ニートには介護職がおすすめ!は本当なのか? | 中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

中卒ひきこもりニートから始める介護士(10年目)

高校中退後、ひきこもりを経験し20代後半で介護士になりました。老健に勤務。
私の経験を誰かの役に立てたいという自己満足でブログをしております。
(介護福祉士・一児の父)

この記事を見て頂きありがとうございます。

皆さまに読んで頂くことがモチベーションです(^^)

 

 

資格も経歴も問われない、人手不足だし、人のためになる。

 

ニートの方には介護職がおすすめ!という記事を見かけることがあります。

 

こういう、〇〇な人には〇〇の仕事が向いている。

みたいな記事を見て思ったことはありませんか?

「…いや!人によるやろ!!」

 

 

驚愕の顔のドット絵

 

 

ひとつの境遇の人をまとめて、同じ個性みたいにして結論を出すのは強引で無理があります。

 

しかし、元ニート(そしてひきこもり)で現役介護士(介護歴7年以上)の私だから分かることがあります。

 

それは、「介護に関してはあながち嘘じゃない」ということです。

 

冒頭で書いたように介護業界の間口は広いです。

そしてこの業界の懐はかなり深く、本当に色々な人が介護士を続けています。

 

今回は「こういう人でも介護士として続けられる」という人を紹介していきます。

 

ニートの方で介護士に興味がある方も、ただ単に興味がある方もぜひご覧ください。

 

ちなみに、続く続かない以前の「こういう人は介護士をできない」という人はコチラの記事 で紹介しています。

 

 

会社の待遇や本人のやる気、周りの環境次第で大いに左右されるところですので、あくまでも「こういうタイプの人でも続きやすいんだな」みたいな気持ちで見ていただけると助かります。

 

 

 

 

今回ご紹介するのはこの7つのタイプの人です。

 

①臆病な人

②生活リズムが作れない人

③プライベート重視の人

④話下手な人

⑤物覚えが良くない人

⑥上手く感情のコントロールができない人

⑦飽きっぽい人

 

では詳しく見て行きましょう。

 

 

①臆病な人

 

臆病というのは、色々なケースを想定できるということでもあり、つまりはリスクマネジメントができる人。

 そういうタイプとも言えます。

 

主任や副主任などの役職者はどこか臆病な部分を持っている人が多いです。

 

他人の顔色を伺うから利用者様や同僚の気持ちも分かりやすいです。

 むしろ出世に必要な能力と言えるでしょう。

 

 

②生活リズムが作れない人

 

施設介護に限定されますが、24時間年中無休で稼働しているため介護士の勤務形態も様々です。

 

規則正しいリズムを作ることよりも、「今日はこの時間に起きる」その一点が重要になります。

 

日によって勤務時間が変わるため、ある意味生活リズムが作れない人の方が向いているのかもしれません。

 
睡眠のドット絵
 

③プライベート重視の人

 

介護は接客業とも言えますし、人の命を預かる仕事とも言えます。

 

認知症の方にイライラしても笑顔を作る必要があったりもします。

 

自分の行為一つで利用者様にケガをさせたり、能力低下に繋がったりもするのです。

 

つまりストレスが溜まりやすい仕事です。

 

自分の心を保つために大事なのが、「仕事とプライベートを分けて考える」こと。

 プライベート重視の人ほどしっかりできるでしょう。

 

 

 

④話下手な人

 

利用者様は長年生きて来られた方たちです。

 

天気の話でも、職員自身の話でも温かく受け止め、大概のことは話を広げてくださいます。

 

世間知や思いやりのある方が多いです。

だから話が下手でも大丈夫です。

 

ある程度関係性ができてきたら、自然に話せるようになります。

 

これは私の経験則なのですが、人と話す仕事をしている介護士でも仕事以外は寡黙というタイプも結構います。

 

 

寡黙な人のイメージ画像

 

 

⑤物覚えが良くない人

 

このタイプの人にまず言いたいのが、自覚している時点で大丈夫ということです。

 

対人間、それも複数の人間の生活に関する仕事なので、当然情報量が多く、メモなしで覚えられる人はほぼいません。

 

メモを取る→見返す

この作業をしていれば何の問題もなく働けます。

 

しっかりメモを見てくれている分「忘れていないだろう」という安心感さえ抱きます。

 

 

 

⑥上手く感情のコントロールができない人

 

先程「プライベート重視な人」の項目でも言いましたが、全ての職員が多かれ少なかれストレスを溜めつつ働いています。

 

イライラするのは感情のコントロールができない人だけではありません。

 だからこそ安心してください。

 

イライラを出さないための方法を先輩職員たちが知っています。

 

アンガーマネジメントだったり、認知症のある利用者様との接し方だったり、この業界には色々なノウハウがあります。

 

介護をすればする程感情のコントロール技術が身につくでしょう。

 

 

 

 

⑦飽きっぽい人

 

こういう人こそ介護が向いていると、私は思います。

 

介護は一日の生活をお手伝いする仕事なので、ルーティンになりがち。

 

そういうイメージを持っている人もいますが、何せ対人間の仕事なので色々なことがあります。

 利用者様のその時の気分や体調によって大きく変わるのです。

 

特に老健(介護老人保健施設)は利用者様の入れ替わりが激しいので、同じ日なんてありません。

 

例え仕事を分かったつもりでいても、認知症のある利用者様のことを完全に理解することさえできないのです。

 奥が深い仕事といえます。

 

 

おすすめのドット文字

 

 

他にも傷つきやすい人や、融通が利かない人、優柔不断な人…色々なタイプの人が働いています。

 

余程のブラック企業でない限り、一年ほど懸命に働いていれば大体の職場で認めてくれるものです。

 

給料が安かったり、腰痛になりやすかったりとデメリットも色々ありますが、採用されやすく続けやすいのもまた事実。

 

介護士に興味があるニートの方。

もし居られたら、一緒にこの業界で働いてみませんか?

 

 

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駄文失礼しました。
最後まで読んで頂きありがとうございます(^_^)