明けましておめでとうございます。

 新年早々から能登、羽田で思いもかけないことが起きてしまって年明けのご挨拶も心苦しいところですがお許し下さい。

 

 新年になってもミニ黒バラは咲いてます

 

 山茶花、椿の他に花がなく淋しいので、玄関先にミニシクラメンを置いてます

 

 昨年末にハゼノキを根元から伐りました。隣家に紅葉がたくさん落ちてご迷惑になるので、可哀そうでしたが。

 

 伐採前の様子

 

 伐採後の様子、やっぱりちょっと寂しいけど仕方ありません

 

 最初、剪定鋸で切れる太さのところまで伐って

 

 地際の太いところは、剪定鋸と鑿を使って時間をかけて伐りました

 

 最後に伐った幹部分、他の幹や枝はすでに処分済みですが、葉は貯蔵してます。

細かく裁断してあちこちの根元にマルチングとして敷きます。お陰でミミズが増え土を耕してくれます。

 

 今年もよろしくお願いいたします。

 現用のレコードプレーヤはVictorのQL-Y44Fというダイレクトドライブ、フルオートのものです。

 

 Victor QL-Y44Fプレーヤ、MCカートリッジ MC-100ⅡEBがついていた

 

 30年ほど前まではベルトドライブのプレーヤを使っていたのですが、ドライブベルト(ゴム製?)が劣化したためダイレクトドライブが良いと交換したものです。

 しかし使っているうちにいくつかの問題が発生しました。

 

1.MCカートリッジだったので出力電圧が小さく(0.3mV)アンプの音量ボリューム

 をかなりあげないといけない。

  この問題ははじめMC用昇圧トランスを作って対処し、その後MCアンプを持って

 いるYAMAHA CA-R11(トランジスタアンプ)を使うことで対応しました。

 

2.ストレートアームでかつカートリッジの端子がADC仕様という特殊なものだった

 ので、今まで持っていた汎用カートリッジが使用できない。

 

 そこで今回お手頃価格で見つけたストレートアーム・ADC端子仕様のヘッドシェルを購入しました。

 

 最初に、ストレートアームにきちんとセットできるか確認しました

 

 左から、汎用シェルに取り付けたGraceカートリッジ、中がプレーヤについていたADC仕様のシェルとMC-100ⅡEBカートリッジ、右が今回購入したADC仕様ヘッドシェル

 

 早速このヘッドシェルに殆ど未使用のMMカートリッジ SHURE M44GX を取り付けてみました。シェルには赤(R+)、緑(R-)、白(L+)、青(L-)のリードワイヤがついているので簡単にできました。ただ、M44GXはかなり高さがあるのでシェルへの取付ねじの長さには注意しました。あまり長いとレコード針より下にねじの端が出てしまいレコード面に当たりそうなので。

 

 

 取り付けたところ(針面側)

 取り付けたところ(背面側)

 

 できあがったMMカートリッジ+シェルは、従来のMCカートリッジより少し重くなった感じはしましたが、針圧調整、インサイドフォースキャンセラ調整そのままで

レコード試聴してみましたが、針飛び、スケーティングもなく正常に再生できました。

 

  SHUREカートリッジ試聴中

 

 CA-R11アンプのPHONOセレクタは、PHONO1 47KΩにしました、最初聴いた感じで負荷47KΩがいいなと設定して、後でSHUREの説明書を確認したら最適負荷は47KΩでした。意外に耳って良いんだと納得。

 

 

 これで、MCカートリッジの針寿命にびくびくしないで存分に使えることになりました。MC-100ⅡEBの針は交換可能ですが、なかなか入手困難ですし高価なので。

 また、MMカートリッジの出力は大きいので(SHURE M44GXの出力は6mVでMCカートリッジの20倍)、今まで使えなかった真空管プリアンプのイコライザーも使えるようになります。したがってオール真空管システムでアナログ音源再生が可能になりそうです。

 12月中旬になり紅葉、落葉も7割がた終わりましたが、いくつか紅葉が残っています。

 

 糸もみじの紅葉、細い糸のような本来の葉は茶色になって落ちてしまいましたが、変わり葉が紅葉して残っています

 

 赤ヤシオつつじの紅葉

 

 

 12月8日に、長い間 蕾のままでいたミニ黒薔薇(ブラックジェード)が少し開き始めました

 

 

 12月14日にはすっかり開花し、黄色の雌蕊が見えるようになりました。 ひいき目でしょうか、夏の花より黒みが勝っているように見えます。写真に撮ると赤色ですが。

 インターネット情報によると、黒薔薇は秋の花の方が花弁の糸状の溝が深くなるので、その陰の影響で黒っぽく見えるそうです。

 

 侘助が例年より一ヶ月ほど早く咲き始めました。大きく開いた花は、鳥が来て食べてしまいます。今年は植えていませんが冬に咲く三色すみれもよく食べられています。

 

 まだたくさん蕾があるので、まだまだ期待できます

 

 庭の花ではありませんが、公民館であったお祭りの抽選で当たった(6等)ミニシクラメンがきれいなので写真に撮りました。

 

 シクラメンで思い出しましたが、ヨルダンの砂漠に咲いていた野生のシクラメン。

大きな石の傍は保水が良いので植物が生えていました。

 

(12月16日 追加)

 朝早くまだ薄暗いうちにブラックジェードを見たら、かなり黒っぽかったので写真に撮ってみました。写真に撮った結果はあまり黒く写っていませんでした。

 周りが薄暗かったので、カメラがシャッタースピードを自動調整して明るく撮影してしまったのかもしれません。

 

 

 シャーシ加工が何とか終わりました。実は、SPターミナルの位置決めに失敗していたのがわかりその位置変更が残っています。

 廃シャーシの既存の穴をどう活用するか、いかに隠すかがポイントだったんですが、SPターミナルは既存の穴の活用に眼が行ってしまって失敗しました。

 逆に余分な無駄穴を2つも開けてしまいました。

 

 加工が終わった状態。右側板にある不要な穴はアルミ板でカバーしました。

 

 トランス類、電解コンデンサ以外の小物部品を取り付けてみて問題ないか確認

 

 小物部品を取り付けてみて、メーターの間にあるアッテネータの取り付けが大変であることがわかり、先にベークライト板を取り付け、後からアッテネータをこのベーク板に取り付けられるように、穴を修正加工しました。

 

 トランス類、電解コンデンサを仮置きして穴位置を確認

 

 この時点で、SPターミナルと出力トランス巻線部がぶつかることがわかりました。上の写真は、SPターミナルをはずしてトランスを置いてみたところです。

 SPターミナルは向こう側の側板につけることにしました。(未着手)

 

 

 上記失敗に鑑み、シャーシ内に取り付ける予定のヒータートランスも置いてみて問題ないことを確認しました。

 小物部品を仮付けしたシャーシ内の様子、SP端子は外してあります。

 シャーシ加工に入る前に、小物部品の配置を決めるために例のとおり実体配線図を作成しました。

 

 参考にした回路は次のとおりです。

 

 アンプ部:hirochan-ampさんの2A3回路図集から抜粋

 

 電源部:Lux KMQ8の電源部抜粋(同じトランスとチョークコイルを使うので)

 

 12AX7パラで出力管を励振する回路は、今までたくさん作って実績があるのと部品点数が少ないのでまた採用しました。104Dアンプ、101Dアンプ、46アンプ、1626アンプすべて12AX7パラ ドライブでした。

 

 出来上がった実体配線図は次のものです。回路定数は参考回路のものをそのまま使っていますが、既存部品の関係と調整作業で少々変わると考えています。またVp、Ip監視メーターの配線は省略しています。

 

  2A3シングルアンプ実体配線図(12月1日更新)

 

 倍電圧整流には2個の独立したコンデンサが必要なのですが、設置場所がないため

390μ(200V)の小型コンデンサ2個を接着してシャーシ内に入れることにしました。

 

 配置を決めるためにサイズ確認しようと道具箱を探して小物部品を集めました

 真空管ソケット、アッテネータ、琺瑯抵抗、スピーカターミナルなど

 

 シャーシ加工に入る前に、前から欲しかったドリルスタンドを入手してしまいました。ほんとはボール盤が良かったのですがちょっと大きすぎるのと高価だったのでドリルスタンドにしました。

 リョウビと合併する前の「東和」で1960年代に家庭工作向けに作られたのもののようです。作りが頑丈なのと専用バイスがついているのが決め手になりました。

 シャーシを左手で押さえながら、右手に持ったドリルを操作するのは大変だったので、シャーシ加工の予定はあまり残ってないのですがつい買ってしまいました。

 

 小物はバイスで挟んで位置決めをし、ハンドルを押し下げるだけで垂直に穴あけできます。シャーシの場合はバイスをはずした平らな面にシャーシを置き、左手で押さえて右手でハンドルを押し下げる形になりそうです。