放送作家集団『ストレンジャー』ブログ by ウノプロダクション -184ページ目

#90 『雨泥棒』

ちょっと前の話。

会議終わりに近所に住んでいる友達と中華料理屋へ。

そこはいわゆる普通の中華料理屋でテーブル席と
カウンター席がいくつかある小さなお店です。

 

端っこのテーブル席に座り、しばらくすると
隣の席へおばさん2人(推定50)と恐らくそのどちらかの息子

(推定中学生)の三人組がやってきました。

 

自分らが注文した料理を食べながら
うだうだとくだらない話をしていると、

隣の席では「近所の誰々の話」だの「政治の話」
だのしていて、中学生の息子は退屈そうにしています。

 

そんな光景を何気なく横目で見ながら、
こちらも特に話すことが無くなり
僕がその友達に貸しているゲームの話をしました。
ちなみにそのゲームはアクションゲームで自分には
難し過ぎてすぐ諦めたゲームなので、
時間を持て余す友達がコツコツ進めていく話を聞くのが
ちょっとした楽しみになっていました。

 

自分「ゲームどこまでクリアした?」 
友達「最後のステージまで行ったよ」

自分「最後のステージどんな感じ?」 
友達「なんかねー、雨がザーザー降って」

 

と話しているその時!隣のテーブルのおばさんコンビが

 

「今日は寒いわねぇ」「明日は雨が降るみたいよ」
「○○ではもう雨が降っている」
と、雨の話を被せてくるではありませんか。

その後もバンバン「雨」を使ってきます。

 

その瞬間に目を合わせる自分と友達

 

友達も負けてたまるかと、
「この雨のステージがね」と話を続けるものの

完全に自分の頭の中でDJプレイみたいになってて笑いが止まりません。

そこからの友達はおばさん達に降伏して、
「雨」がNGワードになってしまい
おばさん達より先にしていたゲームの話がしづらそうで、
その状況がツボにハマった自分は笑いを堪えるのが大変でした。

 

そして隣のテーブルの恐らく中学生の息子は、
自分のテーブルの政治の話より隣のゲームの話を聞いていたらしく
恥ずかしそうにチラチラとこっちを見ていました。笑

 

そんな小話。

 

放送作家 マーク若葉

ウノプロダクション株式会社
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放送作家育成プロジェクト2008~2015(事務所&全実践)
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#88 『雑学王女 其の九 書類に書く文字』

履歴書を書く機会はありますか?

必ずと言っていいほど、年齢を書く欄がありますね。

履歴書以外にも、申込書類や役所に提出する書類など、
年齢の記載を必要とするものがあるかもしれません。

今日は、その際によく見る「歳」の字についてお話しいたします。

 

年齢を書く時に使われる文字に「歳」と「才」があります。

正式な書面などでは「歳」の字が使われており、
齢の記載が必要な書類に「才」の字は見られません。

ここで、雑学!

では、「才」の字が存在する理由とは何でしょうか?

 

答えは、代用字です。

 

「才」は「歳」を習っていない小学生の為の代用字なのです。

小学校に上がると、書く機会が増えるのが名前。

そして、名前に続いて欠かせない年齢を記す手段として、
字画の多い「歳」ではなく「才」の字が使われています。
これなら小学生でもすんなり書けそうですね。

つーか、大人でもすんなり書きたいんですけども。

 

雑学王ならぬ雑学王女


放送作家 倉庫千咲

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#87 『普通じゃないもの 10』

ゲームに欠かせないもの、それは魅力あふれるキャラクターたち。

 

ポケモンしかり、マリオしかり…。

世界的に人気となったゲームには、印象的なキャラが目白押し。

ゲームの歴史とは、まさにそんなキャラクターたちの歴史でもあるのです。

 

そんなゲーム史にあって、
「これはちょっと…」といったキャラもいたりします。

それが…。


「カルノフ」 1987年

 

このゲームの主人公、それは「中年の太ったおっさん」。

往年のレスラー、アブドーラ・ザ・ブッチャー
を彷彿とさせる姿をした、このカルノフさん。

(おそらく年上っぽいので、おいそれと呼び捨てにできません…)

 

なんと彼の役どころは、「神の使い」。

 

人間だったころのカルノフさんは、、悪行三昧で過ごしていたそうです。

それを見かねた神様に罰を与えられ、
神の使いとして転生させられた、というのです。

彼に与えられた使命とは、
王国を侵略しにやってきた魔物軍団を蹴散らすこと。

 

まさに、カルノフさんにピッタリの役回りですね。

ゲームを進めるにつれ、カルノフさんは様々な能力を手に入れ、

その魅力を研ぎ澄ましていきます。

 

移動速度やジャンプ力がアップする靴を手に入れたり、

いつでもどこでも「はしご」が出せるようになったり、

また、背中から羽根が生え、空を飛ぶことだってできるようになります。

 

ゲーム自体は凄く面白いので是非プレイしてほしいわけですが、

とはいえ、中年のおっさんですよ。

おっさんの背中から羽根が映えた姿を誰が見たいと思うでしょうか。

 

しかし、何が起こるかわからないのが世の常。

世界を席巻したゲームが、ポケモンではなく、カルノフさん…

そんな世の中になっていた可能性もあるのです。

 

想像してみてください。

子供たちのTシャツに描かれたキャラクターが、
ピカチュウではなくカルノフさんだったら…。

ピカチュウの可愛らしい「ピカチュウ~」という鳴き声が、
野太い「カルノフ~」だったら…。

 

放送作家 栗子じょん

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