九州地方は大雨で大変な目に合っていますが、当地では梅雨があけていないのにあまり雨が降らず、強い日差しのため屋外にいるのがためらわれるほどです。

 鉢植えの水やりは欠かしませんでしたが、地植えの庭木は10年以上たっているのであまり水やりをしなかったせいか、ヤマモモと3本のアセビが水切れで葉色が変わってしまいました。

 

 とくにヤマモモはひどく、新しい葉の3割くらいが黒変しました。なにかの病気かと思って調べてみたのですが、水切れではないかということで、毎日水やりをはじめました。上の写真は水やりを始めて3日くらいたってから撮ったもので。黒い部分は茶色になりましたが、新しい葉の被害拡大は防げたようです。ただ、古い葉の傷んだものは次々と落葉してますが。

 樹の全体を見ると傷んだ葉がもとに戻ることはないようですが、新しい葉が次々と出てきてなんとかカバーしているようです。

 

 アセビは庭のあちこちに植えてあるのですが、3本は根元に陽ざしがはいるせいか、葉色が黄色のままで、新芽の芽吹きが遅れています。他のアセビはとっくに新らしい葉が展張し、ピンク色の新しい葉が緑色に変っているんですが。

 

 状態の良いアセビの様子

 

 水切れのためか葉色が黄色のままで新しい葉の出るのが遅れているアセビ

 

 弱ったアセビについても毎日1回の水やりを始めたのですが、新芽の展張は遅く、また葉色も黄色のままで目立った改善は見られません。陽当たりの強すぎる場所のアセビの葉色は黄色のままなのかもしれませんが、よく見てなかったせいか覚えていません。

 

 今年の6月、7月は植物の生育には適さない時期なのかもしれませんが、黒薔薇の新苗を買ってしまいました。前から黒い花が欲しかったのですが、庭が狭くて植えるところがないので、鉢植えできるミニ薔薇のブラックジェードという品種にしました。

 届いたものは意外に大きくなったもので、小さな蕾もついていました。

 

 鉢替えした直後のミニ薔薇、ブラックジェード

 

 よく見ると小さな蕾が、...

 

 今は、背丈が40cmくらいになり蕾も4つついています

 

 新苗と一緒に送られてきた注意書きによると「新苗の花を咲かせてはいけません、蕾は切り取ってください」とのことですが、ついつい遅れてしまいました。

 ひとつだけ蕾を残し、ちょっとだけ咲かせて花色を見てからすぐ切ろうかなと思っています。

 

 枯れる前にひと花咲かせるとか、挿し木して根付いたばかりのヤシオつつじが1輪花を咲かせて枯れてしまったとか、花を咲かせるのはその草木にとっては大変な負担なんでしょうから蕾を取ってやるのが愛情なんでしょうね。

 まだ梅雨はあけてないそうですが、ここ数日大変暑かったので門冠りにしている槙の剪定をしました。5月頃アブラムシが数回大発生したので、早く剪定して風通しを良くせねばと思っていたのですが遅れてしまいました。

 アブラムシが発生すると彼らが出す蜜(樹液?)と土埃で葉が真っ黒に汚れてしまうのですが、まだ梅雨の期間が残っているようなので雨で少しは洗い流されるのではないかと期待しています。

 

 剪定前の様子

 

 駐車場に車があると横に張り出した部分は剪定できないので、最初に幹に近い方だけ剪定しました。(下の写真の左の方)

 

 

 10年以上前に縦冠部分の高さを1mくらい切り詰めて作業しやすくしたので、脚立の最上段に登れば何とか樹冠の剪定はできます。近頃バランスを保つ運動神経が落ちているので用心に用心を重ねて作業しました。

 

 張り出し部分の剪定

 

 張り出し部分はもっと剪定したいのですが、緑色の軸部分を少しは残さないと芽吹かないのでこれが限度でした。こまめに早め早めの剪定をしておけば良かったんですが。

 

 剪定終了時の道路側から見た様子

 

 ついでに槙の根元付近の樹(ハナミズキ、どうだん、あせび、つつじ等)も剪定しました。

 

 101Dシングルアンプには、新品のCOSMOS製100KΩ 2連ボリュームを使用していたのですが、長期保管中に摺動面がさびてしまったのか音量調整が不安定になっていました。調整位置によっては、詰まったような音になることもありました。

 他に真空管ソケットの接触不良も起きるのでソケットの交換も必要なのですが、新たに穴あけをしなければならない大ごとになるので、とりあえずボリュームの交換だけにしました。

 

 手持ちに適当なものがなかったので、下の写真のような、Alpsの電動ボリューム100KΩ(B)2連に交換しました。端子がICピッチになっているのでハンダ付けが難しいためカットしたユニバーサル基板をつけて端子間隔を2倍に広げています。

 

 

 交換作業は思ったより簡単に終わり、音量調整が不安定になる不具合を解決することができました。

 

 ボリューム交換後のシャーシ内の様子、写真右下の電動ボリュームのモーターが結構大きくて深さ5cmのシャーシにぎりぎり入っている状態です。

 

 取り外したCOSMOS製のボリューム、Dカーブ100KΩ2連

 

 取り外したボリュームをテスターでチェックしてみましたが、回転角と抵抗値の変化が全く不規則で、これでは到底使い物にならないと改めて確認しました。

 未使用新品だったので、事前にチェックしなかったのが仇となりました。

 梅雨に入ってしまいましたが、柘植の垣根の剪定をしました。

 

 剪定前の様子、裾が道路側にはみ出している

 

 とりあえず裾を道路の線に合わせました、上面と側面の腹部分はでこぼこです。

 

 側面の刈込をしたところ、上面は右がだいぶ高くなっています。

脚立など使わなくても剪定できるよう、上面は目の高さ以下、上面奥行き(巾)は30cm以下にするようにしていたのですが、樹勢の違いで右が高くなってしまいました。ツゲにも微妙な品種の違いがありますので。

 

 上面の刈込が終わったところ

 

 ひととおり終わって横から見た所です。

 真横から見ると左右の高さは揃っています。

 

 植木ばさみで一枝、一枝伐るので時間がかかってしまいました。また、途中で雨に降られたり、熱中症になりかけたりしたので、まる3日も使うことになりました。

プロなら半日もかからないと思います。

 

 ギボウシが咲きました。TVで紹介していましたが、酢味噌で食べられことを初めて知りました。まだ試していませんが。

 

 槙の横枝に支柱を2本入れているのですが、30年以上たって一本が腐ってしまったので、交換しました。手前の新しい丸太です。

 

 丸太の右端は、もと藤棚を利用して止めています。もと藤棚は今では美男カズラとテッセン(風車)が使っています。薄桃色の藤でしたが十年ほどで葉ばかり茂り花が咲かなくなったので伐ってしまいました。数少ない失敗作の一つです。

 今日は一日雨模様で、庭に出られません。そこで梅雨入り前の庭の様子を記録することにしました。

 

1.庭木の剪定

 まだ新葉が出たばかりで早いとは思いましたが、風通しが悪くなったり、庭木が互いに喧嘩したりするので、一部剪定しました。

 

a.モチの木

 脚立やベランダの庇の上から伐らねばならないので一番大変です。脚立がはいるように、まず周りの樹も整理しますし手間もかかります。

 

 高所作業に危険を感じるようになった数年前に、高さを1mほど詰めたので、下の写真のように樹形全体のバランスが悪くなっています。モチの木の左側にあるハゼノキの方がもっと高さはあるのですが、紅葉が終わった後に枝の根元から伐るので危険は感じません。

 

b.ヤマモモと夏ツバキ

 ヤマモモに葉巻虫がつき始めたので、かなり深く剪定しました。そのせいか例年実を見たことがありません。

 

c.どうだんとキャラ

 隣家にはみ出すので剪定しました

 

d.金木犀、どうだん、椿、山茶花、糸ヒバ

 糸ヒバは去年剪定しなかったので大量に葉が出ました。他の樹も含め剪定から出た不要な葉は刻んでマルチングとして根元に撒いてますが、これに結構時間をとられます。

 

e.どうだん、柘植

 やはり隣家との境にあるので優先して剪定しました。

 

e.椿、木蓮、つるばら 

 木蓮は今の時期の剪定なら来春花が咲くと信じて・・・、今年の春は4~5輪しか咲きませんでした。去年は剪定が遅すぎたか、強剪定しすぎでした。

 ついでにアーチのつるばら(サマーワイン)も剪定、花が終わった後の新梢が50cm以上伸びたので。

 

2.剪定の合間に見つけた花

 

 アッツ桜

 

 ミニバラ

 

 芍薬

 最近、テニスをした夜に足が攣ることがあり痛くてたまらない時は、漢方薬(芍薬甘草湯)を飲みます。芍薬(たぶん根が)が薬になるとは思ってもみませんでした。

 昔の人は偉い!

 

 つつじ

 

 黒花テッセン

 

 鉢植えのテッセン

 

 

 あやめ

 

 

 泡盛ショウマ(アスチルベ)

 

 メドウセージ

 

 つつじ、いつもは車の陰で見えないのですがこんな花が咲いていたとは

 

 ビヨウヤナギ

 

 金糸梅とアサガオ