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この記事は介護施設の夜勤に興味がある方に向けて、私が経験した500回以上の夜勤からエピソードを紹介するシリーズの最終回です。
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【泣きっ面に蜂】
通常の夜勤では忙しいタイミングがあります。
●排泄介助(オムツ交換とトイレでの介助)
●巡視(見回り、利用者様の様子確認)
●起床介助(朝起きて頂く事で更衣等の介助)
以上の3つを行うタイミングで、この時間帯は分刻みのスケジュールです。
経験を積むと、どのタイミングで、誰が起きてきて、誰がどんな理由でナースコールを鳴らすのか、大体分かってきます。
認知症のある方でも行動パターンは決まってくるものです。
なので「この人がトイレに入っている間に、この部屋の巡視をする。」など、ある程度の見通しを立てつつ夜勤をこなせるようになります。
それでも起床介助はいつもギリギリです。
理由は2つ。
●できるだけ長く睡眠をとって頂くため
●介助量と介助の種類の多さ
利用者様の睡眠時間を考えると朝の4時とか5時に起床介助をするわけにもいかず、必然的に介助の開始時間から朝食までの時間が短くなるので、スケジュールはかなりタイトです。
それに起床介助はパジャマからの更衣、整容(顔ふき、ひげそり)、排泄介助、ベッドから車いすへの移動介助、朝のコーヒーや紅茶をお出しする…etc
何せやる事が非常に多いです。
利用者様の生活リズムや転倒のリスクなどを考えて、フロア内で、誰に、何時に起床介助を行うか、スケジュールが決まっています。
しかし、人を相手にしている仕事なので、日によっては予定外、予想外の事態が頻発します。
『泣きっ面に蜂』ということわざがありますが、まさにその通りで、何かアクシデントがあった時は別のアクシデントが続きがちです。
そんな日は自分のキャパオーバーで、一瞬頭が真っ白になる時や泣きそうになる時もありました。
便失禁が続く日、新しい利用者様が三人入られた日、認知症のある利用者様が落ち着かれない日、体調不良や転倒事故が多い日、今まで色々な夜勤を経験してきました。
早く業務を終わらせようとする程に介助が雑になり、利用者様にケガをさせるリスクが上がります。
キャパオーバーで泣きそうな気持ちでも、焦らず、急がず、『急がば回れ』の精神で、今やれることを冷静にこなしていくことが解決への一番の近道です。
そうして一日一日、夜勤をこなしていくうちに、やがては利用者様や職員から「この人が夜勤だったら大丈夫。」「この人の夜勤が良い。」そう言われるようになります。
私は現在、業務範囲の関係からほとんど夜勤に入ることはありませんが、夜勤で泣きそうになった日々は、介護士としての自分を鍛えてくれたかけがえのない日々だと思っています。
このシリーズが夜勤を始めたばかり、もしくは夜勤を始めようか迷っている介護士の方へ届き、少しでも参考になれば良いなと思います。
シリーズ全部見て下さった方も、一話でも見て下さった方も、ありがとうございました!
こちらは別のシリーズです





