

そして、歌中だけではなく、

みんなでレクリエーションをしている時も

落ち着いているという事実。

 

これらの事を総合的に分析し、

ご利用者視点に立つと、

「施設で仲良しの人が居なくて寂しい。」

そんな、困りごとが浮かび上がります。

 

そこから、

B様に会うご利用者を選び、

その人の隣の席に移ってもらう。

といった解決案が導き出されます。

 

1週間後、席に座り、

隣のご利用者と仲良く話している

B様の姿が!

 
対面のイラスト

 

何てことも大いにあり得ます。

 

実際は、介護者の主観的な考え方でも

上手くいくことがありますし、

反対にひもときシートを使用しても、

中々解決しない。

なんてこともざらにあります。

 

ただ、シートの考え方を身に付ければ、

効果的な解決方法を

見つけやすくなりますよ。

ということです。

 

難点としては

作成に時間がかかるところでしょうか。

 

介護者の困りごとを正確に言葉にし、

困りごとを広い視野で多角的に分析し、

本人の立場になって考える。

そしてそこから有効な解決策を導き出す。

 

シートで課題を見つけ、

その後プランを立て、実行し、

結果を分析し、改善する。

シート利用は初めの一歩に過ぎませんが、

最初が肝心です。

 

ひもときシートは、

認知症ケアを向上する便利なツールです。

使ったことがない介護職員の方は、

ぜひ一度使ってみてください。

 

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サムネイル
 

駄文失礼致しました。

最後まで読んで頂きありがとうございました!