この記事を見て頂きありがとうございます。
皆さまに読んで頂くことがモチベーションです(^^)
この記事は介護施設の夜勤に興味がある方に向けて、私が経験した500回以上の夜勤からエピソードを紹介するシリーズです。
シリーズ最初の記事はこちら
前の記事はこちらから
【夜遊び介護士】
介護施設で働いていると
『ぎっしり詰まったタイムスケジュール』
『生活の介助にかかる膨大な時間』
『予想外の出来事の頻発』
これらの事で日々忙殺されます。
すると、大事なことを忘れてしまいます。
今回はそれを思い出させてくれた特殊夜勤での話です。
私が夜勤中にパソコン業務をしている時、一人の利用者様が「お兄ちゃんオセロしよ。」そう声をかけて下さいました。
認知症が進んでいる女性の利用者様で、コーヒーをさっき飲んだことを忘れて「コーヒー無いよ、ちょうだい。」と言ってこられる感じの方です。
夜に目が覚めるとしばらくフロアを歩き回り、一通り回ってから再度寝る。
そんな生活リズムの方でもあります。
利用者様も寝られない、私も業務に一段落ついている。
タイミングも合ってその場でオセロが始まりました。
この方、オセロのルールは分かっておられるのですが、
どの駒を引っくり返したら良いか?
どこに置くと勝ちやすいのか?
この二点については介護士側のサポートが必要です。
サポートしつつ利用者様も私も楽しみながら、20分程オセロをしました。
特殊夜勤の主な役割は、各フロアの夜勤者を休憩に出すことと、救急車が必要などの緊急時対応をすることです。
ある程度、経験を積んだフロア職員が交代で特殊夜勤を担います。
この日はたまたま私の番でした。
その一週間ほど後、特殊夜勤に入った際にこの利用者様と再び会いました。
私の顔を見ると一言。
「また、オセロしようなー。」
特殊夜勤の業務ですが、実は大半は暇です。
いつ特殊夜勤が抜けても大丈夫なように割り振られる日常業務は少なめにしています。
※それでもフロアの夜勤者からすれば、居ないとしんどいです
それに緊急事態は1年のうち300日以上は起こりません。
では、暇な時間は何をしているのかと言うと、日中は忙しくて出来ない分、大半の職員がしているのはパソコン業務です。
しかし、パソコン業務よりも利用者様との関わりの方が大事です。
認知症のある人は最近のことを覚えるのが難しいのですが、その記憶が感情に紐づいていると覚えやすくなると言います。
今回は遊びの中で「楽しい」という感情になり覚えていて下さったのでしょう。
覚えてくれていて嬉しい気持ちと、日々忙殺されていても利用者様が楽しめるように話したり、遊んだりすることはとても大事だから何とかやりたいという気持ちになりました。
忙しさで忘れかけていた思い『利用者様に生活を楽しんで頂きたい』それを思い出させてくれた夜勤でした。
続きはこちら





